現代版コブラのプロジェクトとして
当時の初期コンセプトモデルは、窓もルーフも無いオープンボディに凶暴な大排気量エンジンという組み合わせ。それはまさにコブラの再来と呼ぶに相応しいものであった。
このコンセプトモデルの発表は1989年のデトロイトショーで、アメリカ中のクルマ好きから大反響を呼んだ。ただ余りにプアな実用性に、市販化を予想したものはほとんどいなかったという。
だが実際には、外部からキャロル・シェルビー氏をアドバイザーに加える等して「現代版コブラ」のプロジェクトはスタートしたのである。
3年後の1991年、初代ダッジバイパーRT/10は見事完成した。オープンのみという初期テーマ通りのボディ構成に(正確にはタルガボディ)、毒蛇に相応しい煽情的なボディデザイン、そしてランボルギーニに開発を委託した8リッターV10を搭載しての誕生だった。
登場初期モデルでは、エアコン等の快適装備などは付いていなかったが、それに関しては年々改良され、後期型ではエアコン装着がなされている。ただし、幌などに関する装備はあくまでスポーツカーということで、お飾り的な要素(?)しか装着されていない(笑)。
デビュー当時の1992年モデルにおいては、当時のライバル、ロータスチューンのDOHCエンジンを搭載したシボレーコルベットZR1よりも2万5000ドル以上安い価格だったこともあり、争奪戦が繰り広げられたという。それほどの人気ぶりだった。






















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