かなり痛々しい青春映画。ハラハラして落ち着いてみてられなかった・・・。

理想に基づき革命に燃えるヤンとその親友ピーターは「教育者 The Edukators」として、
ブルジョワ達の留守宅に押し入り、「贅沢は終わりだ」とイタズラを繰り返していた。
ピーターの留守中にピーターの彼女ユールの引越しを手伝ったヤン。
ヤンとユールは急速に惹かれあっていく。
過去に起こした交通事故のせいで多額の借金を背負っていたユールは、
ヤンから「教育者」の話を聞き、事故の相手の家へ侵入することにする。
無計画で感情的なこの行為は、ピーターを巻き込んで取り返しのつかないことになっていく。

ヤンの言うことは分かるんだけど、それって理想主義すぎるかなぁ思ったり。
おじさんもストックホルム・シンドロームなの・・・?という位、
ヤン達に同調・譲歩したりして疑問。助かりたかったのか?
だけど結局たった一人の主義も変えられず、彼らは革命を続けていくわけです。

ピーターが男前過ぎます。
親友に彼女とられても、理想の実現のために二人を見捨てることがない。
器の大きい男じゃないですか。
ユールはちょっと子供っぽいから、そんな大人なピーターよりも
理想に燃える幼いヤンに惹かれちゃったのかもね。