9月に入っても旅の備忘録は続きますが
旅の終わりはそろそろ近づいてきました。

車の修理は順調に進んでいて、予定通り
あと一週間弱で仕上がるとか…

宿を探して道内を彷徨う日々も終わるかと
思うとホッとします。

この日は気持ちのいい朝、本当はもっと北の
宿にしたかったのですが見つけられず…

でもそのおかげで南に行くほど天気が回復
してきた恩恵を受けています。

名寄市は緯度はオホーツク海側の紋別市と
日本海側の羽幌町と同じくらいです。

名寄市の道の駅もち米の里☆なよろに寄り
外のハンギングバスケットの花に癒されて…

店内の名産のもち米から作った和菓子系の
勢いに驚き…　好きだけど食べたばかりで…

大福とかお土産には十日も持たないよね…

道の駅を出て西に向かい天塩川を渡ります。

北見山地天塩岳に源を発し、石狩川に次ぎ
道内2位、国内でも4位の長さがあるとか…

瑞生橋から川下を見ると川幅ありますね…

幌加内町に入りの朱鞠内湖に向かいました。

ここは雨竜第一ダムによりできた日本最大の
広さの人造湖です。

雨竜第一ダムの近くの展望台に行って…

湖畔のキャンプ場にも寄ってみました。
天気がいいとなにかリゾート地みたい…

南下していくと現れる白い洋風の建物…

幌加内町の道の駅森と湖の里ほろかないは
奥の高台の「せいわ温泉ルオント」も含み

雪の結晶のマークは日本最寒の地の印です。

道の駅の脇の清流は雨竜川で、蛇行しながら
下っていき雨竜町で石狩川と合流します。

道路脇の花々も美しく車を停めるとここは
日本一のそば畑を通る道だったとか…

幌加内トンネルを抜けると深川市になり
秩父別町に入り筑紫橋を渡ると北竜町に…

前日LINE交換した人達から近況報告が入り
とても賑やかです。

稚内に泊まったり利尻島に渡ったライダー、
オホーツク海岸のエサヌカ線を走っている
二人組からはシカの群れが道を横切る動画…

私もこの水色の橋がとても素敵だったので
すぐに紹介しました。

北竜町の道の駅サンフラワー北竜は
二頭の龍が守る門の中にそびえるオランダ風
建物がテーマパークのような派手さです。

温泉保養センターと物産販売、宿泊研修施設
を兼ねていて中もこれ本当に道の駅？

ひまわりの里もこの裏手にあるそうです。

雨竜町の道の駅田園の里うりゅうで
雨竜米揚げかまぼことおにぎりを食べて…

駅の中にある雨竜沼自然館は小さいながらも
写真や木工品が多く展示されていました。　

滝川市の道の駅たきかわは2020年に
リニューアルオープンしたそうです。

半円形の天井にステンドグラスがお洒落な
交流ホールとレストラン、直売所があり…

深川市の道の駅ライスランドふかがわは
米のまち深川をイメージしたテーマ館です。

いい天気なのもありがたいけれど暑くバテて
この日はあと旭川旭山動物園だけにします。

旭山動物園の理念は「伝えるのは、命」

ありのままの動物たちの生活や行動を知って
もらうために施設は充実していて…　広い、
そして山にあるから坂が多い、、

でもせっかく来たからにはヨレヨレしながら
全部見ましたよ…　たぶん。

シロクマさんやヒグマさんも暑いでしょう…

閉館間際まで粘って出る頃には車少ない…

本日の宿は旭川の東のはずれです。
素泊まりなのでイオンに行って買物をして

ゆっくり自分の部屋で夕食タイムです。
LINEをゆっくり眺めながら…

23日目　236km

これから数日はベタな観光地巡りもするので
混んでいないかビクビクしています。

朝早く旭川を発って上川町に向かいます。

層雲峡に行く前によくわからないので
ビジターセンターに寄ってみました。

奥はロープウェイ＆リフトの層雲峡駅です。

大雪山層雲峡黒岳ロープウェイは山麓の
層雲峡駅と5合目の黒岳間を、リフトは
層雲峡駅と7合目ロッジまでを運行します。

5合目には30分程の散策路があるそうです。

層雲峡ビジターセンターは展示スペースは
小さめですが情報収集に役立ちそうです。

層雲峡は道の先ですがその横を流れるのは
石狩川で大雪山系石狩岳に源を発していて
長さでは国内3位、流域面積は2位だとか…

層雲峡は断崖絶壁といくつか滝がありますが
有名なのは中心手前の流星の滝(男滝)と
奥の銀河の滝(女滝)で

この二つを同時に見られる双爆台という
展望台があるようですが結構急坂なため
今回は諦めました…

道を逸れて大函の柱状節理は見てきました。

そして右手の道を進み、左の大雪ダムによる
大雪湖を過ぎて行き三国トンネルを越えると
上士幌町に入り三国峠展望台に着きました。

あいにく雲で山の端が霞んで山の名がよく
わかりませんでした。

少し先で道がヘアピンカーブになっていて
緑深橋から松見大橋の眺めが一望にできて…

士幌線はかつて帯広駅から十勝三股駅まで
運行していて1987年に全線廃止になり
橋梁や駅跡が残されています。

幌加駅跡から第五音更川橋梁に向かって
歩いて見ました。滝の沢橋の近くです。

音更川を下流に向かうと糠平ダムによる
人造湖の糠平湖があって湖岸から向こう岸に
タウシュベツ川橋梁が小さく見えます。

ここも林道を歩いて見て来ました。

昼ごろにはぬかびら源泉郷に着き、念願の
ひがし大雪自然館にじっくり寄りました。

地味で閉鎖的な感がある外観に比べて
明るくセンスが光る内部にはたくさんの展示
があって(昆虫類は個人的に多すぎるかと…)

