昨日は大劇場から梅田
今日は大劇場から西宮へ

大劇場貸切時間に行ける公演があると嬉しい。バウも観たいから申し込んだけど友の会が友達になってくれなかったので諦めました。ライビュはいつもチケットぴあがお友達です。

映像ですが大楽見られて幸せでした。
大劇場で2公演、東京の1公演を観劇しましたが、今日合わせて観た4公演全て印象が違っていて、そのどれもが素晴らしい公演でした。
本当にありがとう。

今日のエリックは、前回ほど幼くなくて、天使の無垢な優しさと云うよりも、哀しみの中で培った人としての分別ある慈愛を感じました。だからこそいっそう愛おしくて、私自身も許された気がした。

観劇後SNSで感想を呟いてます。
1公演140字この制限が好きです。
今回「あのやるせなく理不尽な物語を浴び劇場を後にした道すがらの、この清々しさとほんの少し人の世を愛してみようかと思わせてくれる力。」と書いていました。

観劇後の肯定感と浄化された思い。

これは贖罪の物語。

クリスティーヌは天使の歌声でエリックを導く。だが、歌声は天使でも所詮は人。

銀橋での父子の歌声は人の歌声。
人を許すのは人なんだ。だからこそ尊い。

望海さんのエリックはその「人の歌声」によって、人の過ち全てを許し、人の罪全てを背負って持って行ってくれた。

確かな芸が見せてくれるものがこの公演にはありました。

素晴らしい舞台をありがとうございました。