中3の娘が珍しく
校内で開かれるキャリア講座に参加した。

弁士は、今春、高校を卒業し、
現役で東京大学理科三類に合格した
娘が在籍する中高一貫校のOG。
彼女、勉学面だけでなく容姿等もかなり注目されているアクティブな女性。
今春、入学したばかりだが、現在、
ミス東大コンテスト2019にエントリーしている。

前置きが長くなったが、、、
キャリア講座から帰宅した娘に
感想を聞いてみると…
彼女の話は、娘にも聴きやすかったようだ。
ただ彼女自身の受験体験談は、
娘の参考になったような、
ならなかったような(苦笑)

まず、第一にあらゆる面において
こなせるレベルが違いすぎるし、
次に、作業処理スピードもかなり違う。

娘から伝え聞いた話の中で
私が記憶に残ったのは
その彼女は、中1から高2までの間に
中高生としてやりたかったことを
全てやり尽くした、と語ったということ。

彼女は、特にダンスをしたかったとかで、
中学生からクラブ活動はもちろん、
クラブのない日も学外のレッスンに通い、
毎日毎日踊りまくったとのこと。
おそらく、そのレベルもかなりのものなのだろうと推測できる。

そのうえで、高校生になると
自分から必要性を感じ塾通いもこなした。
塾通いは、彼女にとってとても楽しいものだったらしい。
行くたびに次々と新しいことを学び、
自分ができるようになることが
楽しくてたまらなかったと語ったらしい。

高3には受験生としてするべきことに集中するために
その他のことを全て高2までにやり尽くすというやり方は、
話を聴くものとしては、納得できるが、
なかなか実践できるものでもないのも事実。

彼女の地頭がいいからこそのやり方とも言えなくもないが…
器用には出来なくても、気持ちの持ち方として娘にも見習ってもらいたいな。
中高生の間に興味あることは何にでも手を出して、納得してやり切ってほしい。

うちの息子が高校時代によく言っていた
「今しかできないことを今する。」
ということに通じるものがあると感じる。

10代は、後の人生を豊かにするための成長を求めてそういう強い欲求がある年代なのだろうと今は思う。

自分が10代の頃には、そんなことには全く気づかなかったことが悔しくも思う。


人生の半分以上を過ぎた私のこれからは
今だからこそ出来ることをする、を心掛けたい。