1.はじめに
私がフィギュアスケートを見 るようになったのは、リレハン メル五輪のシーズンのグランプ リシリーズ、NHK杯からですか ら、もう17年になろうとして います。その、フィギュア観戦 生活の中で、私は今、これまで に味わったことのないような、 暗澹たる思いで胸がいっぱいで す。バンクーバー五輪の女子シ ングルの競技を終えて、一夜明 けた今、寝るに眠れず、このレ ポートを書いています。 果たしてそれにどんな意味が あるのか。私にもわかりませ ん。ただ、いちフィギュアス ケートファンとして、この現状 を諦め、口をつぐむには、あま りにも今回の出来事は悲惨すぎ る。少しでも多くの人に、現状 を知ってほしい。そう思って、 このレポートを書くことにしま した。 もちろん、主観だらけの内容 になってしまうと思います。け れども、理解していただきたい のは、そこにあるのは、
フィ ギュアスケートに対する愛で す。誰がなんと言おうと、私は このフィギュアスケートという 競技を愛しているのだと思いま す。どんなにつらい思いをして も、納得できなくても。
フィギュアファンとして、浅 田真央のファンとして、今回の 結果がどうにも納得できないと 言ったら、ほとんどの人はこう 思うでしょう。「ミスをしてし まったのだからしょうがない」 「キムヨナは完璧だったのだか ら」。 敗者は口をつぐむのが、日本 では美徳とされています。私は それを否定するつもりは全くあ りません。けれどもそれは、 フェアに競技が行われた上での 結果というのが大前提ではない でしょうか。中には、フェアで はなかったとしても、それすら も納得して口をつぐんでしまう 人も、日本人には少なくないと 思いますが・・・。
はじめに断っておきますが、 私は決してキムヨナが嫌いなわ けではありません。むしろ、4 年前世界フィギュアで彼女の存 在を認識した時は、浅田真央と いう天才にライバルができ、切 磋琢磨できる状況になったとい うことを歓迎しました。彼女た ちが、これからどのように戦っ ていくのか、胸を躍らせたほど です。 間違えてほしくないのは、こ のレポートが「キムヨナ批判」 ではないということです。時に は、キムヨナ本人を批判するよ うな書き方になってしまうかも しれませんが、私にはそのよう な意図は全くありません。むし ろ、キムヨナもある意味では被 害者であるといえると思いま す。世界最高点をたたき出し、 金メダリストとなったキムヨナ は、素晴らしい選手だ、天才 だ、と思われていることでしょ う。ですが、実はフィギュア ファンの目から見れば、主観を 抜きにしたとしても、
稀有な才 能の持ち主というには、キムヨ ナはあまりにも凡庸すぎる。 ジャンプにしろ、ステップにし ろ、スピンにしろ、スパイラル にしろ、すべての要素におい て、浅田真央に迫るものですら ないのです。ではなぜ、その彼 女が「世界最高点」を出すに 至ったのか。たゆまない努力の たまものだから、讃えるべきだ という人もいるでしょう。しか し実は、その裏には様々な理由 があるのです。 あの大舞台にノーミスで滑れ たこと。それくらいは讃えても いいと思われるかもしれませ ん。しかし、です。
前置きが長くなってしまいま したが、私なりに、今回の出来 事を分析してみようと思いま す。潔くないといわれてもかま いません。この腐ったフィギュ アスケート界をなんとかしたい と思っている人間は、たくさん いるのです。それを、少しでも 多くの人に知ってもらいたいと 思います。
2.トリノ五輪後に4年がかり で浅田真央がされてきたこと
キムヨナがフリーで3回も使う ダブルアクセルの基礎点が突如 3.3→3.5点にUP。加点 をつける基準が難しい3回転と 同じなので、簡単なダブルアク セルの前後には工夫ができあっ さり毎度トリプルループ以上の 点に
トリプルルッツとトリプルフ リップの踏みわけが厳格化さ れ、真央が1試合3回使う得点 源であり3回転で一番基礎点の 高い技トリプルルッツが不正扱 いで使う度平均2,3点も減 点。修正しない限り組み込めな くなる
真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳 格化。
しかし真央即座に対応し深い シットスピンに
実はキムヨナも3回転で2番目 に基礎点の高いトリプルフリッ プの不正があった。
