廃棄車のエアバッグは焼却処分されていることを初めて知った。エアバッグをバッグに再生するプロジェクトからバッグが作られる。
エアバッグの解体作業は手間がかかる。小さく折りたたまれてハンドル部分に収納されているエアバッグは強制的に爆破させて取り出さないといけない。爆破の際についた汚れや火薬臭を洗い落とす作業が必要、そして手作業で裁断してバッグへ再生されるのは手間暇がかかる困難な工程。これを経てバッグに再生される。
展示会でバッグを触り手にもって確認したが、軽くてびっくりし、丈夫なことは保証付きだと聞いた。
エアバッグが作動する事故は国内の車約8000万台のうち10%に満たない。これを考えると廃棄焼却されるエアバッグの数はとてつもないものになる。
「yoccatta TOKYO」は廃棄エアバッグをデザインから縫製まですべて日本でやり日本の消費者に届ける!
立体形である廃棄エアバッグは手作業で解体し、平面の生地にしないといけない。この作業を長年、自動車部品の組み立て作業をしている障碍者福祉施設工場で行ってもらうという就労支援につながる!
またバッグの持ち手には獣害で捕獲されたエゾシカの革を使用している。
エシカルでSDGsのバッグの誕生といえる。
エアバッグは今まで解体作業を中国で行っていたものを日本に移行し、すべてが日本製となるバッグは6月ごろから市場にとのこと。
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