東京ステーションギャラリーで明日まで開催のルート・ブリュック 蝶の軌跡展へようやく行きました。
タイトルにある「蝶」は、父親が蝶の研究者だったので、蝶を扱った作品を多く生み出したことからきていると思われます。
ルート・ブリュックはフィンランドの代表的な陶板アーティスト。約50年に渡りあのアラビアの専属アーティストでした。
アラビアと言えば、イッタラと並んで日本でも人気が高い北欧食器を製作している名窯です。
この展覧会、当初は全作品が撮影可能でしたがシャッター音への苦情があり、撮影できる作品が限定されてしまいました。
シャガールの影響を感じる作品。
撮影不可の中に、素敵な作品が沢山ありました。
陶板といえば、タイルのように平面的なイメージを持っていましたが、奥行きのある作品が多く、創造力の刺激を受けました。
陶板を立方体に組合わせた「都市」。
代表的の1つです。
タイルを敷き詰めた水平面に、建物に見立てた立方体の陶器が配置されています。
万博に出品したそうですが、パーツ毎にばらせば搬送しやすいし、並べ方によって造形が変わるという点でも、とても面白い作品です。
大規模な陶器だと移送が難しく、巡回展示には不向きだけれど、この作品はその難点をクリアしています。新鮮な発想!
因みに、ミュージアムショップでは売り切れグッズが続出しており、品薄で寂しいほどでした。
東京での開催は6月16日まで。
その後、伊丹市、岐阜県多治見市、久留米市に巡回。
公式サイト