5月に書いた記事です

大の苦手だったコガネムシ

でもこの子が我が家から巣立っていってから少し苦手意識もなくなりました

でも やっぱり不意に飛んで来られると反射的に手で振り払っちゃう!

月曜日だったか?ベランダでボーッとしてたら腕にピタッと止まられて「ギャー!」って振り払ってしまった!

(あっ!もしかしたら家のコガネムシ?)と思って探してみたけど見当たらない

何処かに飛んでいったんだな〜

そう思っていたけれど…

夜になって外からブーンと羽音が聞こえる

網戸にでも付いているかと見て見たがおらず
(さっきのコガネムシが隅っこに落ちて出られないのかも?)
そう思い植木鉢の辺りや縁台の下を探して見たけど暗くてよく見えない

結局見つけることが出来ずに部屋に戻った

それから毎日 夜になると羽音が聞こえ…

でも探しても見つからず…

昨日の夕方 土の選択を間違えて枯らしてしまった鉢植えを片付けていたら 受け皿の中にコガネムシがいた!

(もしかして此処にずっといたのかしら?)

動いてはいるけれど元気がない

(お腹が空いているのかも?)

慌てて黒砂糖を水で溶いてコットンに染み込ませてきて その上にコガネムシを乗せた
(苦手なはずなのに素手で触れたのよ!)

しばらく見てたけど じっとして動かない

そのままにして家に入り 数時間後に見たらいなくなってた

お腹いっぱいになって元気に飛んでいったんだな〜♪

ホッとひと安心

夕べは羽音が聞こえなかったから やっぱりあのコガネムシがずっといたのかもしれない

虫のことは判らないからコガネムシがどのくらい生きるのか どのくらい飲まず食わずで大丈夫なのかは私には判らないからそうだとは限らないけどね…

それに今日のお昼過ぎにエアコンの室外機の後ろを掃除してたらアブラゼミが息絶えてたから羽音はこっちだったかも?

さすがにこちらは怖くて触ることが出来ないのでホウキでつついて動かないの確認してから塵取りに乗せて近くの空き地に置いてきました


そして先ほど…

何処から入ってきたのか突然コガネムシが居間を飛び回り始めました

かなり元気にブンブンと飛び回る!

Queenlyは既に自分の部屋で夢の中寝る

息子君は自分の部屋に逃げた!

照明の周りを飛び回っているので一度真っ暗にしてみる

うん!何処かに止まったみたい♪

少ししてから照明を点けるとカーテンに止まっていました

またもや素手でコガネムシを捕獲

脚を傷付けないようにソ〜ッとね

ベランダに連れていって放そうとしたら私の手から離れようとしない

鉢植えに止めようとしても 乾燥させる為に広げてある土の上に置こうとしても嫌がるかのように手のひらへと戻ってしまう

(もしかしてアナタはラムネ?コガネムシになって虹の橋からお母さんに会いにきてくれたの?)

そう思ったら涙が溢れてきて…

手のひらを歩き回るコガネムシを眺めながらしばらくの間泣いた

もう帰らなきゃダメだよ

また遊びにおいで

手のひらを土の上に乗せると 今度は素直に土の上に降りた

またね!

そう言って部屋に戻り この記事を書き始め…

今ベランダに出て土の上を見ているが…

もうコガネムシはいない

あのコガネムシは昨日飛んでいった子でも我が家から巣立った子でも ましてやラムネが姿を変えたのでもないのかもしれない

何処にでも飛んでいる普通のコガネムシ
きっとそうなんだとは思う


コガネムシ
去年までは網戸にピタリと張り付いているだけで怖いと思う大嫌いな存在だった

でも今年は愛しくさえ思える

私の腕の中で虹の橋へと旅立っていったラムネ

「お母さんに抱かれて虹の橋へ旅立てて最後は幸せだったんだよ」って言ってくださる方もいる

でも あの時の苦しそうなラムネの姿を思い出す度に辛くて胸が張り裂けそうになる

それでも あのラムネの姿を見たからこそ命の大切さをそれまで以上に感じることが出来るようになった気がする

小さなラムネが教えてくれたとっても大切なこと

小さな小さなコガネムシをみて改めて感じました