ところが何故かキムヨナの不 正トリプルフリップだけは見逃 され続け驚異の加点 それでも真央が2008年 ワールドで優勝してしまう
その直後、来シーズンから今度 は回転不足の厳格化を発表
更にトリプルルッツを跳べな いでる浅田に、浅田の得意な3 回転半を除いた 3回転5種類を跳んだ場合の ボーナスを出す情報が流れる
予想通り真央のトリプルアクセ ルとトリプルループ、安藤のト リプルループ、特に二人ともセ カンドトリプルループが怖いぐ らい全く認められなくなる
ところがキムヨナの得意なセカ ンドトリプルトゥループだけは 決して回転不足にならず初戦の アメリカ戦でトリプルフリップ がまた見逃される。しかしVTR ではっきりトリプルフリップの 不正が映ってしまい、2戦目か らエラーではない「!」の注意 がつくも、彼女だけマイナスに ならず小さいながら加点がつき 続ける。
真央がトリプルサルコウを克服 しルッツもなんとか矯正してく る。対照的にキムヨナはトリプ ルループが跳べなくなる
真央が文句のつけようのない 演技をしてグランプリファイナ ル優勝 するといつの間にか5種類 ボーナスの話しが立ち消えに
五輪シーズン、8月に韓国で ルール改正決定。真央の最大の 得意技トリプルフリップも、蹴 る足がつま先ではなくブレード 全部で蹴ってるからと減点に。
ジャパンオープンで矯正して も不正扱いされ浅田の最後の砦 トリプルフリップも減点、しか もいじっていびつになり質が悪 化、ついでにトリプルトゥルー プも減点ジャッジが登場
2010年度初戦で真央に回転 不足4連発判定。内3つは明ら かに足りてるループ
5輪シーズン、彼女のループ を2回転含め全て潰す意図が明 確に キムヨナはトリプルフリップ の不正は再び注意もつかなくな り、フリーではトリプルフリッ プを跳ばずに世界最高得点更新
いかがでしょうか。 浅田真央は、4年もの長きに わたって、これだけの仕打ちに 耐え、乗り越えてきたのです。 これだけの、浅田真央に不利で キムヨナに有利なルール改正。 浅田真央が、何十年に一度の稀 有な才能の持ち主でなければ、 ここまで露骨なルール改正はな されなかったかもしれません。 これでもか、これでもかと浅田 真央をつぶしにかかり、それで もつぶれなかった浅田真央は、 本当に頑張ったし、偉いと思い ます。
3.浅田真央の代わりにプル シェンコが滑ったら・・・ (http://nereidedesign.jugem.jp/? eid=205 より一部転載)
日本の皆さんは、「浅田真央が ノーミスなら当然金メダルだっ たはず・・・」と思っているで しょう。
違います。 浅田真央の代わりにプルシェン コが滑って、4回転ジャンプを かましても、キム・ヨナに勝つ のは無理なんです。
だから浅田真央は滑る前の、気 持ちの持って行き方に迷いが出 たのです。 絶対勝てない、って分かってた から。
キム・ヨナのフリー競技のスコ アをご覧ください。
キム・ヨナと浅田真央の他のスコア
男子と同じPCS(*女子は×1. 6、男子は×2.0)で計算す ると、 キム・ヨナはジャンプ が1回少ないにもかかわらず、 ライサチェックの得点を超えま す。
女子金メダル キム・ヨナ(12 要素ジャンプ7回) FS 168.00点 [TES 78.30(加 点 17.40 ) PCS *89.70]
男子金メダル ライサチェック (13要素ジャンプ8回) FS 167.37点 [TES 84.57(加 点9.64) PCS 82.80]
男子銀メダル プルシェンコ (13要素ジャンプ8回) FS 165.51点 [TES 82.71(加 点7.68) PCS 82.80]
女子の身体能力(体力)は、身 体組成からみて男子よりも劣る という研究結果があります。 (身体組成からみた男女の体力 差)
しかし、女子であるキム・ヨナ は男子のライサチェックやプル シェンコを超えた。
ちなみに、PCS(Program Components Score)はプログ ラム全体の演技を5つの観点か ら評価します。5つの観点は以 下の通りです。
スケート技術 (Skating Skills)
要素のつなぎ (Transitions)
実行力/遂行力 (Performance/Execution)
振り付け (Choreography)
曲の解釈 (Interpretation)
女子であるキム・ヨナが男子の プルシェンコやライサチェック よりもダイナミックでパワフル なパフォーマンスをしていまし たか?
