★就職活動に必死な学生に言いたいこと★
(直接言う機会がないし、言えるような身分でもないので、記事として残しておきます(^_^;))
大学卒業したら４年間勉強したいっぱしの専門家のつもりかもしれないけれど、２年は教養的な勉強で、残り２年も…長い休みや休講(サボりも含めて)で、実質１年くらいしか専門の勉強はしていない計算になる。さらにその１年間も、就職活動や他のこともしているので、実質、大卒で持っている専門知識は、社会人が真剣に勉強して３～４ヶ月程度のものでしょう。
スタートラインとしては、大学卒だからと言ってそれほど先を行ってるわけじゃない。ただ、基礎的な勉強を沢山してきたと言うのは強みであり取り柄だと思う。基礎的な勉強をしっかりしていると言うことは、スポーツで言えば基礎体力があると言うことなので、本気で取り組めば成長スピードが大きいはず。それが、大卒の価値だと思う。
もし、大学４年間、遊んでいただけで基礎的な勉強をしてこなかったと自覚するなら、あなたは何者でもない。初心にかえって何でも吸収しようと言う謙虚な気持ちがなければ、社会に出たら使い物にならないってことをキモに銘じて、残りの学生生活をどう過ごしたら良いか考えて下さい。
★★★★★★★★★★
これは、私が現場で常々感じていることだけど、最近、故本田宗一郎氏が似たようなことを言われている本を読んで驚いた(@_@)
｢俺の考え/本田宗一郎(新潮文庫)｣
いつの時代も根本は変わらないんですね。