原作を読んでいくという目的で始めた訳ですが今回はバレンタインの話題に

 

まずは民子ちゃんの夢から始まる訳なんですが、最初からなんというかウシウシしてますね~

よりによって秀ちゃんが一番厄介な存在と思っているであろうウシにすり替わっちゃうなんて・・

そして今度はウシ美ちゃんと仲良くチョコを渡そうという展開になるのですが、なーんかこう似たような展開あったよなぁと

民子ちゃんとウシ美ちゃんはお互い好きな人が一緒な上に片思い状態、そうなったらもう「ライバル」になりがちじゃないですか、それが「2人で一緒にがんばろーね」ですよ!美しい友情が芽生えてる訳なんですよ!

たとえウシと人間であろうと少女漫画の展開に置いて欠かせないであろう恋のライバル展開が起こらない平和な世界なんですよね。

アニメでは「所詮あなたはウシ!」と思いっきり見下していたのがなんだか分かりやすいというか残念だなぁと思いました

とはいうものの原作も友情といいつつも民子ちゃんと秀ちゃんのツーショットでショックを受けたような反応を見せる辺り少し不安定だなと

仮にですけどどちらかが秀ちゃんと結ばれたとしたら笑顔で「おめでとう」と見送ってあげられるのでしょうか?きっと落ち込んでしまいますよね・・いや顔で笑って心で泣いているでしょう 後はめっちゃ個人的な解釈になるのですが民子ちゃんはウシ美ちゃんを表には出さずとも「動物」として認識しているのではないかと思うんですよね「このウシさんも北田さんが好きなのね、かわいいなー」ぐらいには感じていそうだなーと・・

猫部先生のこういう思わせぶりな所を見せつつも不鮮明で想像力掻き立てられる演出にいつもわくわくさせられます

 

そしていつもの3人組の会話ですがバレンタインを「チョコの日」と言ってしまうわぴこさんにすかさず突っ込みを入れる秀ちゃんと葵ちゃんwここ意外にも見落としてました!なんという・・・原作では貴重な秀&葵の組み合わせなのに

「って言うのは冗談でー!」と修正したのかそうでないのか「お返し」を主張するわぴこが意外過ぎてなんかいいなと思いました

そこでメロンパンのくだりを思い出してしまうのが葵わぴ脳ですね、いやそれがお返しという訳ではないのですが隙あらば思い出すメロンパン・・・なんかいいですよね カプ解釈や考察など色々考えるのも好きですが、食べ物に直結するような分かりやすいネタがやっぱ好きです

きん注はコマの端々に重要なネタが散りばめられているので楽しい!!

ちーちゃんの禁止令もいつも以上に拍車が掛かっていますね

どうやら異性同士のイチャイチャを見るのが相当嫌みたいですね・・過去になにかしら嫌な思い出があったのかもですが

なんにせよ気持ち分かるよー笑

ですが民子ちゃんによってその禁止令は見事に粉砕されるのであった・・というよりも返って後押しする形に・・・ちーちゃんには力ずくで阻止するより理屈で押し通す方が良いような気がする・・ある意味秀ちゃんには適わないのもお察しですな

でもね、ちーちゃんの気持ちホント凄くよく分かるんだよー!!感情的にもなっちゃう

 

そしてそれをしってか知らずかわぴこさんが「葵ちゃんにチョコあげよーかな」と言ってしまう訳ですよ

だらだらと書いておきながら今回のメインはこの発言じゃないかなと思います

義理チョコ禁止で一つしか用意出来ないと知りながらも葵ちゃんを選ぶって葵わぴ勢大歓喜じゃないですか

余所では様々な理由や消去法の結果こうなったと解説されたりしていますがちょっと考えちゃうんですよね

まぁぎょぴちゃんにあげれば良い所をちーちゃんが渡すかもという理由で結果葵ちゃんにという事になった訳ですが当のちーちゃんは「葵にチョコをあげないほうがいい」と忠告?してるんですよね

という事はもしかしたらちーちゃんはぎょぴちゃんには意図的にチョコをあげないかも知れないじゃないですか

そうなったらぎょぴちゃんにも空きが出来るのでぎょぴちゃんに初めてのバレンタインチョコをあげる事が出来る訳ですよ

それなのにその後の展開では「葵ちゃんにチョコをあげる」事をほのめかすような発言をしたのです

これってどういう意図があるんでしょうね?まぁわぴこが単純な性格だから特に何も考えなかった、メロンパンのお返しがしたかったとも考えられますが真意はどうだか分からず仕舞いですね・・・

私は多少わぴこにドライというか小悪魔な一面があってもいいと思っていますし無意識にそういう事しちゃうのかなとも思っちゃいます

単純にいかないのがこの作風の魅力だなと思いますね

そしてラストの展開がほんと上手いです 秀ちゃんと葵ちゃんは大打撃(身体的)ですが結局2人からぎょぴちゃんと葵ちゃんへ渡す事になるのが平和的だし面白くて好きです

来年は同じようにはならなさそうですがそこもいいですね。