少しでも『ハンドメの参考になるかな?』と板金塗装上のトラブル&工程でも書いてみる?


板金後のパテ盛り
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板金後のパテは適切なパテを用いないと後々歪みが発生します。

パテが厚い部分とそうでない部分では、硬化すると多少なりとも収縮が起きるので
完全硬化まで『待ちの作業』です。


パテ盛り前の板金作業…
自分はトラブル防止&後々の効率重視の為パテの厚みに余り変化が無いように(パテ収縮による凸凹防止)、可能な限り丁寧な板金を心がけています。



パテには三種類

厚盛り密接性のよい→アルミ粒子&ファイバー繊維の混じった『板金パテ』

歪みを取るための『中間パテ』

空気が混じって硬化したために出来る巣穴、ペーパー目消しに使う『ポリパテ』



各々適当な番手のペーパーで荒く削り、その次に塗るパテのために適切な番手で仕上げ削り作業をします。

荒削りのままパテ上塗りすると、前記の『乾燥収縮』により後々パテが沈みペーパー目が出たりします!また、厚みが必要なのに手抜きして厚盛りが効かないパテを使うと沈みます♪←ココチュウモク(笑)




パテ仕上げが済んだら『サーフェーサー』

旧塗装膜に足つけ作業をしてサーフェーサーを塗るわけですが、『足つけ』を手抜きすると塗装&仕上がりでトラブル多発となります♪


サーフェーサー乾燥→塗装前の足つけ→塗装の工程になるわけですが
サーフェーサー前の塗装面足つけ作業手抜きにより、
*サーフェーサーの旧塗膜からの剥離による仕上げ塗装前の研ぎつけ不良
*塗装の際のサーフェーサー塗布周りの浮き上がりによる 段 差
*etc.



パテだろうが塗装だろうが
次に進み、前工程のモノが完全硬化したとしても多少『戻り(下地がふやける)』という現象が出ます。
表面乾燥で次の工程に移ったのなら尚更。。。



塗装したらサーフェーサー周りに縁が出ちゃった((T_T))
↑↑↑↑↑↑↑↑↑乾燥不足によるサーフェーサーの戻り、または足つけ不足による旧塗膜からのサーフェーサー浮き上がり段差


『綺麗にパテが研げていたんだけど凸凹になっちゃった((T_T))』塗装前の足つけ作業時によくある板金した面の歪み
↑↑↑↑↑↑↑↑↑
『乾燥収縮』によりパテの沈みこみが原因







硬化劑を使うニ液のモノですらトラブルが起きるのだから
一液の材料だと尚更トラブル多発になりそうな気がします。
材料の専門家じゃないから知らないけれどW





トラブルにはいろんな現象と原因がありますね~♪オイラが飽きないでこの仕事をやってられる一番の理由wWW


人より多くの失敗をして
人より多くの事を学びましたわ( v^-゜)
ここまでくるのにどれだけ寝れない夜を過ごし、どれだけ泣いた事か…(^_^;)イマダショウジンチュウデスケド
















『お前何様?』
(笑)


つまらない話は置いといて

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造る技術はどうにかなった?

新しい鱗模様( v^-゜)
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後はオイラに足りないのは『美的センス』?(-_-;)コレバカリハドウニモ…





では(--)//~