街歩きをしているときに探し回っていたのが”孫の手”だ!
背中がかゆい時に使うもので、かゆいところに手が届くという表現がぴったりのもので、先端に指状なものが付いた背中をかくものだ。
昔は荒物屋に行くと置いてあったものだが、荒物屋自体が消えて行く時代で店を見ることも少ない。若い人には荒物屋はそれって何だろうと思うが、ほうきやザル、ボウル、ヤカンなど日常生活で使うものがなんでも売っている店。家の近くには荒物屋は無い!
”孫の手”は100円ショップなどで置いてあるがプラスチック製で使っていると指先を模した部分が割れたり折れてしまう。なので街歩きをしているときに荒物屋は無いかと探していた。
門前仲町で昔は荒物屋ではないかと思った店に入って聞いたら昔は扱っていたが今は置いていないと言われた、残念だと思っていたらこれを差し上げますと出されたのが写真下の金属製ものだった!どこか”孫の手”を売っているところはご存じないかと聞いたら、深川不動の参道にもしかしてあるかもという店を教えていただいた。
その店へ行き聞いたらあると言う。出されたのは職人仕事だなと思うもので値段を聞いたら2750円、日常的に使いたいので手が出ないがプレゼントされたらうれしいなと思ったすばらしいものだった。
さあ困った、近くの赤札堂にあるDAISOへ行けばプラスチック製のものがあるに違いないが竹製のものが欲しい。そうだもしかしたら深川2丁目の大工センターとスーパーがある「コーナン」ならと思いついた。木の製品がたくさんあるからと思ったから。
「コーナン」の総合案内で聞いたら、ありますと案内してくれた。2階の健康用品売り場に竹製の”孫の手”があり、382円!手に入れたのが写真上のものだった。家に帰って背中をかいたら竹製は気持ち良い。金属製は折り畳み収納なの旅行用に重宝しそうだ。