ここでは木の断面もほぼ全種網羅されていて
シラカバと他の木の違いが実感できました。

とはいってもチェックインまでは時間があり
薬やお菓子なども買っておきたいのですが
ここにはそういう店がなくて…

山を下りて上士幌町まで買物に行きました。

道の駅かみしほろは 2020年オープンした
新しい駅で高い天井で開放感がありました。

このところ急な暑さで疲れているようで

本日は相部屋ですが早めに休んで次の日に
備えたいと思います…

24日目　200km

次の日は朝食後に糠平湖畔を散歩しました。
シカの家族がゆうゆうと食事中でした…

ひがし大雪自然館の横手から入る遊歩道が
あると聞いて糠平川橋梁まで行きました。

時間があればもう少し先まで歩きたかったの
ですが次の予定もあって…

なんと宿主催のタウシュベツ川橋梁ツアーに
参加できることになって…

対岸に許可車で行ってこんなに近くで橋を
見られるなんて嬉しいです…

近くで見ると予想以上に損傷が進んでいて
崩壊はもう時間の問題だそうです。

1月～5月水位が下がると現れ、9月にはまた
水没し見えなくなる幻の橋と呼ばれていて

よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると
眼鏡のように見えてめがね橋ともいうとか…

曇っていますが少しだけ映っています。

ツアーの解散後は幌鹿峠に向かって鹿追町に
入り然別湖方向に下りて行きました。

道内の堰止湖としては最も標高の高い場所に
あるそうで冬季には、氷上コタンまつりが
開催されイグルーや露天風呂が人気だとか…

ここの湖底に線路が延びる話題のスポットが
あるらしく行ってみました。

とかち鹿追ジオパーク･ビジターセンターも
道なりなので寄ってみました。私一人なのに
長い間丁寧にに説明してくださいました。

このエリアで発見された新鉱石が北海道石と
して去年登録されて話題になっているとか…

その先すぐにあった道の駅うりまくは
ライディングパークが隣接して乗馬体験や
パークゴルフもできるそうです。

中もなにやらワイルドですね…　水色の
馬はライディングシミュレーターだとか…

鹿追町の道の駅しかおいは素朴な小屋風の
建物ですがいろいろなものを取り扱っていて

近くに陶芸工作館や神田日勝記念美術館も
あり芸術鑑賞もできそうです。

この日は富良野観光の予定でしたが時間が
押してしまいあとは急ぎます…

また狩勝峠を通ることになりましたが
南富良野から麓郷は通らず西に向かい
ファーム富田だけ寄りました。

もう日が傾き花の色はよくないのですが
ラベンダーやたくさんの花に癒されました。

お洒落なお店も多くて迷いましたが
ラベンダーソフトだけ食べてひと休み…

そのあと四季彩の丘にも寄ってみましたが
もう閉園していました。

本日の宿は上富良野町の西の丘にあります。

25日目　179km

26日目は5時頃には宿を出発しました。

朝早くにまた少し雨が降ったのか、道は濡れ
うっすら靄がかかっていました。

かみふらの八景と親しまれている美景の
スポットの一つ、ジェットコースターの丘…

真っ直ぐな坂をアップダウンを繰り返して
美馬牛駅方面に下りて行きます。

美瑛町に入り西に向かい立ち寄ったのは
道の駅びえい「白金ビルケ」でビルケとは
ドイツ語でシラカバのこととか…

建物が日時計になってるバーガーショップや
THE NORTH FACE も敷地内にあります。

開館前でしたが駐車場が混んでいました。

