生物進化とご先祖さま | 宮澤大三郎のブログ 

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東洋思想。東洋医学。佛教。瞑想。気功。食養などから幸せを求めお届けしています。2014年9月からブログを書いています。
心はこの世で修行しているのです。
この世でつくられた善い心は来世(死後)にも残ります。生まれ変わりのない人は万人に一人くらいです。

                    

 

           五、生物進化とご先祖さま

 本文中に書いた生物学者の柳澤桂子さんの話をもう少し補足しますと、

 「一般的に生物の進化の過程は、はじめに単細胞が現れ、次第に進化して、魚のような水棲動物となり、それが進化してカエルなどのような両棲類となり、カメやワニなどのような爬虫類となり、そして、陸上で暮らす生物の鳥類や四足で歩く動物となり、やがて進化して人類になった。人間のDNAの中にはこれら進化の過程のDNAがすべて組み込まれている。したがって、人間の内にある動物的性格がより強く出る場合には本能に生き、闘争心の強い面が現れ、また、自己保存のため攻撃的になる。ただし、人間は人間として進化の過程の動物的なものをコントロールすることが出来るように生まれて来たのであるから常に心を高次の方向に向けることによって、平和を保つことが出来るはずなのである。そして、これらの原理を先人は徐々に解ってきたのであろう、それ故、多くの宗教家や思想家によっていろいろと真理が説かれてきたものである。したがって、私達は常に善き方向に心を向けるべく、少しでも日々努めることによって人類の平和が招来されるものと思われる。」と言われていますが、進化論は一般的に常識となっていますが、大切なことは科学者でも心の問題が平和への道であることに触れていることです。

 私達は父母や祖父母ばかりでなく、爬虫類・両棲類・魚類や単細胞生物など進化の過程のすべてを「先祖」として現在の「自分」が存在するということが現実なのです。そうすると、未来の子供や孫やその子孫は「自分」が先祖になるのです。私達は未来の人達が幸せに過ごせるようにしなければならないことは解るものと思います。誰でも皆子孫のためを思わない人はいないと思います。もし居るとしたらその人は人間性を失っている人です。人間という生命には必ず心と体があり、体だけの生命体はありえないのです。と言うことは、心身ともに先祖から受け継がれ、また自分が次世代の先祖として心も体も受け継いで行かなければならないのです。このように考えますと現在の自分の責任は重いものであることに気付かれることでしょう。体も大切ですが心の健康も大切なのです。自分に合った心の健康法を探して心身ともに未来の先祖である自分を磨きましょう。

 

 

 

問題については、『心の世界』『気功療法の応用』にも書いてあります。瞑想の極意も書いてあります。

 

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内容 

 

戦前=軍国主義教育

 

戦中=軍隊(旭川釧路東京=東京大空襲長野終戦)

 

戦後=昭和21年(神戸=MPと遭遇)-昭和22年(東京=進駐軍の横暴)

 

戦後海外で活躍した旧軍人など。