正直、今回を逃したら後悔するかも、、
という思いもありました。
でも久しぶりにお会いした初女さんは、
10年前とおかわりなく、
ニコニコと私達を迎えて下さいました。
憧れの地にとうとうたどり着いたのだと思うと、
不意に涙があふれます。
初女さんの近くにいるだけで、
なんだか安心して、幸せな気持ちになりました。

少々遅れての到着だったので、早速
夕ごはんをいただくことになりました。
ゼンマイの胡麻和え、
フキの煮物、
ニンジンの白和え、
焼き魚、
ほかにもおかずがいくつかと、
赤カブのお漬物、
そして、ご飯とお味噌汁。
決して華やかな食卓ではありません。。
むしろ地味で、子供の頃は苦手だったおかずかも。。。
でも、口に入れると本当に美味しくて、
まるで包まれるように優しいお味でした。
また白いご飯がふっくらおいしく、
ご米ってこんなにも美味しくなるんだ、
と目の覚める思いでした。
本当の豊かさってこういうことなんだなぁ。。
初女さんの丁寧なひとつひとつの動作に
心がこもっていて、まさに細部に神が宿っていることが
まわりの人にしっかり伝わっていくんでしょうね。
食事の後、集まったひとりひとりと
対話の時間をもってくださって、
ゆっくりお話できる時間がありました。
その話を聴く姿勢、集中力は想像以上で、
ひとつひとつを全身で真剣に聴いていただいていると、
ぞくっとする瞬間がありました。
「ああ、私は受け入れられているな」
と実感して心が震えるのでした。
初女さんは、日本人の誰もが求めている
「母」
そのもののような気がしました。
