2024年5月24日(金)夜の部 三吉演芸場にて大衆演劇を見てきました~♪
橘劇団。初見です。
講談師・旭堂南歩さん(32歳男性でした!)とのコラボ講演と聞きつけて、行くよ~
新宿の浪曲とのコラボ・節劇が面白かったので、講談とのコラボも期待
期待以上すごくおもしろかった~遠いけど行ってよかった
3部構成。
第一部は芝居。講談とのコラボ~竹の水仙(17:30~18:40)
物販・休憩
第二部は講談。 赤穂浪士四十七士の話(19:00~19:25)
第三部は舞踊ショー(19:25~20:25)
みっちり~このレベルかつ実演時間2時間40分で2200円なんてお得すぎマジありがとう
芝居:竹の水仙
あらすじ
身なりが粗末な客は、宿に11日も宿泊しお酒は飲む、ご馳走は食べる。けどお金はあるんだろうか?仕入れ代金のツケも溜まってきてるので、宿代の回収を迫る女将さん。
身なりが粗末な客は、宿の主人に「ノコギリを持って裏の竹林で話をしよう」という・・・・。(竹やぶ殺人事件になるかと思ったヨ)
身なりが粗末な客は、竹でペペペと作った竹細工を水に差し、宿の扉前に置いて販売して宿代に充てるというが・・・・。
そこへ殿様の部下のヒゲモジャ侍の玄蕃さんがやってくる。
配役
身なりが粗末な客:橘大五郎(三代目座長)
宿の主人:橘良二 副座長
宿の女将:小月きよみさん
モジャサムライ玄蕃:橘鶴太郎さん?
越後の殿様:橘菊太郎 総座長
越後の殿様の部下:橘夫美若さん・皆さん
講談(ナレーション):講談師 旭堂南歩さん
感想
講談とのコラボ、おもしろかった~。
冒頭の世間話によるツカミは落語っぽい感じ。
講談は人物名や地名がたくさん出てきて、江戸時代の雰囲気はあるけど分からなかった。けど、分からなくても大丈夫でした
劇団側が講談師に仕掛けたり(のび太君風の講談師さんのリアクションが面白くて)
後半は、リベンジあり!
こんどは講談師に劇団側が仕掛け返されたり(モジャ侍と宿の主人が講談師に翻弄されるとこ)講談師さんが役者を振り回して、役者さんがピッタリ応じるところ、面白かった~
他にも、役者さんたちの動きや台詞が面白くて、なんかいっぱい笑った
女将さん、何度もキュートに面白くて分かってるなぁ~
宿の主人と女将さんの掛け合いも安定して面白く、宿の主人とモジャ侍とのやり取りも面白くて
ラストは説教されて終わるとこ微妙だけど、面白かったわ~
大衆演劇のファンじゃなくても、誰が見ても面白いと思います
講談
講談師 旭堂南歩さんの単独一席あり。
季節外れの赤穂浪士の話(間十次郎?)をしてくれました。妻が病気になり、10歳くらいの子供が物乞いになってしまう話。悲劇です。
旭堂南歩さん。12月14日に赤穂浪士の話題が少なく、「使命を果たす」という考え方が薄れてしまわないように季節外れながらもこの演目を口演しました、とのことでした。
そのような想いを知れてよかったな~と思います。
私は時代背景に対する知識がないから、無理心中で生命を粗末にした話と聞いていて、子供かわいそう~と思って聞いていた。
サムライの子として死なすだなんて親のために死ぬって江戸時代以前は普通だったのかもしれないけど、違和感あるな~。
時代が変わったんだなぁと実感できるから、伝統芸能に触れるって大事だな~と思いました
講談師さんのおかげだけど、客層も良くてシーン・・・・と静かに集中して聞けてよかったです
舞踊ショー
舞踊ショーありました。龍樹さん(?)が首をかしげつつのセーラー服舞踊がありましたやらされ?笑
立川にゲストで来てくれた橘夫美若さんがセーラー服舞踊をされていて、橘劇団ではお決まり舞踊なのかな?
セーラー服、お揃いだと思うんです。
ショー中盤の群舞ではドリフの雷様みたいなカラフルで賑やかな舞踊
旭堂南歩さんも(強制?)参加で出てくれました~
大五郎さんと二人で客席を一回りしてくれて大盛り上がり近くで見れた、ワーイ
大五郎さん、本物見たわ
送り出し、大五郎さんの手をポンポンとして帰った
大入りティッシュ、拾って持ち帰りました❗