数日来お知らせしてきた環境省による「動物の愛護及び管理に関する法律に係る省令案(飼養管理基準に係るもの)に対する意見の募集(パブリックコメント)」

とうとう明日が締め切り日です。どこをどう見ても締め切り時間が書いてある場所にたどり着けないので、今日中が締め切りだと思ったほうがいいかもです。

 

 

賛成の意見の人も、反対の意見の人も、それぞれの立場でコメントされましたでしょうか?

私はやっと今日、自分の意見をまとめて提出してきました。

受付番号が日付のあと000に続いての7桁なので、7桁全部がそれぞれの意見番号であったなら100万通になるのだけど、どうでしょう?

 

 


の中の検討結果を読みました。

適正な飼養管理の基準の具体化について(動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会とりまとめ報告)

適正な飼養管理の基準の具体化について(説明資料)

犬と猫の動物福祉に配慮した、より良い飼養形態の提案に向けて(動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会座長提言)

 

それから、ネットニュースについたコメントで肯定意見もですが、何よりもこれに反対する人の意見を主に読みました。

それと並行して、牛豚の生涯繁殖回数を調べて、牛豚の現状を目の当たりにしてショックを受けて。

そのうえで、具体的事項の赤字部分を一般市民としての目で読んで思う事を書いてきました。

 

私が書いた意見とその理由は3件。

「犬の生涯出産回数について、自然分娩で5回、帝王切開分娩3回、7歳に達した時点で交配は行わない。」

専門家ではないのでわからないのですが、帝王切開なんて子宮破裂や臓器の癒着のリスクが高いから自然分娩とは別に考えるべきだと思うし、一般的な人間の出産を基準にしてみたのだけど、人間は通常出産前後に手厚く介護看護されますからね。イギリスなんて帝王切開を2回した雌犬は交配させちゃダメだし。高齢出産のリスクを考えると7歳までで十分だと思う。

「冷暖房機の設置の義務付け、室温の規定」

冷暖房機無いなんて犬も、そして世話をする人間に対しても死活問題でしょう。地域差もあるから室温を規定したほうがわかりやすい。

「一人当たりの飼養または保管する繁殖犬の頭数は一人10頭」

正直に言って一頭しか飼ったことのない一般人の私には適正頭数はわからないので、「説明資料」の中の【参考】としてある、公益財団法人動物環境福祉協会Evaさんとドイツの規定から出しました。本当は公務員である愛護センター職員さんに、犬を清潔に安全に健康に飼育繁殖できるのは一人何頭だと思うか聞いてみたいですよね。

 

結局全部で1417文字/2000文字。

これが今の私の意見です。もっといろいろな事を知っていけば変わるのも意見だと思います。


でも、多分変わらないのは、

今の日本に犬が多すぎると思う事。

一箇所にたくさんの犬が集まり過ぎるのは正しくないと思う事。

今はこれが精一杯でした。


 

それと、第3回の検討会の資料にあった、他の国の動物の飼養管理に関する比較が興味深かった。国によって本当にそれぞれです。

 

資料2   各国の動物の飼養及び管理に関する法規制等の概要 [PDF 290KB]

資料3   各国(英・独・仏)における国が定めた定量的基準等について [PDF 967KB]

 

日本という国が私は好きです。この国にヒトとして生まれたのは幸運だったと本当に思っています。なので、今以上に先進国として誇れる国になってほしい。

そんな思いで今回パブリックコメントに参加しました。

 

ちょっと疲れたチーン