私はそうは思えません。
では、どうしてそんな差がつい たのか?
一言でいうと、 審判のおまけ ポイント 。 審判の気分次第で10点20点の 差ができる仕様になっておりま す。
GOE女 子 GOE男 子
1 位 キム・ヨナ: 17.40 9.64 : ライサ チェック
2 位 浅田真央 : 8.82 7.68 : プルシェ ンコ
3 位 ロシェット : 4.42 3.20 : 高橋大輔
4 位 長洲未来 : 8.50 2.58 : ランビ エール
5 位 安藤美姫 : 5.30 3.80 : P・チャン
そして当日、韓国人審判とカナ ダ人審判が入っておりました。
だから
「オリンピックの試合だが、全 く緊張しなかった」
などと余裕をぶちかませたので す。
色々な感情がありますが、まず は浅田真央という選手を賞賛す るべきでしょう。
スキージャンプよりも酷いルー ル変更の連続に苦しめられて、 それをたった1、2年で修正して きて、「用意された王者」を脅 かす所までいったのです。
4.画像比較 バンクーバー五 輪SPにおける浅田真央とキム ヨナそれぞれの演技
こうやって並べて比較すると、 いかにキムヨナが浅田真央に比 べて体が硬く、難易度の低いポ ジションでしか滑れないかがわ かります。 ところが、ここでの二人のポ イントは、驚くべきことに、全 く同じなのです。また、キムヨ ナはスパイラルの途中で一瞬よ ろけてしまいますが、そんなこ ともおかまいなしに加点がつい ています。
5.さいごに
この四年というもの、フィ ギュアスケートファンが、どれ ほどの憤りを抱えてきたか、お そらくフィギュアを五輪でしか 見ない人には想像もつかないで しょう。けれど、ここまでのま とめで少しだけでもわかってい ただけたでしょうか。 それで も・・・と思われるでしょう か。 私たちが忘れてはならないの は、浅田真央は間違いなく、世 界的に見ても何十年に一度の稀 有な才能の持ち主であり、キム ヨナは凡庸な選手でしかないと いうことです。 凡庸な選手を、何年もかけて さもものすごい選手であるかの ように仕立て上げた。五輪とい う大きな舞台で、世間に文句を 言わせないために。 キムヨナの演技というのは、 フィギュアをよく知らない人か ら見れば、パーフェクトで素晴 らしいものに見えるかもしれな い(点数という後押しもあ り)。しかし、フィギュアを少 しでも詳しく
知る人間から見れ ば、キムヨナの行っている演技 は、五輪10位の選手ともたい して変わらない、平凡なもので す。ただ難易度の低いプログラ ムを、自信たっぷりに滑ってい るから、素人目には素晴らしく 見えるだけなのです。ジャンプ 以外の要素・・・ステップ、ス ピン、スパイラル。すべての要 素について、それは言えること です。 では、自信たっぷりに滑れる 彼女の精神力を讃えるべきだと いわれるかもしれません。です が、上記にあげたように、キム ヨナは様々なものから守られて いる。採点基準・審判・マスコ ミ・・・。 バンクーバー五輪フリーにお けるキムヨナの得点はどのよう なものか、簡単に言ってしまえ ば、あのプログラムから、3- 3のコンビネーション+3回転 を一回、すっぽぬけたとしても 優勝してしまえる。そのような 異常な高得点なのです。です が、コアなフ
ァンでなければ、 そんなことはわかるはずもあり ません。1回や2回転んでも優 勝できると分かっている選手 と、世界最高の技をパーフェク トに滑っても優勝できないかも しれない選手が、同じプレッ シャーであるわけがありませ ん。 そのような、プレッシャーの ない状況ですから、キムヨナが ノーミスで滑れるのは、別に驚 くべきことではないのです。
