今朝は二度寝してしまいゴミを出すのを忘れたカシュです
さっき 洗濯物を干しながら ふと思い出したお話
ちょっと季節はずれだけど ちょうど今頃の出来事
高校生の時 電車通学で駅までは自転車に乗って行ってました
ある日 駅前で遊んでから帰る途中
道端の電柱のところにおばあさんがしゃがんでた
冬なのに浴衣着てて地面を指でなぞって何か書いてるの
(真冬に浴衣だけで寒くないのかな?)
そう思いながらも別に気にもせずに通り過ぎました
それから数日経って またそこを通りかかったら そのおばあさんが同じ浴衣姿でしゃがんでた
(あれ?またいる・・・)
今なら寒い冬に浴衣姿のおばあさん見たら 痴呆で徘徊しちゃってるのかも?なんてちょっと心配になるのかもしれないけど その当時はそんなこと考えもしなかった頃だからね
少し不思議に思いながらも通り過ぎました
そんなことが何度か続いて・・・
ある日 ふとその電柱の近くにある看板が目に入ったの
古い小さな看板には桃から生まれた桃太郎の姿
(あっ!此処っておばあちゃんのお友達の家だ!)
ここはカシュのおばあちゃん(父方)のお友達の家で その方はお産婆さんをしていたのです
(小さい頃 何度か一緒に遊びにきたことがあったな~)
なんて思いながら ふと電柱に目をやると またそこに浴衣姿のおばあさんが・・・
(いつも浴衣で寒くないのかな?)
通り過ぎながら浴衣の柄を見てハッ!としました
カシュが5年生の時に亡くなったおばあちゃんが気に入って着ていた葉っぱの模様の浴衣と同じ!
しかも帯もおばあちゃんのお気に入りだった緑の帯と同じ!
(まさか!おばあちゃん
)
慌てて振り向くと そこには立ち上がってニッコリと笑いながら手を振るカシュのおばあちゃんの姿がありました
(カシュちゃん やっと気付いてくれたね!)
そう言っているように感じました
何度も見てていつも同じ浴衣って判っていたのに それまでおばあちゃんの浴衣と同じ柄だって気付かなかったことも おばあちゃんだと判ったのに何故か自転車を漕ぐ足を止めることもせず家に向かったのも今考えると不思議なのよね
それっきり その場所を通ってもおばあちゃんがいることはありませんでした
おばあちゃん
何か伝えたいことがあったのかな?
それともカシュに会いにきてくれたのかな?
今も時々その道を通ります
桃太郎の看板もなくなり立ち並ぶ建物も変わったけど 電柱は今も同じ場所に・・・
もしかしたら また おばあちゃんが電柱の所でカシュを待っててくれるかも?
そう思いながら ついつい電柱に目をやってしまいます