エカテリーナ宮殿 肖像の間とアレクサンドル1世の間 | Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España.

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美術、建築、空間が好きです。それらに触れられる時間が愛しい。そして何故か、私の感性はスペインに繋がる。

各部屋はアンフィラーダで繋がっています。


肖像画の間

エカテリーナ宮殿に関わりがあるロマノフ王朝の皇帝皇后の肖像画が飾られています。

 

 エリザベータ女帝の肖像画。

ピョートル大帝と2番目の妃エカテリーナ1世の娘。ロシアでは皇后にも宮殿を造る権利があったそうで、この宮殿はエカテリーナ1世が造ったのが始まりで、名前の由来になっていますが、エリザベータの時代に大々的に造り直しました。


 エカテリーナ2世は欠かせません。

 

アレクサンドル1世の客間

アレクサンドル1世はエカテリーナ2世の孫。
ナポレオンのロシア遠征を撃退した皇帝です、
この部屋の壁紙は布製に見えました。東洋の花柄が織られていて、華やかな空間になっています。
角のタイルの柱は暖房器具(暖炉)だそうです。

椅子の貼り地も東洋柄です。


緑の食堂

エカテリーナ2世が造った食堂。
フランスを意識したような色使いと嗜好です。
 
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