2024年1月23日(火)夜の部 立川けやき座にて大衆演劇を見てきました~。

 

劇団荒城。8回目です。11芝居目。

 

1月23日は、お客様感謝デーで1300円で観劇の日。「勘太郎の日」です。

 

芝居「鬼ヶ島」と芝居「ひとゆえに我は鬼」でした。

今回は「ひとゆえに我は鬼」について記録しますニコニコ

 

勘太郎さんと劇団の演技力を見せつける30分でした。「鬼ヶ島」と同日に見たので効果倍増でしたピンク薔薇

ラストのインパクトとストーリーの説明のしやすさは、周囲への話題にしやすくてイイわ拍手

 

当日のレポと「鬼ヶ島」簡素レポはこちらに。

1/23 鬼が島(勘太郎の日) 劇団荒城 鬼鬼芝居 | ひいらぎの大衆演劇ざんまいブログ (ameblo.jp)

 

・事前情報 新作 ひとゆえに我は鬼について

新作芝居「ひとゆえに我は鬼」。

 

真吾座長の口上挨拶であらかじめ、短い芝居なので時間延長をお許しください・どうか笑わないで見てください、との発言があり。

第一部の芝居「鬼ヶ島」で、笑い声が出そうもない部分で笑い声が出たからそう言ったのか、”拙い芝居ですが”という謙遜の意味だったのか不明でした。

(どれだけしょうもない芝居みれるのかと逆に期待してしまったけど裏切られ、見応えあるショート芝居でした。ハードル下げただけ?爆  笑

 

30分のショート芝居。

 

荒城真吾作で、最初から30分芝居を新作と銘打って出す可能性は低いので、60分くらいの芝居を作ったものの、職人がツボ割るヤツハートブレイクみたいなことが起こったんじゃないかな~と想像。

前日の和也さんBD新作芝居プレゼント、”ほどほど”のリクエストだったので。ほどほどで作った脚本の仕上がりに真吾座長が納得いってなかったのかなぁ。(見てないけど)

 

新作を作られていて、鬼ヶ島に似てるなぁと思われたのか、もともとがオマージュだったのか。追加芝居の博打町(1/5)、次郎吉2部作(1/16)、狸にもらった赤ん坊(1/20)と、芝居が多いのが好評なので期待に応えることにしたのかも?

 

このような戦略があって、気まぐれではなく、あえて鬼ヶ島を追加し、重複した部分や入れ込んだエッセンスを割愛して30分に収められたのかと思いました。

 

なんて、荒城ブランドから考えて勝手に良いように解釈したけど、全然違ったりして笑い泣き

 

・芝居 ひとゆえに我は鬼 ※ネタバレ含む

芝居 ひとゆえに我は鬼。

 

配役:

主役:勘太郎さん

夫婦:純子さん&祐馬さん

鬼:真吾さん

イヌ・サル・キジ担当:虎太郎さん・和也さん・女優さん

その他:月太郎さん・蘭太郎さん

 

勘太郎さんが得意とする勘太郎変化を生かしてました!!

(変身に至る過程も最終変化も凄かった驚き他のお客さんも話題にしてました)

メッセージ性が伝わりやすいシンプルな芝居が良かったです照れ

幕外の3人、短時間ながら女優さんの演技もよかったです。

 

ラストの花道から始まる勘太郎さんの剣術のぬっ殺シーンのスローモーションが、とても美しかった。一度、みんなが勘太郎さんに集まるところ、秀逸でした。

「蜘蛛の糸」のワンシーンかと思うような。

凄かった、ドキドキした、息を詰めて見た、あの表現力に心が震えたよ。今、ここで行われる舞台で、ですよ。

荒城ならではの高い技術力を駆使した素晴らしい一シーンだったことを再度詳細に特筆しました鉛筆

 

背景幕が確かすべて真っ白でした。

私の妄想ですが、この「ひとゆえに我は鬼」は続編と思う人と、別の物語と思う人がいます。どちらも叶えるためには、背景幕が白だからよかったです。

背景幕が第一部の鬼ヶ島と同じだと、続編だと思わせてしまいます。

背景幕が第一部の鬼ヶ島と異なると、違う物語だと思わせてしまいます。

観客が自由に決められるように設定したんだと思いましたニコニコ

最後、誰かが血糊つけるかなと思った!

 

呪いの物語ともいえるかな。。。

当初の予定がどんなストーリーだったかをも観客が自由に決められるわけだけど、

私の妄想では、オープニングでは穏やかに暮らす勘太郎さんがいて、誰かに過去を話す必要があり、その回想シーンのみを切り取ったのが今日見た芝居だったらいいなと思いました。

そうでなければ、あまりにも勘太郎さん(演じる役)の人生が可哀想だから。。

 

・妄想を語る ※ネタバレ注意

鬼ヶ島の続きだと思った理由。

<鬼ヶ島にて>

鬼ヶ島では、村人虎太郎さんの役柄の説明がなかった。

虎太郎さんは蘭太郎さんの世話をしていた。

蘭太郎さんは、夫婦(純子さん&祐馬さん)の子供。

夫婦は、桃が流れてきたのを取りに行った。

 

村人が略奪行為にあっていることをどこかで知った。誰が言ってたか忘れ。

 

蘭太郎さんを鬼ヶ島へ連れてきたのは父と虎太郎さんだったっけ?

蘭太郎さんが、最後に主役サムライをどうしたのかが明確ではない。

なにもせず帰宅した可能性もある。

 

<ひとゆえに我は鬼にて>

主役は勘太郎さんが務めるルール。

勘太郎さんは桃から生まれいる。

夫婦役は純子さん&祐馬さん。着物は「鬼ヶ島」と同じだったかどうか忘れた。

 

鬼は、勘太郎さんが桃から生まれたことを勘太郎さんから聞いた。

村人が虐げられていることをどこかで聞いた。

主役と鬼の衣装は、「鬼ヶ島」とは変えたが、ベースは同じ。

 

背景幕は白。理由は観客の先入観の排除。

 

ひいらぎの自由な結論:

ひとゆえに我は鬼、は鬼ヶ島の続編で、「我は鬼」で勘太郎さん演じる討伐した桃太郎は、鬼ヶ島で村人だった虎太郎さんだ!彼は桃から生まれ、夫婦の子供の世話をしていたのだった。。。鬼は、鬼ヶ島で瀕死だった桃太郎サムライだ!そして、実際の村事情を背景に、作り話をして呪いをかけた。

 

という推理をしました爆  笑

じっちゃんの名にかけて!(かけない)

 

・タイムテーブル(再掲)

第一部 芝居:鬼が島 70分芝居 17:35~18:45頃

第二部 舞踊ショー 60分舞踊 19:05頃~20:05頃

第三部 新作芝居:ひとゆえに我は鬼 30分芝居 20:25頃~20:55頃

 

びっくり第一部の追加になった芝居、寸劇かなと思ったら違ったびっくりマークガチ芝居でした。

まさかの、当初から予定していた新作芝居がショート芝居になるという予想外驚き

 

「真吾座長の気まぐれ発動」という触れ込みですが、私の見立ては違います物申す

(わたしの見立てなど誰も聞いてないと思うけど)

私には、「我は鬼」が鬼ヶ島の続編だと見たびっくりマークさっき、ストーリー上の整合性とれたわ!

ラブ勝手に欠落したパズルピースを妄想するのが楽しかったラブ

 

上記の通り、第一部の鬼ヶ島の後、舞踊ショー60分の間にサイドストーリーがあったと妄想しました~。

 

あ~楽しかったラブラブ