我が家には、お正月にだけ登場する
お箸置きがあります。
能作 箸置「結び」というお品で、
錫(すず)でできています。

錫の性質上柔らかいので、
左右を内側へ曲げてカーブをつくり
立体的に使用することもできるようです。
大事に大事に永く使っていきたいので
小心者の私はまだ挑戦できていませんが…


一つ一つデザインが異なり
五人家族の我が家にはピッタリです。
収納のスポンジがそれぞれの形に
くりぬかれているので、
片付けている時も箱の中でガタガタせず
傷もつきにくくなっています。


このお箸置きとの出会いは
主人との結婚記念日に
一緒に探して購入したものでした。
結婚10周年は「錫婚式」といわれ
錫のものを記念に贈ると良いそうです。
こんな風に桐の箱に収納されているので
贈り物にもお薦めですよ。

和風な水引のデザインなので、
我が家では毎年お正月にのみお目見えする
箱入りお箸置きになっています。

sa-na-pi