エッセイ大賞 | さこのブログ☆半分本気、半分冗談

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このブログ始めた当時はアラフォーでしたが、今はアラ還です!
しばらく中断していましたが、再開しました。トレーニングのこと、相変わらず、雑感、仕事や家族のことなど、等身大のブログ。
よろしくです✌

「優秀エッセイbest5を発表します。○×君」


息子の名前が呼ばれた瞬間クラス中で


「ウソだろ」「マジかよ」


的なざわめきが起こったそうだ。



そりゃそうだ。字はミミズが這ったように下手くそ、国語は赤点。普通は隠すものなのに息子は皆に見せるから、赤点野郎として有名だ。モノまねが異常にうまい(アスペルガーならではの病的な観察力ガーン)のでメドレーで先生のまねをやって友達の笑いを取る。しかも下ネタが冴えている…要するにアホキャラとして定着している。



実は、そんな無茶苦茶なやつ(親が言うのもなんだけどガーン)だけど、不思議なことに文章はまともだ。文章トレーニングは一切したことがない。しかし息子の文章は飾り気のないストレートな文体で、言いたいことがよく伝わる。800字以内と言う指定があると、書き直し無しでスラすらと原稿用紙を埋める。逆に親から見ると、国語が赤点の理由が分からない。




息子のエッセイに目を通した。エッセイはうつ病の体験談から始まった。うつ病に対する誤解、そして迷惑をかけた家族への気持ち、温かく見守ってくれた家族への感謝、最後に家族に何かあったら力になりたいと言う素直な思いで締め括ってあった。ま、よく書けてるんじゃないかな。しかし…


"いつも死にたいと思うようになりました。家族は、灰人のような自分に価値を持ってくれました。血が繋がっていなければ出来ないことです。"



'灰人'って…灰色の人間じゃないんだし、明日のジョーみたいに灰になったわけでもないし'廃人'じゃないの!?なるほど、赤点の片鱗が見えるw


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書き直してエッセイコンクールに応募するそうだ。空手以外の勉強っぽい分野で初めて日の目を見たささやかな出来事ニコニコ