『カワさんのスリランカが食べたい!』
口で何度も言いながら、正式な参加募集ルートがあるのに関わらず
ここで行かないと『社交辞令』と思われますからね。
言うだけならば簡単。行動で示さないと!
ってコトで、電話予約して行ってきましたよ。
ちなみに、楽しみ過ぎて1週間カレー断ちしましたって。私。
前記事のマトン祭り以来のカレーです。
葉っぴ〜カフェ tutti(トゥッティ)
わたし現在、Facebookをやってないので
電話予約した後は、日にちだけをカレンダーに入力してました。
あろうコトか、ほとんど赤信号に捕まってしまい
余裕で家を出たハズなのに、開始時間3分前ギリギリ!!
駐車場らしき場所には車1台止まってないし、別の場所!?
焦りながら玄関に入ったら『11時半からやよ』と、拍子抜けのひとこと。
調理中のカワさん。
帽子を被ってたらピンと来なくて、物を取りに外へ出て来たカワさんをお店の方かと勘違い。まるで初対面な挨拶をしてしまって恥ずかしかったとよ‥汗
2階多目的スペース
ちょっと時間があったので(ちょっとどころか30分)
2階にダルマさんの曼荼羅が展示してあると教えてもらい、ありがたく拝観。
繊細さがスバラシイ。かくいう私も、昔は絵画的なコトもかじってたので
個人的に、精密描写とリアルイラストレーションが大好物。
全部を撮りたかったけど、如何せん反射で『カメラを構えている自分の姿』が写り込んでしまうため断念。
なんだか、悪いものを全て跳ね返してくれそうな、輝かしいのがあります。
初めてルンバを見たので、思わず撮影。
目下に、小松菜のビニールハウスが広がってますねぇ。広大!
こちら、会食の場となるスペース。憧れの1枚木テーブル!!
Joe's スリランカプレート
・パリップ[レンズ豆カレー]
・イッソデビル[えび甘辛炒め]
・バトゥウェンジャナ[なすカレー]
・ポルサンボル[ココナッツふりかけ]
・コラマッルン[小松菜蒸し煮]
・パパダン[豆せんべい]
・イングルテ[しょうが紅茶]
・ミーキリ[ヨーグルト]
各テーブルにプレートが運ばれると、歓声が上がってましたね。
ちなみに、私と同席の皆さんは『初めてのスリランカン』
しかし皆さん、ニーラジュさんの料理教室の常連さんなので
カレーづくりに関してはガチ勢です。
それではひとつずつ、実食した感想など。
基本的に、スリランカ料理は『辛い』のが多いと思うのですが、富山県にはスリランカ料理店がないため、きっと初めての方は、辛いと知らずに予約した方もいらっしゃるかと?
そういう気遣いでしょうか。全体的に辛さとスパイス感は抑えめでした。
チキンは見た目以上にホロホロ。欲を言えば、別皿でスープ部分を味わいたかったかも。
ちなみに、この記事を投稿したカテゴリーの[スリランカン]は、振り返るにはかなり恥ずかしい自作投稿が密かにありまして。。
その際に利用したスパイスセットは、カワさんの修行先『カフェパハナ』さん監修のもの(現在はSOLD OUT)パハナさんの美味しさは折り紙付きです。
しかも、オーナーのマンジェラさんのご実家(スリランカ)に1か月間ホームステイをし、お母さまから本場スリランカ料理を学んできた経歴の持ち主であります。
そういう背景から、ガチなのはもちろん作れるけど、今回は初めての方に合わせて控えめだったのかな?という印象。
しかし、満足度は高かったですよ!