そこから青い池までは2kmくらいでしたが
駐車場が開いていなくてしかたなく路駐して
他の人と一緒に歩いて見に行きました。

曇っていて日が出ていないので青い色は
今一つで思ったより小さい池でした…

その先の白ひげの滝にも行ってみました。
岸壁の割れ目などから水が流れ落ちてできる
潜流瀑の滝で珍しいそうです。

この滝などで含まれるアルミニウムを含んだ
水が美瑛川で混ざりコロイドができるのが
青い池の青さの理由の一つだそうです。

それから美瑛駅の方に下りてきました。

駅の駐車場に車を停めブラブラ歩きながら
道の駅びえい「丘のくら」に行きました。

大正初期に建設された美瑛軟石を使用した
倉庫を改装した道の駅で農産加工体験施設や
宿泊施設が隣接しています。

ここも開館前でしたが駐車場が混んでいて…

駅から北にある北西の丘展望公園に行き
ラベンダーを見たり散策したり…

ピラミッド展望台に昇ると眼下に360度の
パノラマが広がり、風も心地いいです…

近くには観光スポットケンとメリーの木や
セブンスターの木、マイルドセブンの丘など
ありましたが辿り着けなかったのですが

美田のそば畑を借り取ることができて満足…

美瑛川に沿うように旭川市に入り道の駅
あさひかわに寄りました。道向かいに
旭川大雪アリーナやクリスタルホールや
旭川市博物館などがありますが

忠別川を渡り常磐公園を目指します。
今度こそ道立旭川美術館に行くために…

道立旭川美術館　　1982年開館
設計　田上義也氏

「日本の洋画 150年の輝き」との特別展を
開催していて前回来たときはその準備のため
休館中だったのですが今回は入れて…　ただ

伝統木工芸や木の現代造形、木工クラフト
など通常展示がなかったのは残念でした。

無事、午前中に見学し終えて今度は東川町の
道の駅ひがしかわ「道草館」に寄りました。

旭岳の玄関口に位置していてモンベル大雪
ひがしかわ店も隣接しています。

東川町は大雪山の大自然に囲まれて
天人峡や羽衣の滝などの秘境もあって…

人気の大雪山国立公園旭岳ロープウェイは
山麓駅と姿見駅間を運行し鏡池、展望台の
周遊コースは1時間ほどだそうです。

そちらは今の私には縁遠いのですが…
近くのせんとぴゅあという複合施設で
ランチを食べてきました。

早起きしたせいか意外とサクサク進んだので
ちょっと気になっていた当麻町の鍾乳洞に
寄り道することにしました。

ここは規模はさほど大きくありませんが
結晶度がよく、珍しい鍾乳管があるそう…

だんだん時間が押してきたので愛別町から
遠軽町まで旭川紋別自動車道で向かいます。

遠軽町にある道の駅まるせっぷは前回も
寄ってみたものの時間外で今回は…

中に入ってウッドクラフトに癒されました。

建物内部に木を多用し天井までの吹き抜けに
なっているので音響効果にすぐれていて
コンサートも開かれているそうです。

ここも寄りたかった木のおもちゃワールド館
ちゃちゃワールドですが閉館30分前で…

ササっと見せていただきましたがそれよりも
藤城清治氏の影絵美術館も併設していて

その中でもオリジナル作品「光彩陸離」は
高さ9ｍ、幅18ｍの感動の大作でした。

遠軽町では他にも遠軽町埋蔵文化財センター
を併設する白滝ジオパーク交流センターにも
寄ってみたかったのですが…

日が暮れる前に先を急ぎ湧別町の道の駅
かみゆうべつ温泉チューリップの湯に寄り
ホタテフライ定食をいただいて

サロマ湖西端の本日の宿に急ぎます…

26日目　303km

北北東の旅 その7

北北東の旅　その7