フィギュアスケートは、芸術 的要素を多分に含んではいます が、スポーツです。それなの に、難易度の低いプログラムを プレッシャーのない状況で滑っ た選手が勝ち、異常なプレッ シャーの中で、それでも大技に 果敢に挑戦した選手が負け る・・・。そんなことがあって 許されていいのでしょうか? 高得点が出るのはキムヨナの ほうが、表現力に優れているか らでは?と思われる方は、上に ある画像をもう一度見ていただ きたい。明らかに、浅田真央の ほうが技術だけでなく表現力に も優れていることがよくわかる でしょう。
平凡平凡と何度も書きました が、それは浅田真央と比べたら の話であって、キムヨナに才能 がないわけではありません。 トップレベルであることは間違 いない。ただ、浅田真央が天才 すぎただけです。浅田真央が天 才すぎなければ、ここまで念入 りに、キムヨナを「世界最高」 に仕立て上げる必要もなかった かもしれない・・・とも思いま す。ある意味、キムヨナも被害 者かもしれないというのは、そ ういうところにあります。
「仕立て上げられた世界王 者」この言葉を、私はこれから もずっと忘れないでしょう。そ して、浅田真央がこの四年間で 何をされてきたか、そしてそれ をいかにして乗り越えてきた か。それを、私はできるだけ多 くの人に伝えていきたいと思っ ています。冒頭にも書きました が、私はフィギュアスケートを 愛しているからです。
浅田真央は、間違いなく、 もっともっと、世界的に評価さ れなければいけないスケーター です。私は、浅田真央とキムヨ ナが甲乙つけがたいと評価され るだけでも我慢がならないので す。 どうか、この思いが、少しで も多くの人に伝わりますよう に。 そして、フィギュアスケート の現状が少しでもいいから変わ りますように
【日本の底力】 マオの3A+2Tで全員が0か1と低得点 ながら減点する審判がいなかったのに9人 中一気に「-2」をつけた人物が一人だけ いた。正確には審判は11人おり無作為の 9人の点数が採点に採用されることになる ので、残り二人の可能性も留意するべき だ!!だが確実に「-2」(コケないとつ かない点)を入れた人物が判明しその人物 の国籍が昨夜発覚した。そう、何を隠そう 連日エントリーで取り上げてきた李ジヒ大 韓スケート副会長。である。
【Newsweek】 ソルトレークシティー五輪での不正問題を 教訓に新採点システムを採用したフィギュ アスケートだが、審査員の母国びいきと裏 取引はむしろ悪化している
【sanspo】 真央の体脂肪率は7%前後。18歳以上の 女性が10%を切ると将来の妊娠にも影響 が出るが、それを承知の上で真央は3回転 半を突き詰める道を選び、昨年から2キロ 近く体を絞った。 競技前の“勝負食”とい う焼き肉も、実は1食に食べる量は多くて 3切れ。五輪代表権がかかった昨年12月 の全日本選手権の2週間前。3回転半に行 き詰まった真央が初めて「もうできない」 と号泣し、姉の舞(21)らが台湾料理店 に連れ出した。「好きな物を食べていい よ」。舞の言葉に真央が選んだのはそんな ときでもおかゆとスープ、野菜いためだ け。無邪気な笑顔の陰に、とてつもない努 力と、犠牲にしてきた19歳の普通の幸せ がある。
このページ内容は転載することが認めら れています。
私がフィギュアスケートを見 るようになったのは、リレハン メル五輪のシーズンのグランプ リシリーズ、NHK杯からですか ら、もう17年になろうとして います。その、フィギュア観戦 生活の中で、私は今、これまで に味わったことのないような、 暗澹たる思いで胸がいっぱいで す。バンクーバー五輪の女子シ ングルの競技を終えて、一夜明 けた今、寝るに眠れず、このレ ポートを書いています。 果たしてそれにどんな意味が あるのか。私にもわかりませ ん。ただ、いちフィギュアス ケートファンとして、この現状 を諦め、口をつぐむには、あま りにも今回の出来事は悲惨すぎ る。少しでも多くの人に、現状 を知ってほしい。そう思って、 このレポートを書くことにしま した。 もちろん、主観だらけの内容 になってしまうと思います。け れども、理解していただきたい のは、そこにあるのは、
