白川紺子さんの『後宮の烏』最終7巻まで読みました!
後半4冊は夢中になって読みました〜。
また寝不足。
\\ ネタバレありの感想です //
印象的だったのは、人は繫がっているという話。
寿雪が麗娘の言いつけを破って自分で繋いだ縁が、その後の自分を変え、支えていくことになりました。
寿雪は麗娘の言いつけを守らなかったことを事あるごとに気にしていたけれど、烏妃の呪いを解くのは寿雪だとも信じていた麗娘。
歴代烏妃が蘇った時、麗娘も蘇ってくるんじゃないかと私もハラハラしました。
でも! まさか!
予測の上、呪詛がえししてるとかー!!
死して尚、寿雪を守る麗娘。
そんなん泣くやーん!
他にも導く者と導かれる者の組み合わせが多数出てきて、人を育てるとか、世代をつなぐとか、そういうことも心に残る物語でした。
人間が信仰するそれぞれの神の宗教観の違い?
神々の争いだけに留まらず、神に仕える巫の存在も大きく影響したりして、そういうのも面白かったです。
もうひとつ泣けたところは、寿雪と衛青の別れのシーン。
寿雪がまさか衛青の持ち物を求めるとは思わなくて!
衛青が(もしかしたら血が繋がっているかもしれない)と気づいた時からの彼の葛藤を、読者は知ってるじゃないですか。
衛青、本当に良かったねぇ〜という気持ち。
私としては、高峻と寿雪の心の通い合いをもう少しどうにかして欲しかった感はあるけれど。
最終的に綺麗に終わったので良かったです。
キャラ萌えは温螢!
しごでき、かつ控えたところから寿雪を見守る感じがたまりませんでした。
淡海とのコンビも良い♡
最初、慣れるまでは登場人物の名前や用語に苦労するかもしれないけど、とーっても面白かったのでオススメのシリーズです!
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出てくる食べ物も美味しそうだったなぁ…