興味を持つと、まず知りたくなって次に理解したくなります。
ショーって何だろうとずっと考えてました。この五年間(笑)
宝塚へ来るために運転してると暇だからぼーっと『ビューティフルガーデン』について、水美さん1人でも百花繚乱だよなとか、色の違う花のようなジェンヌさん達。多彩な音楽、舞台装置、お衣装、ダンス。それぞれの花が集まって花束のようなショーだなぁと思った時に。
そうか、アンソロジーだと思い至りました。
アンソロジーの語源は『花束』

本読みであれば、一度は自分でアンソロジーを編んでみたいと思うと思います
言ってみれば短編集ですが、テーマに合わせて作品を選び、その作品を並べる。
作品選びも並べ方も編者によって大きく変わり、そこにアンソロジーの面白さがあります。

さぁ、じゃあショーをその観点から見てみたら面白いかもと客席に座ってみれば、もうね。ショー自体が楽しすぎて考察するどころではありません。
結局「あーー楽しかったーーー」で今日も終わった。まぁ幸せだからいいか。


今日は開演前に客席拍手で、どなたかいらっしゃったと思って振り向けば、宙組さんたちが来てくださってました。間近で見る真風さんかっこいいわーーー!
今の充実期にある花組はいかがでしたでしょうか?凄かったでしょ

今回、ショーについては水美さんの出番しか書いてないですよね。
ちょっと通しで書いてみよう。

第1章ビューティフルガーデン
音楽 青木朝子
振付 羽山紀代美
クルゼイロメンバー凛乃ちゃん雪羽ちゃ深音ちゃん三人が入ってる蝶美乙女さんたちで始まります。美羽愛ちゃんは最下生さんなんですね。
水美さんも蝶々ですね。そうか、蜂さんの前に蝶さんもやってましたね。

つかさくんあすかちゃん華ちゃん舞空ちゃんで蒲公英、
優波くん綺城くん音ちゃんで白百合、
水美さんとりりかさんとうららさんで向日葵、
ちなつさんと美伶ちゃんで水仙、
あきら先輩と桜咲さんでカトレア、
光くんがハイビスカス。

光くんのところに水美さんが入ってるのがちょっと不思議

そして白い羽根扇ふわふわ

第2章百花繚乱
音楽 長谷川雅大
振付 麻咲梨乃
水美さん可愛い蜂さんになってます。
ごめんなさい蜂さんしか見てないです。
片手側転かっこいい。
振りも音楽も可愛い。
「お宙きれい!」キュートでした。

第3章 レインデイガーデン
音楽 太田健
振付 Oguri
光くんの場面。
たそさんのタンバリン芸が炸裂してます。
客席の拍手があたたかいね。
カラフルな傘が華やかで、みんな楽しそうにたくさん踊っていて、大好きな場面です。舞空ちゃんやっぱり光ってますね。

第4章 スパニッシュガーデン
音楽 青木朝子
振付 ANJU
明日海さん闘牛士
ちなつさんのナレーションと歌。
そして水美さん牛さんで踊りまくってます。飛んで跳ねて咥えて脚上げて回って色気振りまいて、明日海さんへ死のキスですからね。
振付がANJUさん。
『クルゼイロ』観に来てくださってましたね。そりゃあ振り付けるの楽しかったでしょう。

第5章 トロピカルガーデン
音楽 青木朝子
振付 三井聡
暗く重い場面から一転。
あきら先輩はじめ客席までノリノリのビーチタイム。
光くんのシーズンインザサン。
そして夏を抱きしめて。
ここの明日海さんと仙名さんの白いお衣装がもうめちゃくちゃ素敵で。
歌い継ぎで水美さんも椰子の木螺旋階段で歌ってます。綺麗に伸びる歌声が気持ちいい。

そして客席降り。
水美さんは上手サブセンター銀橋前に貼り付けです。
二階にも下級生たちが来てくれて楽しい。
なによりも、今の下級生たちってみんな舞台化粧うまいよね。みんなかっこいいし可愛いんですよ。

上級生娘役さんたちを引き連れて銀橋でちなつさんがジラされて熱帯。
ま、鉄板なかっこよさ。ダンスがちょっと不思議な動きで楽しいです。
えっと、初日から比べるとどんどんアロハ脱いできましたよね。でも、あの下に着てるテロテロのシャツはちょっとダサい。

第6章 グラディエイターズサンクチュアリ
音楽 斉藤恒芳
振付 羽山紀代美
水美さんがグラディエイターで明日海さんと戦います。
ここの水美さんは、明日海さん殺る気まんまんな時と、やりたくなくて辛そうな時と、いろんな感情で演じてます。
光くんが美女!
ただ基本水美さん観てるので他を見れていません。
桜咲さんと近すぎる!
鼻完全に当たってますよね。
他のカップルもあんなん何でしょうか?こんなの子供に見せて大丈夫なのかしら?

第7章NYCハイライン
音楽 太田健
振付 三井聡
男役引き連れたショーパンの仙名さんがSワンダフル。
大人っぽくかっこいい場面で大好きです。
男役さんたちがみんなかっこいい!

娘役に囲まれた光くんが踊るサマータイム
歌は亜蓮くんの代役で愛乃くん
そしてつかさ君。
ここのつかさ君は凄すぎて目が離せない。気持ちよさそうに楽しそうに歌うの見てるとこちらまで幸せになります。
確実に次世代背負う実力派ですね。

黒燕尾にハットとケーン
水美さんはあっという間にいなくなります。

第8章 アイドル
音楽 長谷川雅大
振付 Oguri
アイドル場面
どんどん光くんと水美さんがわちゃわちゃいちゃつく場面になってます。
君たちは男子高校生かって感じです。

第9章エターナルガーデン
音楽太田健
振付麻咲梨乃
大階段に娘役さんはべらせた明日海さんから始まる場面。
すみれ色の燕尾で水美さんたち男役さんたちが大階段降りて来て男役群舞踊、この場面の水美さんすっごい笑顔ですっごい楽しそうに踊っているの。
もう、それ見てるだけで涙が出てくる。
ああ、やっぱり私はこのまっすぐな笑顔で踊る水美さんが一番好きだと確認する場面です。

仙名さんがオケピットから銀橋に上がってきて明日海さんとデュエットダンス。
今までの2人のデュエットダンスの中で一番好きなのがこれです。首を持つ?変わったリフト?しています。仙名さんの身体能力の賜物ですね。。

そして第10章パレード

今回水美さん
蝶さん、蜂さん、牛さん、椰子の木アロハ、グラディエイター、黒燕尾、アイドル、男役群舞、パレード。と大活躍です。

でも結局一番好きなのは笑顔の男役群舞ですね。一番好きな場面なのですが、多分Blu-rayでは映ってないんだろうなぁ。
目に焼き付けるしかない。

あと三日間5公演です。