フィ ギュアスケートに対する愛で す。誰がなんと言おうと、私は このフィギュアスケートという 競技を愛しているのだと思いま す。どんなにつらい思いをして も、納得できなくても。
フィギュアファンとして、浅 田真央のファンとして、今回の 結果がどうにも納得できないと 言ったら、ほとんどの人はこう 思うでしょう。「ミスをしてし まったのだからしょうがない」 「キムヨナは完璧だったのだか ら」。 敗者は口をつぐむのが、日本 では美徳とされています。私は それを否定するつもりは全くあ りません。けれどもそれは、 フェアに競技が行われた上での 結果というのが大前提ではない でしょうか。中には、フェアで はなかったとしても、それすら も納得して口をつぐんでしまう 人も、日本人には少なくないと 思いますが・・・。
はじめに断っておきますが、 私は決してキムヨナが嫌いなわ けではありません。むしろ、4 年前世界フィギュアで彼女の存 在を認識した時は、浅田真央と いう天才にライバルができ、切 磋琢磨できる状況になったとい うことを歓迎しました。彼女た ちが、これからどのように戦っ ていくのか、胸を躍らせたほど です。 間違えてほしくないのは、こ のレポートが「キムヨナ批判」 ではないということです。時に は、キムヨナ本人を批判するよ うな書き方になってしまうかも しれませんが、私にはそのよう な意図は全くありません。むし ろ、キムヨナもある意味では被 害者であるといえると思いま す。世界最高点をたたき出し、 金メダリストとなったキムヨナ は、素晴らしい選手だ、天才 だ、と思われていることでしょ う。ですが、実はフィギュア ファンの目から見れば、主観を 抜きにしたとしても、
稀有な才 能の持ち主というには、キムヨ ナはあまりにも凡庸すぎる。 ジャンプにしろ、ステップにし ろ、スピンにしろ、スパイラル にしろ、すべての要素におい て、浅田真央に迫るものですら ないのです。ではなぜ、その彼 女が「世界最高点」を出すに 至ったのか。たゆまない努力の たまものだから、讃えるべきだ という人もいるでしょう。しか し実は、その裏には様々な理由 があるのです。 あの大舞台にノーミスで滑れ たこと。それくらいは讃えても いいと思われるかもしれませ ん。しかし、です。
前置きが長くなってしまいま したが、私なりに、今回の出来 事を分析してみようと思いま す。潔くないといわれてもかま いません。この腐ったフィギュ アスケート界をなんとかしたい と思っている人間は、たくさん いるのです。それを、少しでも 多くの人に知ってもらいたいと 思います。
2.トリノ五輪後に4年がかり で浅田真央がされてきたこと
キムヨナがフリーで3回も使う ダブルアクセルの基礎点が突如 3.3→3.5点にUP。加点 をつける基準が難しい3回転と 同じなので、簡単なダブルアク セルの前後には工夫ができあっ さり毎度トリプルループ以上の 点に
トリプルルッツとトリプルフ リップの踏みわけが厳格化さ れ、真央が1試合3回使う得点 源であり3回転で一番基礎点の 高い技トリプルルッツが不正扱 いで使う度平均2,3点も減 点。修正しない限り組み込めな くなる
真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳 格化。
しかし真央即座に対応し深い シットスピンに
実はキムヨナも3回転で2番目 に基礎点の高いトリプルフリッ プの不正があった。
ところが何故かキムヨナの不 正トリプルフリップだけは見逃 され続け驚異の加点 それでも真央が2008年 ワールドで優勝してしまう
その直後、来シーズンから今度 は回転不足の厳格化を発表
更にトリプルルッツを跳べな いでる浅田に、浅田の得意な3 回転半を除いた 3回転5種類を跳んだ場合の ボーナスを出す情報が流れる
予想通り真央のトリプルアクセ ルとトリプルループ、安藤のト リプルループ、特に二人ともセ カンドトリプルループが怖いぐ らい全く認められなくなる
