マット・デイモンて生理的に受け付けない、と思いつつ観たが、やっぱり受け付けなかった。
 ヒース・レジャーはちょっとラブ♡
 
 グリム兄弟は悪霊退治をして有名になっているが、しかしその実、すべてヤラセの詐欺まがい。
 それがバレて、ある村の連続少女失踪事件を解決させられることになる。
 しかしこの事件は本当の魔法の力が働いており、
 森の中の塔に眠り続ける永遠の命を得た女王が、12人の少女を生け贄に若さを取り戻そうとしていた。

 素材はとても私好みなんだけれども、
 全体的に掘り下げが足りないというのか、物足りない感が漂う。
 
 首だけのお供たちやのっぺらぼうになった少女は、チャチ過ぎて見た瞬間ヒく。
 
 舞台はドイツだけど、フランス支配下らしいのでお役人はフランス風だし、
 殺し屋はイタリアンマフィアだから妙に陽気だし、
 アメリカ映画だから英語しゃべるし、なんかまとまりないヨ・・・。
 
 しかしセットはとってもステキ! 田舎町の暗~い感じとかはググッときました。