コードネームハ、一九三 -2ページ目

しね

半壊のウチに

空き巣が入りました


世の中死ねばいい人間なんて

たくさんいますけどね


しね

しね

しね


悲惨

どうも

被災者です

一九三です


はいはい

宮城に住んでるんですが

死んでませんよ



ただ軽く死ぬかなーとは

思いましたけどね


家は見事に半壊です




かーちゃんの知り合いの家に

厄介になってます


私の部屋は残ってますが

一階は見事に

荒波に揉まれ

住めるか微妙ですな



知り合いの家に行くまで

彼女んちとかで

二日間お世話になって

テレビ見たら

なんとなんと

東松島壊滅状態と来たもんだ



さすがに

かーちゃんは諦めたけど

頑張って探したら生きてました


泣きながら探した甲斐があったね


その後は

避難所生活


正直あれはしんどいね


ウチは片付けたくても

避難所の当番で

そんな暇ないし


風邪ひくし

足も怪我するし

夜中は見知らぬジジババの

介助しなきゃいけない


あんな

その場しのぎの現状で

果たして復興なんて

出来るんですかね


ウチの親は

役場の酷さに呆れて


家を諦めて

アパート住まいすることすら

考えてるくらい

役場の現状把握の甘さに

苛立ってました




あ 震災のときは

店にいたんすよ


七階にいたんだけど

目の前で非常階段に

ヒビが入ってくとこ見たときは

あー…

死ぬわ

って思ったもんだ



とりあえず

O-157のとき

かいわれ大根食った菅直人に

福島のほうれん草はじめ

放射能汚染された食物

全部食ってもらいたい


放射能雨なんか

あたるなとか

生活上無理だから


天候不良で

来石中止だー?


汚れない作業服着てても

意味ねーんだよ



そいじゃ

















振り向く

忘れていきそうになった

大切な

僕の大切な宝物を



優しさと

ほんの少しの

しがらみに


持っていっていかれそうだった



幸せだよ


それは確かなこと



でも

あの日

あの時間


悩みもがいた

あの日々は


忘れない



僕を形成してきた

大事な宝物だ



孤独という宝物



僕に

尊いものを

教えてくれた

大切な日々に

感謝しよう