ところがキムヨナの得意なセカ ンドトリプルトゥループだけは 決して回転不足にならず初戦の アメリカ戦でトリプルフリップ がまた見逃される。しかしVTR ではっきりトリプルフリップの 不正が映ってしまい、2戦目か らエラーではない「!」の注意 がつくも、彼女だけマイナスに ならず小さいながら加点がつき 続ける。
真央がトリプルサルコウを克服 しルッツもなんとか矯正してく る。対照的にキムヨナはトリプ ルループが跳べなくなる
真央が文句のつけようのない 演技をしてグランプリファイナ ル優勝 するといつの間にか5種類 ボーナスの話しが立ち消えに
五輪シーズン、8月に韓国で ルール改正決定。真央の最大の 得意技トリプルフリップも、蹴 る足がつま先ではなくブレード 全部で蹴ってるからと減点に。
ジャパンオープンで矯正して も不正扱いされ浅田の最後の砦 トリプルフリップも減点、しか もいじっていびつになり質が悪 化、ついでにトリプルトゥルー プも減点ジャッジが登場
2010年度初戦で真央に回転 不足4連発判定。内3つは明ら かに足りてるループ
5輪シーズン、彼女のループ を2回転含め全て潰す意図が明 確に キムヨナはトリプルフリップ の不正は再び注意もつかなくな り、フリーではトリプルフリッ プを跳ばずに世界最高得点更新
いかがでしょうか。 浅田真央は、4年もの長きに わたって、これだけの仕打ちに 耐え、乗り越えてきたのです。 これだけの、浅田真央に不利で キムヨナに有利なルール改正。 浅田真央が、何十年に一度の稀 有な才能の持ち主でなければ、 ここまで露骨なルール改正はな されなかったかもしれません。 これでもか、これでもかと浅田 真央をつぶしにかかり、それで もつぶれなかった浅田真央は、 本当に頑張ったし、偉いと思い ます。
3.浅田真央の代わりにプル シェンコが滑ったら・・・ (http://nereidedesign.jugem.jp/? eid=205 より一部転載)
日本の皆さんは、「浅田真央が ノーミスなら当然金メダルだっ たはず・・・」と思っているで しょう。
違います。 浅田真央の代わりにプルシェン コが滑って、4回転ジャンプを かましても、キム・ヨナに勝つ のは無理なんです。
だから浅田真央は滑る前の、気 持ちの持って行き方に迷いが出 たのです。 絶対勝てない、って分かってた から。
キム・ヨナのフリー競技のスコ アをご覧ください。
キム・ヨナと浅田真央の他のスコア
男子と同じPCS(*女子は×1. 6、男子は×2.0)で計算す ると、 キム・ヨナはジャンプ が1回少ないにもかかわらず、 ライサチェックの得点を超えま す。
女子金メダル キム・ヨナ(12 要素ジャンプ7回) FS 168.00点 [TES 78.30(加 点 17.40 ) PCS *89.70]
男子金メダル ライサチェック (13要素ジャンプ8回) FS 167.37点 [TES 84.57(加 点9.64) PCS 82.80]
男子銀メダル プルシェンコ (13要素ジャンプ8回) FS 165.51点 [TES 82.71(加 点7.68) PCS 82.80]
女子の身体能力(体力)は、身 体組成からみて男子よりも劣る という研究結果があります。 (身体組成からみた男女の体力 差)
しかし、女子であるキム・ヨナ は男子のライサチェックやプル シェンコを超えた。
ちなみに、PCS(Program Components Score)はプログ ラム全体の演技を5つの観点か ら評価します。5つの観点は以 下の通りです。
スケート技術 (Skating Skills)
要素のつなぎ (Transitions)
実行力/遂行力 (Performance/Execution)
振り付け (Choreography)
曲の解釈 (Interpretation)
女子であるキム・ヨナが男子の プルシェンコやライサチェック よりもダイナミックでパワフル なパフォーマンスをしていまし たか?
