大広間
幅17m×長さ47m以上の大空間。
宮殿の幅をそのまま使っているので両サイドから日差しが入る、明るい部屋です。
一面天井画となっていてシャンデリアはありません。
寄せ木細工の床も見事。
因みに、見学者は全員靴カバーを履いています。そしてロープで見学ルートを規制されています。
見学者の多さにも参り、何を写真に収めればいいか分からなくなりました。
床(寄せ木)・壁(彫像装飾)・天井(絵画)に異なる装飾手法を用いているのに、さほど煩く感じないのは、空間が大きいからだと思います。とにかく天井が高い!
全体的にサンクトペテルブルグの建物は天井が高かったです。
大広間の後は、食堂や客間が続きます。
騎士の食堂の間
窓に模した鏡があり、広がりの錯覚が起こります。
部屋の隅にある陶磁器の化粧柱(?)は他の部屋にもありました。この様な陶磁器の使い方は初めて見ました。
白の主食堂
絵画を掛けている部屋の壁装飾は控え目です。ただ飾っている訳ではなく、バランスを考慮して装飾の設計がされているようです。
この部屋は陶器が多く飾られていました。
コデマリに鳥が集まって来ているようなを置物。細かい花を見事に再現しています。
この置物の由来はわかりませんが、東洋の香りがします。
コデマリの原産地は中国です。
金ばかりでなく、銀の調度品も。
床の寄せ木模様は、部屋毎に異なります。
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