コードネームハ、一九三 -3ページ目

きょうおもったこと『肉人形』

孤独を

愛し続けた

肉人形


何もかもを

一人で背負い込んだと

思い込んでは


壊れた身体に

屍を

無理やりにはめこみ


ずりずりっ

ずりずりっ

と音を立てて


歩いてる



今日は

右腕

昨日は

左足


一昨日は…

もう忘れた




陽を

浴びて


河で

喉を潤して


たしかに

生きてる実感を感じた



それだけなのだ



温もりは

何処へ行った?



私の手足には

血が通わない



針金で

止めただけの


私の四肢には

血が通うはずなどないのだ



もはや

肉人形のこの私に



心は?

心は?

心は?



何もわからない…

何もかもわからない…




あぁ


また指が

腐ってきた



樹海へ行こう


指を探しに



それでも

私は生きていたい




理由など

忘れた



本当に?



本当に忘れたのか?



わからない




なぜなら

私は肉人形




自我を忘れ

這いずり廻ることが

存在価値と

なってしまった




あぁ

すがっている


誰に?

誰に?

誰に?



わからない



何もかも

わからない





きょうおもったこと『傷み』

必死に

明朗な

人間のフリをしては


発する言葉の

重みを隠す



信望に拒絶し続ける

私の言葉で



あなたは

何を

感じているのでしょうか?


真の意味を乗せることが

出来なくなった


誠実さを失った

私の言葉は

あなたに届いていますか?




自ら壊し続けた

私自身の言葉に


私は

いつか

溺れ死んでしまうのでしょう



それまでには

あなたへ


私の真の心

繋ぎ合わせた

壊れた言葉で


少しでも

伝えられるか

努力しようと思います




きょうおもったこと『補い』

惰性で

生きてきました


壊れた心

気づかぬふり


死んだら

誰が悲しむのか


計算機を

叩いてみた





クソみたいに

焦げ茶色の

日本黒人


いちゃつくところを

脳内でぶっ殺す



せまいせまい世界に

自らの安定のために

心のノブに鎖をつけては

簡単に引きちぎる朝日に

ツバを吐き続ける



そんな僕にも

好きな子が出来た



僕とおんなじくらい

ぶっ壊れた女の子



人のことを

不器用に

でも素直に想える人



壊れてしまった

互いのパーツを

補いながら

歩み続けたい



いずれ

僕が壊れてもいい


僕のパーツを

差し出しても


あなたに強く

歩んでほしい



僕の残骸を

踏み壊してもいい

あなたに

強く歩んでほしい




惰性で

生きてきました


壊れた心

気づかぬふり


計算機を

叩いてみた



なんだか

1と打てそうな気がした