SANAです
今回はSANAさん(仮名)の
ある日のできごと…


















SANAは食べることが好き

今日はカフェに来ています

大好きなコーヒー
を飲みながら
ボーッと過ごすのが好き
いつもはブラックだけれども
ちょっと疲れてるから
砂糖を入れよう
あ、
コーヒーフレッシュも
入れちゃおうかな
生クリームってお高めなのに
使い放題にしているなんて
お店ったら太っ腹

お決まりの原材料チェックしたいけど
容器が小さいからかな
書いてないね…
ネットで調べてみよう…
コーヒーフレッシュ原材料
まずは…植物油脂
ん
植物油脂…って油

原材料名って
使用量が多いものから書くから
油がいちばん多いの

つぎは砂糖…
カゼインナトリウム(乳由来)

pH調整剤…
乳化剤…
こ、香料…
おしまい
って
【生クリームが
入ってないんですけど…】
どういうこと

お答えします
コーヒーフレッシュは
食品添加物を駆使して作られた
フェイク食品の傑作品です
植物油に乳化剤(上記の例では
カゼインナトリウムと正体不明の乳化剤?)
を混ぜると
白く乳化した液体ができます
このままでは
クリームらしくないので
クリームのにおいの香料で
香りづけします

最後に常温でも保存できるよう
ph調整剤(保存効果があります)を入れて
完成です
びっくりですよね
牛乳や生クリームは
1滴も使っていない
のですから…
SANAが開催している
食品添加物講座では
添加物キットを使って
コーヒーフレッシュを
作るのですが
まるで化学の実験です
オモシロイ
このコーヒーフレッシュ
添加物のほかの材料も
高度精製された油(トランス脂肪酸含有)や
精製された砂糖だと思われ
積極的に摂りたいものではありません
乳製品のコーヒーフレッシュを
カルシウム補給目的で…
と
使っているかたには
ぜひ教えてあげてくださいね
あと
飲食店で
傷みやすいし結構な値段のする
生クリームが
常温で
しかも使い放題で
提供されているというところに
あれ
なんで
と
首をひねることも必要ですね
(何事にも。ここ何年か
話題になっていること💉とかもですよ
)
✂️ところで
SANAさん(仮名)は
コーヒーフレッシュの容器に
原材料名が記載されていない
と言ってましたが
食品表示においては
『容器包装の表示可能面積が
おおむね30㎠以下の場合』
原材料などの表示を
省略することができます
(例えば6㎝×5㎝以下の包装の場合省略可能)
じつは…
コーヒーフレッシュの植物油脂に
遺伝子組み換え食材が使われていても
上記の表示省略は可能となります
というより
もともと
油の場合は
原材料(トウモロコシ・大豆など)が
遺伝子組み換えであっても
遺伝子組み換えとの表示義務は
ありません
たしかに
食品ラベルで
『遺伝子組み換えを
使っていますゴメンね🙇』
なんて表示は
みたことありませんよね
食品表示だけを
うのみにすることはできない
食の現実があります
普段口にする食べ物にたいして
少しでも
あれっ
と思うことがあれば
自分でいろいろと
調べるということは
とても大切なことです

