2024年5月20日(月)夜の部 新宿歌舞伎町劇場にて大衆演劇を見てきました~♪
劇団心。初見です。
役者さんたち演技よさそうな劇団さんでした。
芝居が55分ほどで短かったかな~。
今回の芝居、まだまだ「育つ芝居」って感じです。いつか感動の芝居に育ってほしい~是非泣かせて
なにあの若旦那。お八重がどういう気持ちなのか知りたかったな。時間あるんだし。ラストのおたえの心情、火傷の佐吉の心情、どういう気持ちかを知りたかったな~。観客の自由度を重視したんでしょうけど、そうなると劇団や役者の想いは分からないからな~。
「自分の身勝手に自分で気が付きましょうね」、よく伝わりました
舞踊ショー90分超と頑張ってくれてました(私は芝居が見たい人)
夜は良い席座れるから、写真たくさん撮れた
心哉座長、今日の芝居は悪役だったけど、口上や舞踊ショーのハケを見てて性格よさそうだな~って感じた
送り出しは心哉座長、笑顔で握手してもらって帰った
画像アップOKいただけました
芝居:なにわ花暦
配役
若旦那:碧月心哉座長
お八重:なおとさん(マンスリーゲスト)
おたえ:星乃レイナさん
番頭:碧月涼太さん
火傷の佐吉:(役名うろ覚え)碧月悠人さん(助っ人)
おたえの父:大川龍介さん(マンスリーゲスト)
※ 役者さんのお名前を修正しました。情報提供コメントありがとうございました!m(_ _)m 助かります
あらすじと感想 ※ネタバレ
若旦那は許嫁のお八重を疎ましく思っている。若旦那は恋愛中のおたえと夫婦になりたいと思っているが、許嫁のお八重の存在があるから夫婦に簡単になれない。
若旦那とおたえは、お八重に冷たく当たる。
おたえの実家からスタッフの手代・佐吉(役名うろ覚え)が迎えに来る。
おたえは佐吉を化け物呼ばわりをし、一緒にいたくないという。手代は、私はあなたを守るために〜言い、おたえは恩着せがましいと言い捨て、手代はおたえに危害を加えようとする。
レイナさんの恐れの芝居、良かったです ワンテンポ遅れ、佐吉が自分に歯向かう訳ないからずらしたのかな?ワンテンポの後、じわ、じわゎと恐怖を浮かべる様がとても良かったおたえは感情の起伏が分かりやすく見てました良かった
手代・佐吉の火傷メイクがなかなか仕上がってました。役者さん、大変だったのでは~
*****
おたえが被災したとき、佐吉は助けに行き顔に大やけどを負った。
手代・佐吉とおたえはいい仲だったが、顔の火傷ができてからはよそよそしくなった。そしておたえは若旦那にご執心。
若旦那は、おたえの父から火事の話を聞かされ、おたえと別れてほしいと言われる。
自分の行いを改心する若旦那。
お八重は大人しく酌なんかしないで、勝手な男を蹴飛ばせヤ若旦那の改心が早すぎて私は追いつけなかったわ。おばさん(わたし)に合わせて、ゆっくり改心していく芝居してほしい それとも、単なる商売の為に?
*****
若旦那は、おたえに結婚の話を拒否し、一方的におたえに別れを告げる。義理がない女など(自分にふさわしくない)みたいなことをいう。
訳を話したいというおたえの発言を遮り、
俺にはお八重という許嫁がいるんだ、勘違いするな、とおたえを追い出し(勘違いは若旦那でしょうが)、手代の佐吉に連れていけ(自分は身を引くから)・・・と身振りで伝える。
若旦那に一方的に捨てられ、泣き崩れるおたえ。手代・佐吉がおたえを起こすが火傷の跡が気になるおたえ。それを着物で隠して、さあ行こうという佐吉。。。
悲しい顔で見送る若旦那。お八重に羽織を着せながら、目線はおたえ。
・・・・というラスト!お、終わり?
エー・・・・。
感想 続き
わたしからの若旦那の好感度は戻りませんで、ただ嫌なヤツ(若旦那)が自分の身勝手でおたえを捨てて、都合の良いお八重に乗り換えただけな話に見えました~
お八重、若旦那が自分に振りむいてくれてヤッタァなのか、おたえザマァミロなのか、若旦那を疑うなのか、復讐心に燃えてるのか、分からなかったわ~。
お八重はすごろくしただけで、お人形さんみたいにばつが悪そうな顔してるだけでほぼ話さなかったけど。何が言いたいかというと、なおとさんの演技見たかったぁぁぁ~
お父さんが来る前に、お八重と番頭のトークいれて若旦那をどう思っているのか。許嫁がいるのにおたえと絶賛恋愛中の若旦那をそれでも好きなのか、実家に帰りたいか?を突撃インタビューして欲しい!
あと、おたえの思いはどうなのか最後、おたえは何か言いたそうだったけど、なんだったんだろう。
火傷を見るたびに罪悪感があるから一緒にいたくない、身勝手なのは分かってるから余計ツライなのか?(展開があるから話に救いある)
単純に見た目で判断、周囲の評判が気になるだけなのか?(話に救いがない)
実は佐吉の性格に問題があるとか・・・・。(それは昼ドラっぽいか笑)
バケモノと言われた時、佐吉は思いとどまったとはいえおたえに危害を加えようとしてしまったため、佐吉と一緒にいたら危ないかも。深い後悔もなかったし、もう佐吉とおたえの関係は修復できないかもね・・・・。女性に手を上げるヤツはダメ。
佐吉は、そんな女性になってしまってもおたえが好きなの?
ラストでおたえと去るシーンではすっごく優しい表情だったけど、そこんとこ、どうなんですか!おたえは若旦那が好きなんだから、自分は身を引くという選択肢はなかったんですか!
佐吉を丸ごと愛してくれる女性と出会ってもらいたい、おたえに拘ることが佐吉の幸せなのか?
佐吉、どうか幸せになってくれ~
佐吉の献身の報いと人生に対する代償として、おたえのお父さんは、店は手代・佐吉にあげるべきよ。ほかからお嫁さんを探してきたら?
若旦那と一緒にいても、お八重は幸せになれるだろうか?