もう俺たちが言葉を交わす事は
ないのかもしれない
これからの俺の声は
言葉ではないし
もしどこかで君が俺を見かけたとしても
その眼差しは何も語らない
だから俺たちの互いの存在は無意味で
過去に共有した想いも存在せず
全てが無に還る
それが自然だと君は言った
だから俺はこの不自然な苦しみを
捨て去る
幸せも不幸も今は区別がつかない
ただ俺は俺から逃げる事はできないから
いつか君に俺の手紙が届けば幸い
この軽々しい約束と重々しい嘘が
約束の場所へと導いてくれる事を
祈りながら 手紙を書き続けよう
俺の出来る唯一の方法で
それを読みとれる
君であってください
それじゃ
その日まで