2024年4月14日(日)夜 新宿歌舞伎町劇場にて大衆演劇を見てきました~。
劇団夢道。2回目です。ゲスト鵣汀さんなので期待して行って参りました!
特別舞踊 錦之助座長&鵣汀座長による「お梶藤十郎」良かった
藤ひろし&鵣汀さんの演劇格闘技があるかもっなかった
以下、敬称略です。
芝居?:男はつらいよ
芝居というか、芝居仕立てのファン向けという感じで、アドリブトークメインでした。
配役
トラ:錦之助座長
さくら&竹姫:姫ほたる
髪結いの銀次:ゲスト鵣汀座長
眼医者:姫海老之助
山賊たち:藤ひろし・海老之助・大和あつし(各二役)
身分の高い侍:藤ひろし・大和あつし
あらすじ(ネタバレあり)
旅路の箱根山で山賊に絡まれていた目の見えない女性を助けたトラ。高飛車な物言いの女性ながら、目的地が同じ江戸なので、同行することにした。
江戸で、弟分の銀次宅に泊めてもらう二人。
女性は崖から落ちて記憶を失い、目が見えなくなったという。仮の名前を「さくら」と決める。
彼女を眼科医に通わせ、目が見えるようになる矢先。
噂を聞きつけたと、身分の高い侍が銀次宅へ現れ、銀次はさくらがお姫様であることを知る。
さくらの目が見えるようになったが、さくらは籠に乗って尾張に帰ることになった。
トラは岩に隠れ、さくらに一目会うことなく最後の別れが出来ずに別れた。
という話。
感想
演劇なのは第一幕。腰抜け山賊親分の演技がすっごく面白かったわ~笑った
第二幕からはアドリブトーク?がメイン、ウケた~内輪ネタぽいのが多かったけど、面白かったです。
昼も同じ芝居だったので昼はちゃんとやったのかな?夜もお代わりの観客が飽きないようにトークに切り替えたのかも。
鵣汀&藤ひろしの絡みはありましたが、鵣汀さんのボケ倒しで終わりました
鵣汀芝居を見に来た人は、期待ハズレだったと思います
トラとさくらの人間関係の変化が分からないまま(鵣汀&藤ひろしの場面でトラとさくらのことを銀次が語らなかったから)、
別離になるので急にさくら(竹姫)が泣きだしてもポカンでした。
映画の男はつらいよを見たことがあれば分かる話だったのかも。お姫様の衣装がキレイだったからいっか~。
舞踊ショー
錦之助まつり第2弾!
錦之助座長が出ずっぱりでした、すっごい気合だ~
オープニングはお梶藤十郎。鵣汀さんのお梶、美しかった錦之助座長の藤十郎、迫力があって良かったわ~
座員さんとの相舞踊、ミュージカル風で、オペラ座の怪人みたいな雰囲気があって良かった
鵣汀さんの女形舞踊。
錦之助座長の婆ちゃん役、孫と一緒に東京見物に来てる芝居仕立て舞踊
夜の東京見物、新宿歌舞伎町にLED画面は変わりまして、藤ひろし・大和あつしのイケメン相舞踊+錦之助座長!次は対抗するかのように錦之助座長・海老之助のイケメン相舞踊。
錦之助座長のソロの後、早着替えで錦之助座長&ほたるさんの相舞踊
良かったわぁ~。ほたるさんが赤の布、錦之助座長が白の布を操りつつ、鈴扇子がシャナシャナと上品に鳴り、赤と白が弧を描きます。写真たくさん撮ったキレイだったわ~
立ち舞踊のソロ、大和あつしさん→鵣汀さん→藤ひろしさん→海老之助さんと続き。
しっとり魅入り、海老之助さんの槍ブン回しで盛り上げたところで。
錦之助座長の女形、美しく登場
曼珠沙華の背景、曼珠沙華の着物、曼珠沙華の曲、動きも曼珠沙華ですわ素晴らしかったわ~。
続きまして、鵣汀さんの立ち舞踊、アイドル風なの出ました
天花さんの個性的なヤンキー女形舞踊会場、沸きました
最後は鵣汀さんも加わっての群舞で大漁の旗が大きくはためく~
舞踊ショーはかなり見応えありました80分ほどもかな中だるみ無し
さすが錦之助まつり、数えてみれば錦之助さんは11曲の登場
渾身の舞踊ショーでした
個々の舞踊の品質の高さもそうだけど、構成力というのか、工夫が全体的な質を上げていたと思います
すごかった~