私はそうは思えません。
では、どうしてそんな差がつい たのか?
一言でいうと、 審判のおまけ ポイント 。 審判の気分次第で10点20点の 差ができる仕様になっておりま す。
GOE女 子 GOE男 子
1 位 キム・ヨナ: 17.40 9.64 : ライサ チェック
2 位 浅田真央 : 8.82 7.68 : プルシェ ンコ
3 位 ロシェット : 4.42 3.20 : 高橋大輔
4 位 長洲未来 : 8.50 2.58 : ランビ エール
5 位 安藤美姫 : 5.30 3.80 : P・チャン
そして当日、韓国人審判とカナ ダ人審判が入っておりました。
だから
「オリンピックの試合だが、全 く緊張しなかった」
などと余裕をぶちかませたので す。
色々な感情がありますが、まず は浅田真央という選手を賞賛す るべきでしょう。
スキージャンプよりも酷いルー ル変更の連続に苦しめられて、 それをたった1、2年で修正して きて、「用意された王者」を脅 かす所までいったのです。
4.画像比較 バンクーバー五 輪SPにおける浅田真央とキム ヨナそれぞれの演技
こうやって並べて比較すると、 いかにキムヨナが浅田真央に比 べて体が硬く、難易度の低いポ ジションでしか滑れないかがわ かります。 ところが、ここでの二人のポ イントは、驚くべきことに、全 く同じなのです。また、キムヨ ナはスパイラルの途中で一瞬よ ろけてしまいますが、そんなこ ともおかまいなしに加点がつい ています。
5.さいごに
この四年というもの、フィ ギュアスケートファンが、どれ ほどの憤りを抱えてきたか、お そらくフィギュアを五輪でしか 見ない人には想像もつかないで しょう。けれど、ここまでのま とめで少しだけでもわかってい ただけたでしょうか。 それで も・・・と思われるでしょう か。 私たちが忘れてはならないの は、浅田真央は間違いなく、世 界的に見ても何十年に一度の稀 有な才能の持ち主であり、キム ヨナは凡庸な選手でしかないと いうことです。 凡庸な選手を、何年もかけて さもものすごい選手であるかの ように仕立て上げた。五輪とい う大きな舞台で、世間に文句を 言わせないために。 キムヨナの演技というのは、 フィギュアをよく知らない人か ら見れば、パーフェクトで素晴 らしいものに見えるかもしれな い(点数という後押しもあ り)。しかし、フィギュアを少 しでも詳しく
知る人間から見れ ば、キムヨナの行っている演技 は、五輪10位の選手ともたい して変わらない、平凡なもので す。ただ難易度の低いプログラ ムを、自信たっぷりに滑ってい るから、素人目には素晴らしく 見えるだけなのです。ジャンプ 以外の要素・・・ステップ、ス ピン、スパイラル。すべての要 素について、それは言えること です。 では、自信たっぷりに滑れる 彼女の精神力を讃えるべきだと いわれるかもしれません。です が、上記にあげたように、キム ヨナは様々なものから守られて いる。採点基準・審判・マスコ ミ・・・。 バンクーバー五輪フリーにお けるキムヨナの得点はどのよう なものか、簡単に言ってしまえ ば、あのプログラムから、3- 3のコンビネーション+3回転 を一回、すっぽぬけたとしても 優勝してしまえる。そのような 異常な高得点なのです。です が、コアなフ
ァンでなければ、 そんなことはわかるはずもあり ません。1回や2回転んでも優 勝できると分かっている選手 と、世界最高の技をパーフェク トに滑っても優勝できないかも しれない選手が、同じプレッ シャーであるわけがありませ ん。 そのような、プレッシャーの ない状況ですから、キムヨナが ノーミスで滑れるのは、別に驚 くべきことではないのです。
