2024年1月26日(金)昼ロング公演 立川けやき座にて大衆演劇を見てきました~。
劇団荒城。12回目、15芝居目です。
前編40分ほど、舞踊ショーの後、後編70分ほど?
わたしのマイ千秋楽でした、満足しました、芝居おもしろかった!
関の弥太っぺ、ストーリーよりも、配役それぞれの生き方・役者の演技を楽しんだ作品でした。ありがとう劇団荒城~!
また立川に来てほしい‼️
大入りティッシュ、蘭太郎さんのをゲット、やった~!
好きなシーンが多くありました
芝居:関の弥太っぺ
配役:
弥太郎:真吾座長
森介:勘太郎座長
スリの和吉:和也さん
お小夜:夕鈴さん
沢井屋:月太郎さん・純子さん
妹の仕事仲間:勘太郎さん(二役)
才兵衛:祐馬さん
飯岡親分:蘭太郎さん
飯岡一家:虎太郎さん・女優さん
好きなシーン
・お小夜が歌うシーン
・玄関外の弥太郎&お小夜、沢井屋内の叔母&祖母の構図
・草鞋を結ぶシーン
・泥酔森介の足の指たち
・飯岡親分
内容と感想
スリの和吉はすぐに斬られる・・・・。江戸時代は、現行犯は斬られる時代だったのかな。悪い人だからな~。
森介、自分が盗まれたお金はどこへ??どうして弥太郎の50両を取っておいたのか分からないけど、森介は気のいい人そうで、明るくて親しみやすくていい。多摩川競艇で会ったら、一緒に牛炊を食べたくなるキャラ
スリの和吉、こんなイケメンと駆け落ちしない女子はいないわよ。まだ子供が小さいうちに病気で亡くなった奥様が可哀想ですが、恋の病を患ってしまったんだろう。。。
吉野の沢井屋へ。立川駅から中央線で相模原駅下車あたりのようです。
夕鈴さん、玄関先で歌を歌う。。。お母さんに教わった唄なのだろうか、地面にお絵かきしてイイ子で待つ。。。あの子供の歌声に、ウルっときました
沢井屋のお小夜の叔父&祖母、そりゃ信じませんよ~。弥太郎が気前よく50両を出しちゃうという。
弥太郎が玄関外でお小夜と話している間、沢井屋では叔父&祖母(月&純)が普段の話をしてて・・・。背景芝居なので台詞は無い(聞こえない)んだけど、沢井屋旅館のこのあとの業務なのかなにか、日常の会話をしてたのが伝わりました。
沢井屋の人たちは普通の善良な人に思えたけど、この二人の日常に急にお小夜が入っていき、溶け込んでいけるのかなぁって。。。。
名シーンだったなぁと思った!玄関外のお小夜と弥太郎。沢井屋内の叔父と祖母。。。
弥太郎、妹を迎えに行くが間に合わない。。。妹と仲良くしていた仕事仲間、勘太郎の二役が冴える。化粧替えの関係もあり後ろ姿だけにしたのかもしれないけど、効果的でしたもし月初なら、二役とすら気が付かなかったかも。
舞踊ショーを見た後、弥太郎は人が変わってしまった。。。
妹を亡くし絶望し、弥太郎は暗い男になってしまった。。。
幕の外、舞台手前の狭いスペースで、勘太郎・祐馬・真吾座長が旅支度を整えながら世間話をするシーン。
勘太郎さん演じる親しみやすい森介が、わらじを結いなおしながら。刀の手入れをする。3人の会話の絶妙のタイミングで刀を鞘に戻し、カンっという効果音が美しかったわ~ぴったりです、ちょうどです、それ
わたしの脳みそのドーパミンもカンっ!と出ましたわ~
弥太郎、花道付近でわらじを結いなおす。。。
1分くらいの沈黙、わたしは弥太郎(真吾座長)がわらじを結う手元を眺めながら、お小夜との出会い、妹との別れ、弥太郎の心情を勝手に想像してグッときました。。。
わらじを結っているだけなのに、なぜカッコいいのか。。。
沢井屋で森介が調子に乗る。
泥酔した森介を演じる勘太郎の芝居が好きすぎる、足の指が反らせて、右足の土ふまずが見えていて。その平衡感覚がマヒした演技で、相当の泥酔状態を理解できました。
スゲーな勘太郎!と思っていましたこういう細かいの大好き
弥太郎は、舞い上がって変なテンションになっている森介を咎め、お小夜を諦めて欲しいとお願いをするも、逆上する森介。弥太郎は森介を斬る。。。
えええ。舞い上がって変なテンションになったくらいで斬られてたら、私だけじゃなく、立川けやき座から割とお客さんいなくなっちゃうんだけど
森介のダイイングメッセージ、「なにも斬らなくても・・・」的なほんとそれな。
森介をもっと見ていたかったのに、弥太郎は斬っちゃうからもう会えないじゃん・・・・。
まぁけど、ストーカー被害に発展しても困るし、後の話が繋がらないからしょうがないか。
飯岡親分の蘭太郎さん、キュートな印象でしたがガラっと変わり、すごく迫力ありました。ちょっとビビったほど・・・・。ギャップ萌え
弥太郎からの匂わせに気が付くお小夜。夕鈴さん熱演です
関の弥太っぺ、配役それぞれに性格・生き方があって、演技・演出の見どころも多くて、劇団まるごと楽しめた作品でした
おもしろかった~