2024年1月24日(水)昼の部 立川けやき座にて大衆演劇を見てきました~。

 

劇団荒城。9回目 12芝居目です。

 

 

 

 

芝居:幕末の2人

 

配役:

沖田総司:真吾座長

坂本龍馬:勘太郎座長

龍馬の弟:蘭太郎さん

龍馬の友人の夜鷹:和也さん

近藤勇:月太郎さん

新選組の人:祐馬さん・虎太郎さん・新人の女優さん

 

内容:

オープニング、長椅子に座っているシニカルな男性は坂本龍馬(勘太郎演じる)。命を狙われている。

新選組の斎藤一ともう一人(虎太郎&祐馬)に連行されようとするところ。龍馬、銃をもちだす!

(後から聞いたところによると、坂本龍馬は銃を所持していたらしい。史実だったのねぇ)

 

沖田総司(真吾座長)は新選組(現行政権の幕府側)。坂本龍馬は討幕派(尊王攘夷)だったがやめて、今はフリー。

それぞれ、ポリシーは違えども目的は同じなのだという。戦争をしないで平和で居たい。。。

時代さえ違えば、仲良くなれた二人。敵同士になることになる。

 

・・・シニカルな印象の龍馬でしたが、アツい男になってきて魅力的よラブラブ

 

坂本龍馬の幼馴染の弟・蘭太郎さんが登場。地元土佐では、新選組のやつらが幅を利かせて物資を強奪したり、村人に暴力をしてきたと。それでなんで国を守れるんだと。

 

・・・龍馬の心情に影響する重要なシーン。蘭太郎さん好演拍手。プライベートと信念とのせめぎ合い。どうする、龍馬?私情優先か?

 

今日、蘭太郎さんたちが会合に向かう。(龍馬の友人の和也さん演じる夜鷹役の登場により事実発覚する)

今日、新選組は蘭太郎さんたちの会合に奇襲をかける。

坂本龍馬は言う、「沖田君、お願いだ、彼だけは助けくれ」

結果的に、彼(蘭太郎演じる)は名を名乗ったが、すぐに斬りかかってきたため、沖田総司は彼を斬った。

 

坂本龍馬は悲しみに泣き、彼の亡骸を背負ってして持ち帰った。

気持ちが昂る坂本龍馬は、勢いで、「ワシは討幕派じゃ!」と言う。

沖田総司は背負いの手伝いをし、上司の近藤勇に対し「もう死んだんだから討幕派じゃありません。いいじゃないですか」という。

 

坂本龍馬は、幼馴染の弟が死んだことで気が塞ぎ信念が揺らぎつつあった。

沖田総司は、さきほどの背負い事件を問題視される。

 

近藤勇は幕外にて、沖田総司は胸の病気のため、実家の多摩で療養させる、そのため除隊。とした。

これにより、沖田総司は職務執行上、坂本龍馬を斬らなくてよくなった。

 

坂本龍馬と沖田総司は仲直りをする。

・・・勘太郎さんの「沖田クゥン」の言い方がいいのよ~ラブラブ

・・・真吾座長演じる沖田総司の真面目な話し方もスキ。咳は、最初は演技と思ってなかった。ニヤリ

 

・・・そういえば、新選組の人は多摩地方でした。立川の隣町の日野市には関連する資料館もあり、この地域のお話でした~。嬉しいわ~照れ

 

沖田は肺の病気になり、多摩で療養する。しかし、侍として戦いで死にたかった、と言う。

仲間の誰かが、療養して頑張っていると思えば、現場のサムライのやる気もでるよ、と励ます坂本龍馬。

役割分担があるよね。

 

坂本龍馬、さっきまでくすぶっていたけれど、沖田総司のセキコホコホを見つつ話していたら前向きな気分になってきた。

沖田総司から”冷えピタ”みたいなネジ巻きをもらい、彼は行くのであった・・・

(ちなみに、近藤勇だけ冷えピタは黒だった)

 

完。

 

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・ラストショー 新選組

舞踊ショーのラストショーは、こちらの劇を舞踊で!!

さっきと同じ背景幕だな~と思ったけど、まさか同じ劇の舞踊をやるとは!ラブおもしろ~い

 

新選組のハッピを着ている祐馬さんたちが登場。龍馬の役は真吾さん。

さっきまで女形舞踊をしていた勘太郎さんは早着替えでしょうか、沖田総司を。

 

通常は、龍馬役を真吾座長、沖田総司役を勘太郎座長がされているそうで、ファン向けに舞踊ショーでは役を入れ替えたようです。

 

こういう捻った演出、好きラブ

 

幕が閉まる直前で、何の役なのか不明だけど祐馬さんが倒され、虎太郎さんが死を悼んで泣く、というラストでした照れ

 

芝居と同じ衣装背景で舞踊をしてくれたので、写真が撮れましたニコニコやった~ラブ

帰宅後、夫にお土産として画像カメラを見せることができた~。

 

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・見送りあり

 

見送りがありました。

劇団荒城、普段は送り出しはないです。

ファン向けに道に出てくる役者さんがいるときもあるけど、あれは送り出しとは言わない。

今日は、役者さん皆さん新選組の水色のお揃いのハッピで、道に出てくれてましたよ~。

地域にゆかりがある新選組の衣装は多摩のまちによく似合っていましたよん照れルンルン

 

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口上挨拶で芝居の話をしてくれまして興味深く聞きました。おもしろい。

今回は普段と配役を変えたせいなのか、両座長のイキがピッタリだったらしく、時間が延長したらしいですびっくり

決まった台詞を言っている訳ではないようで、びっくりえっそうなの?

 

言われてみれば、坂本龍馬と近藤勇が対峙するシーンで思い当たる節がありました。私は龍馬の台詞に聞き入っていたので長いと思わなかったけど。

近藤勇が無の境地でただ聞いているだけ、3人の部下もじ~っと待つ状態で。けど虎太郎さんの集中力が続いていた拍手

 

龍馬と沖田総司が仲直りするシーンも、時間たっぷりとってて、もしかしれあれもアドリブ台詞だったんだろうか驚きかぶりとか、なかったからアドリブと思わなかった乙女のトキメキ