フィギュアスケートは、芸術 的要素を多分に含んではいます が、スポーツです。それなの に、難易度の低いプログラムを プレッシャーのない状況で滑っ た選手が勝ち、異常なプレッ シャーの中で、それでも大技に 果敢に挑戦した選手が負け る・・・。そんなことがあって 許されていいのでしょうか? 高得点が出るのはキムヨナの ほうが、表現力に優れているか らでは?と思われる方は、上に ある画像をもう一度見ていただ きたい。明らかに、浅田真央の ほうが技術だけでなく表現力に も優れていることがよくわかる でしょう。
平凡平凡と何度も書きました が、それは浅田真央と比べたら の話であって、キムヨナに才能 がないわけではありません。 トップレベルであることは間違 いない。ただ、浅田真央が天才 すぎただけです。浅田真央が天 才すぎなければ、ここまで念入 りに、キムヨナを「世界最高」 に仕立て上げる必要もなかった かもしれない・・・とも思いま す。ある意味、キムヨナも被害 者かもしれないというのは、そ ういうところにあります。
「仕立て上げられた世界王 者」この言葉を、私はこれから もずっと忘れないでしょう。そ して、浅田真央がこの四年間で 何をされてきたか、そしてそれ をいかにして乗り越えてきた か。それを、私はできるだけ多 くの人に伝えていきたいと思っ ています。冒頭にも書きました が、私はフィギュアスケートを 愛しているからです。
浅田真央は、間違いなく、 もっともっと、世界的に評価さ れなければいけないスケーター です。私は、浅田真央とキムヨ ナが甲乙つけがたいと評価され るだけでも我慢がならないので す。 どうか、この思いが、少しで も多くの人に伝わりますよう に。 そして、フィギュアスケート の現状が少しでもいいから変わ りますように
【日本の底力】 マオの3A+2Tで全員が0か1と低得点 ながら減点する審判がいなかったのに9人 中一気に「-2」をつけた人物が一人だけ いた。正確には審判は11人おり無作為の 9人の点数が採点に採用されることになる ので、残り二人の可能性も留意するべき だ!!だが確実に「-2」(コケないとつ かない点)を入れた人物が判明しその人物 の国籍が昨夜発覚した。そう、何を隠そう 連日エントリーで取り上げてきた李ジヒ大 韓スケート副会長。である。
【Newsweek】 ソルトレークシティー五輪での不正問題を 教訓に新採点システムを採用したフィギュ アスケートだが、審査員の母国びいきと裏 取引はむしろ悪化している
【sanspo】 真央の体脂肪率は7%前後。18歳以上の 女性が10%を切ると将来の妊娠にも影響 が出るが、それを承知の上で真央は3回転 半を突き詰める道を選び、昨年から2キロ 近く体を絞った。 競技前の“勝負食”とい う焼き肉も、実は1食に食べる量は多くて 3切れ。五輪代表権がかかった昨年12月 の全日本選手権の2週間前。3回転半に行 き詰まった真央が初めて「もうできない」 と号泣し、姉の舞(21)らが台湾料理店 に連れ出した。「好きな物を食べていい よ」。舞の言葉に真央が選んだのはそんな ときでもおかゆとスープ、野菜いためだ け。無邪気な笑顔の陰に、とてつもない努 力と、犠牲にしてきた19歳の普通の幸せ がある。
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