エカテリーナ宮殿 大広間と食堂 | Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España.

Arte, arquitectura y espacio-tiempo conectados a España.

美術、建築、空間が好きです。それらに触れられる時間が愛しい。そして何故か、私の感性はスペインに繋がる。

大広間

幅17m×長さ47m以上の大空間。

宮殿の幅をそのまま使っているので両サイドから日差しが入る、明るい部屋です。

一面天井画となっていてシャンデリアはありません。

寄せ木細工の床も見事。

因みに、見学者は全員靴カバーを履いています。そしてロープで見学ルートを規制されています。


見学者の多さにも参り、何を写真に収めればいいか分からなくなりました。

 

床(寄せ木)・壁(彫像装飾)・天井(絵画)に異なる装飾手法を用いているのに、さほど煩く感じないのは、空間が大きいからだと思います。とにかく天井が高い!

全体的にサンクトペテルブルグの建物は天井が高かったです。

 

大広間の後は、食堂や客間が続きます。

 

騎士の食堂の間

窓に模した鏡があり、広がりの錯覚が起こります。

部屋の隅にある陶磁器の化粧柱(?)は他の部屋にもありました。この様な陶磁器の使い方は初めて見ました。

 

 

白の主食堂

絵画を掛けている部屋の壁装飾は控え目です。ただ飾っている訳ではなく、バランスを考慮して装飾の設計がされているようです。

 

この部屋は陶器が多く飾られていました。

 

コデマリに鳥が集まって来ているようなを置物。細かい花を見事に再現しています。


この置物の由来はわかりませんが、東洋の香りがします。

コデマリの原産地は中国です。

 

金ばかりでなく、銀の調度品も。

 

床の寄せ木模様は、部屋毎に異なります。

 

262