ムスメが結婚してすぐの誕生日に

フリフリのエプロンを作ってプレゼントしました。

なぜなら

私が新婚さんの頃に

白くてフリルのついたエプロンを買って

それで家事をしたら

すごくやる気になったから。

すごくテキパキ動けて

家事を楽しくこなせることができたから。

人間 カタチから入るの大事です。


そういう意味でムスメにプレゼントしました。

それ以降 エプロンの話はいっこうに出なくて

私も忘れていました。

趣味が合わず着なかったかも知れないし、

捨てたかも知れない。

押し付けのプレゼントだったので

どう処分してもらってもかまわないと

気にせずにいました。


ところが 2ヶ月ほど前に突然ムスメから

「お母さんに作ってもらったエプロン、

あれ着るとすごくテンション上がって

掃除がはかどるの。

シンデレラみたいな気持ちになって(笑)。

そのエプロンが汚れて

ボロボロになってきたので

新しいのまた作ってほしくて。」

と言われて もうビックリ!

気に入って着てくれてたの?

しかも 料理じゃなくて掃除に?

シンデレラみたい?

…もうビックリ…そうなのね(笑)


変身前の家事をひたすらやらされる

あのシンデレラの気持ちになって

家事(主に掃除)がテキパキこなせるようです。

意地悪な義理母も義理姉もいないのに。


でも、形から入るのわかってもらえて

実行して ボロボロになるまで着てくれたのは

作りがいがあったと言うことです。

喜んで2作目がんばりました!

頼まれてから かなり日数かかりましたが

今日会って 無事渡すことができました。

オプションで"つぎはぎ"も付けようか

と言ったら 断られました。

シンデレラの気分でるのにね。


私は今でも 家事などするときに

気持ちを作ってから始めると

とてもはかどります。

庭の草取りや枯れ葉を集めたりするときに

「私は足立美術館の清掃員」と

自分に暗示をかけると

枯れ葉1枚も残さずに、とやる気が増します。


玄関や部屋の掃除をするときは

「ここは民家でやっている雑貨屋さん。」

と暗示をかけ、

自分がお客さんとして来たら

こんなふうに片付いてたら素敵だな、

インテリアもいいな、と片付けると

楽しくなります。

ただし、家の中すべてが

キレイにしてるわけではありません。

ごちゃごちゃしてて見てはいけない

"あかずの間"もあったりします(笑)


久しぶりに作ったエプロン。

わたしのミシンも高齢化して

ちょっと調子が悪いときがあります。

ボタンホールがうまくいかなくて

せっかく付けたボタンが入らなくて

小さめのボタンに付け替えたのは

ここだけの内緒の秘密(笑)