こんにちは

星よみを使ってあなた色の人生を送るお手伝いをします

なないろLIFE主宰 Life producer みつよです

春分が過ぎました。

春は別れの季節でもありますね。

我が家は、この3月、これから3件の引っ越しが予定されています。

次男が大学生になって、我が家から巣立っていく引っ越し。

長男が社会人になって、我が家から巣立っていく引っ越し。

主人が、単身赴任を終えて、我が家に帰ってくる引っ越し。

この3件は、予定していたのです。わかっていたこと…。

この節目の時に、

わたしはどうしても子どもたちに礼服を作っておく必要を感じていました。

主人には、

そんなに急がなくてもいいんじゃないの?わざわざこんなお金がかかる時に作らなくても…

と、諭されましたが、

どうしても今!

と、言い放ったわたし。

まさか、

まさかこんなに早く必要になるとまでは、

思ってもいませんでした…。

義母が3月13日 うお座新月の日に

たった一人で、天国へ旅立ちました。

思いもしなかった大きな大きな別れの天国へのお引越しでした。

享年80歳

苦労に苦労を重ねてきた人生

でも、愚痴をこぼさず

息子3人を立派に育て上げ

孫4人を愛情たっぷりに可愛がってくれました。

人に迷惑をかけることを嫌い

子どもたちの仕事に穴を開けることを嫌い

常に気丈な母でした。

このタイミングでしかない

と言わざるを得ない日を選んで

しかも、母自身が寂しい想いを噛み締めなくてもいい日を選んで

母として、

祖母として、

そして、一人の人として、

これほどまでに完璧な日を選んで、

旅立っていきました。

一人

で、ここにいることが

どんなに寂しかったか…。

でも、最後の最後、

わたしを主人のところへ送り出し、

その後、一人で息を引き取ったのです。 

わたしが、冷たくなった母を見つけたのは、15日でした。

長男の大学の卒業式を終え、長男の引っ越しの荷物を車に積んで帰ってきて、母を見つけました。

居間のソファに座り、

まるでお昼寝をしているかのようでした。

12日には、畑で草取りをしていました。

大事にしている義父からプレゼントしてもらったという腕時計の電池交換を頼まれて、届けました。「ありがとう。思い出いっぱいの時計だから…」と話してくれました。

11日には、なぜか次男の誕生日のお祝いを持ってきました。「誕生日、まだ先じゃない。今日でなくてもいいんじゃないの?」と言ったら、「今日渡したい」と。

誕生日当日には、大学入学祝いを渡したかったようで、10万円が入っている御祝儀袋を、母の寝室から後で見つけました…。

10万円も…。

長男が引っ越しの荷物を持って時々帰ってきていた2月には、「ばあちゃん、歳だから、時々帰ってきてな」と、何度も何度も言っていました。

帰ってくるたび、御ご馳走を作って運んで来てくれました。

県外へ出てしまうと、今度いつ会えるのかわからない…。

そんな不安をいつも口にしていました。

確かに。二人が県外へ行ってしまった後だったら、葬儀には参列できなかったかもしれません。

教員である主人は、葬儀の関係で、学校の一大行事の卒業式には出られませんでした。教頭としての責務を考えると、他の先生方に申し訳なかったのですが…でも、ここで休まないと、巣立っていく我が子たちとの時間を取れないまま、離れてしまうことになるところでした。

母が、

「ちゃんと我が子を送り出しなさい」

と、時間を作ってくれたような気がします。

あと数日早かったら、県職員の上のお義兄さんは、県議会があって、葬儀に関われなかったかもしれないと言っていました。

姪たちも、みんな、このタイミングだったからこそ、自分の仕事の節目を保ちつつ、おばあちゃんとのお別れもしっかりできたのです。

自宅での死亡ということで、警察も関わった関係で、お通夜まで日数が必要でした。

一晩ずつお母さんを独り占めして、お別れできた主人たち三兄弟。

あまりにも急に母親との死に直面してしまって、心の準備も何もなかった主人たちには、必要な時間だったと思います。

母の想いを思い知らされました。

祖母の想いを思い知らされました。

これほどまでに、みんながみんな、完璧に全てを整えて、母とのお別れをできる日があったんだなぁと。

口から出てくる言葉は、

ありがとう

しかなかったです。

何でもっと早く見つけてくれなかったの?!

と、言われても仕方のない状況だったのに、

誰一人として、わたしを責める人はおらず、

20日春分の日の葬儀の後には、

お義兄さんたちもお義姉さんたちも、おばさん達も

わたしに

「ありがとう」

と言ってくれました。

あるおばさんが、

「ねえさんはね、光代さんから嫌な想いをさせられたことは一度もないんだよって、自慢のお嫁さんだよって、2、3度話してくれたよ。みっちゃんがここへ来てくれてから、やっと家庭らしい家庭になったんだよ。本当に大変な家だったんだ。ねえさん、最後は穏やかな生活が送れて幸せだったと思うよ。みっちゃん、うちに来てくれてありがとうね」

と言ってくれました。

母がそんな風に思ってくれていたなんて…。

涙が溢れて止まりません。

ただただ、涙が溢れてきます。

陽の光がたくさん入るあったかいお部屋で、みんなの声が聞こえるお部屋で、過ごさせてあげたかった。

あったかい中で、過ごしてほしかった。

そんな想いも湧き上がってきます。

そして今日は、浄化の雨。

いろんな想いも全て浄化してくれます。

春分の日、宇宙元旦。

新たなステージへと移行していきます。

子どもたちも主人も母もそれぞれのスタートです。

わたしは…

次元を変えて新たなスタートを切ることにしましょう。

大きな流れに乗って、

新たな世界を旅することにしましょう。

おばあちゃん、

大きな変化をくれてありがとう。

今まで、本当にありがとう。

愛してくれてありがとう。