さぁ面白くなってきました!
初日のがんばってる感がなくなって、間や掛け合いもあってきて、自然に笑えるコメディで楽しい。
なんといっても水美さんのスタンがめっちゃ詐欺師で笑えます。がつんがつん笑いとってます。

私が過去に観た『メランコリック・ジゴロ』は、
宙組全ツでまぁさまと真風さんの舞台。
スカステで真飛さんと壮さんの映像。
この二種類でした。

宙組は、育ちの良さそうなまぁさまダニエルに、悪いことしてる自覚なく詐欺してる感じの真風さんスタン。
花組は、真面目な真飛さんダニエルに、悪事の自覚完全にあり、だからこそ面白がってやってる壮さんスタンだと感じました。
スタイリッシュなのが宙組。お笑いなのが花組。

だから、水美さんたちはどう作ってくるだろうと思ってました。
そしたらまぁ、驚くことにどっちもガラが悪い(笑)特に水美さんのスタンのオラついてること。
椅子投げちゃう乱暴ものです。
光くんダニエルは、正義感はあるのに勢いで突っ走っちゃって失敗する不器用もので。
水美さんスタンは、悪いことしてる自覚はあるけど呼吸するように詐欺しちゃう。自分で言ってること自分で信じちゃうタイプに見えます。
なかなか面白いコンビです。

柚香光くん。
ダニエル
落ち込んでる光くんが好きだったりします。いや、役でですよ。ほら、加護欲そそる感じ。荷造りしてるスタンに向かって「スタン、俺は一人だ」ってところすっごい好き。更にそれを茶化して受け流すスタンとの関係性が適度な距離感があって、でも自然な寄り添い感ですごくいい。

真鳳つぐみ姉さん。
ルシル
バロットの姉さん女房。美しくてしっかり者でバロットが惚れまくってるのが納得できる
姉さんです。

飛龍つかさくん。
バロット
本当に危なげない子です。普通にしてると頭良いのがわかる子なので、この脳筋くんをどう演じるのかと楽しみでしたが、ちゃんと可愛げまである一発くんになってました。

一之瀬航季くん。
マチウ
正塚先生のご本だと、水美さんと結構がっつり関係性のあるお役がつきますね。気弱で実直はめられやすいお役を好演してます。まぁ、はめちゃってるのが水美さんなんですけどね。

華優希ちゃん。
ティーナ
水美さんのお相手役です。本当にこの子は可愛い。お化粧も上手だし、スタンにめた惚れしてて、どんなに暴言吐かれてもびーびー泣きながらスタンについてく感じがほんっとに可愛い。

舞空瞳ちゃん。
フェリシア
ちょっと勝気な印象を受ける子だったのでフェリシア?と思ってましたが、もうぴったりでした。本当になんでもできるんだ。ソロも素敵な歌声だし、ダンスも出来るし、可愛いし。素晴らしかった。

そして上級生の刑事コンビ
冴月瑠那さんと和海しょうさん
安心感しかありません。どちらも出来る人ですからね。

そうそう、図書館司書のイレーネ乙羽映見さん。動きも台詞も面白い。毎回ちょっとづつ変わってるのがまた、今日はどんなか楽しみになります。このばめん、舞空ちゃんもう少し待ってもいいかも。

そして、じつは今回の私のマイブームが早々に決定しました。

じゃじゃーん!
峰果とわ君。
セラノ
カフェの店主になるのかな?
カフェという背景に溶け込みつつも存在感がすごくて、動きが自然で美しい。声もいい。バロットに凄む「なめてませんよ」に惚れました。ここ、同期の場面なんですよね。それも萌えポイントです。

どんどん良くなって楽しい『メランコリックジゴロ』です。