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徒然なるままに

今日から5月


皐月


新緑がキラキラしてきました。少し夏の匂いもしてきたし


こんな風に思えるのは自分のココロが少し穏やかになってきたからなのかもしれないなあ…なんて


あっ、お久し振りです


最近、色んなことがあって身の回りがバタバタと落ち着かない日々を送っていました


3月3日、お父さんの命日


その日、お母さんが肺ガンと診断されました


そして4月24日に手術を受け、昨日無事に退院してきました


毎年受けている大腸がんと乳がんの検診を申し込んだところ、乳がん検診が満員で予約出来なくて、じゃあ時間が余ってしまうからと、たまたま肺がんの検診を受けただけでした


ほんと偶然に見つかった


3月3日にお父さんの7回忌の法事を済ませて家に帰ると『要精密検査』と書かれた検診結果が届いていました


すぐに知り合いの先生のところでCTを撮ってもらうと肺ガンに間違いないと


でも、幸いにも早期発見で先生もこんな小さい段階で見つかって良かったと何度も言ってくれました


診断されてから1か月の間は転移の有無や手術に耐えられるかの術前検査が続く日々…


手術日が決まるまでは、1日も早く手術しないとガンが大きくなってしまう…という恐怖からお母さんは精神的に落ち着かなくなったりで…


私たち家族はとにかく早期発見で良かった!っていう気持ちが大きくて


『早く見つかって良かったね』


って何気なく口にしてしまっていたけれど、母親にしたらガンになってしまったこと自体が何も良いことでは無くて…


うーん…


現実を受容できるまでの間の母親との関わりが、家族としても医療従事者としてもこれで良かったんだろうか…と頭を悩ませたり


精神的に落ち着かない母親を心配したお友達がランチに誘い出してくれたり


家に遊びに来てくれたり


家族以外の人の支えもあって、手術日が決まる頃には徐々に落ち着きを取り戻していました


一番つらいのはもちろん母親だけれど、この1か月半は自分も精神的、体力的にキツくて…


時には弱音を吐いちゃったりもしたけれど…


お友達も心配してしょっちゅう声を掛けてくれたり…


本当にマワリノ人に助けられた


家族だけでは母親も私も乗り切れなかったと思っています


もともと4月は秦くんのライブで初の東京遠征に行こうかとぼんやり考えていました
(こんな時なのにねえ)笑


チケットは取っていたものの、手術日がなかなか決まらなくて、本当に東京行けるのかどうなのか宙ぶらりんのまんま、結局はっきり決まったのがライブの10日前でした…


でも何となく東京には行ける気がしていたんだよね…何となく(笑)


結局、東京から帰ってきた2日後に入院、4日後に手術をすることが決まって


母親も『せっかくの東京、ハタ坊(笑)楽しんでおいでよ!』って快く送り出してくれて初の東京遠征にも行って来ました(東京のレポはまた今度…)


で、予定通り東京から帰った2日後に入院、4日後に手術


自分の中で願掛けをしていて、手術が無事に終わるまでは『水彩の月』を聴かないでおこうと。


だからラジオから不意に流れてきた時も聴かないようにしていました


無事に手術が終わった夜に、初めてちゃんと聴いたときに色んな思いがあふれてきて涙が止まらなかった


手術後はまあそれなりにこちょこちょと色々とあったけど予定通り1週間入院して昨日無事に退院しました


まだまだ痛みがあり日常生活に介助が必要で、今日はお風呂に入れてあげて頭を洗ってあげて、一緒に散歩して…


小さくなった母親の背中を洗っていたら、年取っちゃったなーって切なく思ったり


でもこうやって早くに退院できて、お世話できるなんて嬉しく思ったり


今日は切ない涙なのか嬉しい涙なのか、訳の分からない涙が出てきたり…


ということで、色んなことに感謝せずにはいられない5月の始まりでした


ありがとう