8月12日


29年前のこの日


夕立の後


空に虹がかかってた


夕方 11ヶ月になった息子を抱いて『パパがもうすぐ帰ってくるかな~?』なんて話しかけながら近所を散歩してた


遠くでド~ン!って音がしたような気がしたけど大して気にも留めずに息子と一緒に旦那さんが帰ってくるのを駐車場の近くで待ってた



この時カシュが住んでいたのは群馬県藤岡市


普段は静かな町が翌日に一変してしまうとはこの時は想像もしていなかったよ・・・




夕飯を食べ終わってテレビをみてたら 突然報道フロアに切り替わり露木アナが『東京発・大阪行の日本航空123便が消息を絶った』とのニュースを読み上げた


どの位の時間が経ってからかはよく憶えてないけれど『群馬県高崎市付近の上空でレーダーから消えた』と言ったのを憶えてる



この時 何だかすごく怖くて不安になって震えが止まらなくなったっけ


その後 山梨の葡萄峠付近に墜落したのではないか?長野方面かもしれない!と情報が混乱している様子が夜通し流れ続けるのをずっと見ていた



町が騒がしくなってきたのは明け方近くのこと


消防車とパトカーと救急車の音が絶え間なくなり続けているのを聞いて(この近くに落ちたんだ)と確信した


この時 テレビではまだ墜落場所を特定したとのニュースは流れていなかったと思う



外が明るくなった頃には何機ものヘリコプターが飛んでいく音もしてきて墜落現場は群馬県上野村と発表された



この日から町には遺族を乗せたバス・報道関係の車・タクシーでいっぱいになった

普段なら家から歩いても5分で行けるイトーヨーカドーに車で行くには30分もかかるほどの大渋滞


中学校の体育館は遺族の控え場所に

市の体育館・高校の体育館は遺体安置所へと変わった


町中がなんとも言えない臭いに包まれエアコンの付いていなかったカシュの車は真夏の暑さの中 窓を開けることも出来ないほどだった


看護師の同級生が生存者のひとりの担当をしたり 旦那さんの友達の消防士は墜落現場での作業にあたったりと自分は直接関わってはいないけど他人事では片付けられない現実を目の当たりにしていたような気がする


あの日

夕暮れの空で聞こえたドーン!て音


後になって考えたらちょうど日航機が墜落した時間と同じ頃だった

隣りに住んでいた保母さんは鬼石方面の勤務先の保育園の庭で遠くの山が光るのを見たという


墜落時間から30分後には駐日米軍が墜落場所をほぼ特定し夜間でも飛行可能なヘリを出す準備が出来ていると打診してきたのに政府はそれを断ったという事実


協力要請していたら もっと沢山の人が助かったかもしれないのに何故断ったのか?

あの日のニュースでも確かに要請を断ったと報道されたのに その後この事はあまり報道されないよね・・・




あれから29年の歳月が流れて・・・


21歳だったカシュは50歳になった


それでもカシュの中ではあの事故の時の町の様子は鮮明に頭の中に焼き付いてる

バスの中の遺族の表情や遺体安置所の外で車に乗せられる棺にすがりつきながら泣いている遺族の姿は今でも忘れることが出来ない


昨夜のフジテレビの特番

見たら沢山のことを思い出して辛くなりそうで見なかった




でも決して風化させてはいけない事故の記憶


カシュなりに孫達にも伝えていこうと思う



今夜はペルセウス流星群のピーク


あいにくの曇り空で見る事は出来ないけど


迎え盆の今日

540人の御霊が星に乗って家族の元に帰ってくるのかもしれないね



犠牲者の方の魂が安らかに眠られますように・・・





そして・・・


今年8月12日


大好きな俳優が自らの命を絶ちこの世を去りました


ロビン・ウィリアムス 享年63歳


『パッチ・アダムス』 『グッドモーニング・ベトナム』 『ミセス・ダウト』


『ジュマンジ』 『トイズ』 『アンドリューNDR114』・・・


他にも沢山!


コメディ映画でもシリアスな映画でも役になりきってしまう素晴らしい演技で魅了してくれました


みんなみんな大好きな映画ばかりだけど カシュが一番好きな映画は『アンドリューNDR114』


まだまだ沢山の素晴らしい作品に出演してほしかった


ホントに残念です


ステキな作品をありがとう!


どうか安らかに・・・