各国豆カレーの中でも、このスリランカの豆カレーは特に好きです。
個人的に、ココナッツミルクテイストが好きだから(スリランカ・タイ・南インド)総じて好きなのかも。
基本、癒し系的な立ち位置だけど、唐辛子とスパイスをテンパリングした辛味攻めてる系も好きです。ようは、どっちに転んでも好き。
スリランカ料理で『デビル』と名のつくメニューは『唐辛子や胡椒で辛く味付けした料理』という意味ですが(悪魔っぽいけど、悪魔とは違うみたい)←ネット調べ
これは、優しい甘辛だった。もっと、極悪な赤い、こってこてのを纏ったやつでもいいのよ。まぁ、それだとワンプレートのデフォルト扱いとしては無謀か。
『ウェンジャナ』って、聞き慣れない単語ですが『カレー』という意味みたいです。
カワさんの説明でも『ようは、ナスのカレーです』と。
スリランカ料理では、ナス=モージュ の印象が強いのですが、ナスカレーは新鮮でした。
少し酸味があり、揚げてないのでヘルシー志向!夏場のナス料理に飽きたら、スリランカ路線もいいですね。
『ココナッツファイン噛みしめ系』ですね。ココナッツ好きには間違いない1品。
以前、缶詰のポルサンボルを購入したコトがあるんですが(相当大きくてジップロックで冷凍保存した)なかなか食べきれなくて、時だけが流れた苦い想い出‥
やはり、作り立ては美味しいです。スリランカカレー独自のスパイスも使わないし、思ったより簡単にできるので、入門的には良いかも。
スリランカプレートの標準仕様的には『キャベツのマッルン』がメジャーどころ。
ここはさすが、小松菜農家『葉っぴ〜Farm』さんに捧ぐ1品ですね。
マスタードシードのほろ苦さと、小松菜の組み合わせが新しい!小松菜を使った料理を1品作るとしたら、まさにコレしかないですね。
ちなみに『スリランカでは毎日食べます』とのコト。家庭の味なのかしら。
中央にそびえ立ている、存在感のあるやつですね。インド料理で言うところの『パパド』
なんとコレ、自分で作られたものだったらしいです。驚き。
プレートの上にパラパラっと割り散らして、混ぜて食感を楽しみます。
ちなみに私の友人。パパドが好き過ぎて、パリっとしてないと『あの店はちょっとダメ』とジャッジメント。そんな女子もいるから気をつけよう。笑
今回は辛さを抑えたというコトで、こちらの『チリペースト』で辛味増しというスタイルでした。そこまで辛さは強くないけれど、とにかく美味しい。海老の風味がまた良し。
食べるラー油にはハマらなかったけど、こちらは大瓶で購入したいレベルですね。
皆さんライスおかわりをされていたので、私も便乗。結構満腹になりました。
食後のデザートとドリンク
スリランカは紅茶の産地でもあります。スリランカ料理店で食後に出てくるのは、ブラックティーの確率高し!
実は、普段紅茶はあまり飲む機会のない私(カフェインに弱くて眠れなくなる)贅沢に茶葉を使っておられたので、大人の苦さでした。。
日本のヨーグルトとはまた違った濃厚さの水牛のヨーグルト(ネット調べ)
インド料理屋では、自家製ヨーグルトなコトが多いから『もしかして、これも自作!?』って聞いたら『いや、これは違います。笑』と。
ギリシャヨーグルトや、カスピ海ヨーグルトは市民権を得てるのに、ミーキリがブームの波に乗る日は来るのか?
ちなみに、シロップみたいのは『キトゥルハニー』普通の蜂蜜とは違い、クジャク椰子の蜜から採れるサラっとした感じ。私これ初めて食べた時、ハマって通販で数本購入しました。
ちょっと番外編ですが、主催者さんがインドお土産で買ってきてくださった、バナナチップをサービスで。
これが、食べてびっくり。塩味で、ほとんど甘くない。でも食感は馴染み深いバナナチップ。もしかして熟す前の青バナナ? これ、売ってたら買いたいレベル。
富山のスリランカンを背負う、カワさんにエールを。
少し前の日曜日。カシミールで食べていたら、店の方へ向かって歩いて来るカワさんの姿が。
食べに来たのかと思ったら、丸鶏を1つ手に持って『今から練習しようと思って』と。
何かに打ち込んでいる姿はスバラシイです。
人それぞれ、家庭の事情によって身軽に動けないコトもありますが、信念を曲げずに行動を起こせば必ず支援してくれる人は現れるし、応援したくなります。
転機は『起こるもの』ではなく『起こすもの』というコトを、身をもって教えてくれているような気がします。
余談ですが、カワさんがFB上で使用している『ジョエ・コロンボ(Joe Colombo)』
実は、元カレも相当崇拝していて『いかに不変のデザインであり、伝説であるか』家具や図録を見せられ幾度となく熱く語られていたので、普通の人よりは少しだけ知識はある感じ。
だから、カワさんの第一印象は『コロンボ好きなんだ!』でした。
今まで口外したコトなかったけど。笑