資生堂ギャラリーでは「吉岡徳仁スペクトル展」をやっていた。地下の会場に入るとスモークでちょっと息苦しい。そんな中にプリズムによって生み出される虹色の光線がほんのりと光っている。吉岡さんの作品でもある会場内の透明なベンチに腰かけているとなんだか時間を忘れる感覚になった。3月26日(日)まで開催中。11時から10時、月曜休廊、入場無料。
銀座ニコンサロンは好きな写真ギャラリー、持っているカメラはニコンが多いことも関係があるかもしれない。「有野永霧写真展 日本人景 ビニール」はビニールがある光景を求めての旅という写真が並ぶ。写真展では撮影NGというのが多い、著作権の関係だといわれるがなんだかなあと思ってしまう。それが写真展がたくさんの人に見られない要因かもしれない。写真を撮られてもいいじゃないかと!2月28日(日)までだから、見るのはちょっと厳しいかもしれない。
gggギャラリー(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)では「仲條正義 IN&OUT、あるいは飲&嘔吐展」をやっていた。この展覧会は1月13日から開催することを知っていたので、見に行かなくては思いながらやっと!仲條正義さんは私が編集者をしていた時にお世話になった(直接担当したわけではないが)人なので絶対に行くと決めていた展覧会。1階と地下の会場に仲條さんが手がけられた作品が並んでいるのは壮観だ。見たことがある作品が多いのも興味津々だった。11時から19時、日祝休廊、3月18日(土)まで開催中。こういうすばらしい展覧会が無料で見られるのはうれしい!