昨年『街撮り』の講習会でご一緒した小澤さんと横須賀・三浦に新春撮影会に行ってまいりました。どこに行こうか、と相談した結果、横須賀・三浦コースに決定しました。横須賀と言えば、ドブ板通り、(クレイジーケンバンドの唄でお馴染み)三笠公園、米軍基地、海軍カレー、猿島などかな。どこも“基地の街”って感じのスポットですが、神奈川県は何気に米軍施設が多く、沖縄、北海道についで全国3位の保有面積だそうです。この日も何機も飛行機やヘリが空を飛んで行くのが見えました。富士の演習場とか厚木のほうに行くんでしょう。そう言えば子供の頃は戦闘機やヘリが上空を通過して『うるさあぁぁ~いっ!』なんて事もよくあったけど、とても久しぶりにそんな光景を見た気がします。
京急汐入駅のロータリーで待ち合わせしたのですが、いまひとつ勝手がわからず、ドブ板通りには近づく事が出来ませんでした。猿島は、陸軍や海軍の要塞・砲台が今も残っていて、島内の岩壁を掘って煉瓦で覆われた要塞跡なんかを見ることができます。が、あいにくこの日は島までの船は休航。米軍基地は決められた日じゃないと中に入れないし、“基地の街”情緒はあまり味わえなかったです。ただ街を歩いている『横須賀っぽい通行人』(ってそんな人いるんでしょうか。イメージ解ります?) とか、猿島のノスタルジーあふれる廃墟を撮ってみたかったので、横須賀を選んだ理由はあまり達成できない感じでした。

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その後、イチゴ狩り、荒崎、葉山マリーナなどを巡り、ちょっと早めにこの日は終了!三浦、逗子、葉山は慣れ親しんだコースなのですが、車で廻っていると、『あぁ~~っ!今写真撮りたいぃぃっ!』と思っていてもあっという間に通り過ぎ、しかも、停めるところが全く無い。で、機会を得て写してみると、意外にぱっとしなかったりして、『あぁぁ、肉眼で見た時はもっとこうじゃなかったのにぃ・・・・』と思うことも過去しばしば。そんな訳でこの日も渾身の1枚は残念ながらあまり撮影できなかったですなぁ。

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お正月と言えば、箱根駅伝でしょう。今年は風も無く良く晴れて、都内から箱根まで往路の沿道には応援の小旗を振る人でびっしりと埋まってました。地元の友人も観に行くって言ってたし、解説者も『今年は観戦をされている人が多いですねぇ。』と驚いてました。実はワタシもカメラを持って、“箱根駅伝を観戦する沿道の人々”を撮りに行こうかなぁ、と思っていたんですが、この日は午後から家族行事があるので止めときました。でもまあ、一旦は何故か『今年は観に行ってみようかな。』とふと思ったわけで、友人もしかり、同じような気持ちになった人がこんなに世の中に沢山いたのか・・・・、と思うとちょっと不思議な感じ。『ふと』も積もれば山となる・・・・・、てな感じでしょうか。我家の辺りを通過するのはだいたいいつも10時から11時くらい。駅伝の一団が箱根の山に差し掛かり、道路交通規制も解除された頃、いざ鎌倉へ出発!この日は本当に良く晴れていて、帰り道、134号線の彼方に見える箱根の山並みと富士山のシルエットがそれはそれは綺麗でしたねぇ・・・・・。七里ガ浜を出発して江ノ島にさしかかる頃、(♪俺の家も近いぃ~♪と思うわけですが。)、ちょうど空が茜に染まり始めて、運転中にも関わらずカバンからカメラを出してスタンバイ。赤信号のところでおさめた1枚です。

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よかった・・・・。ワタシの愛車、かなり汚れてきちゃなかったんですが、フロントグラス越しに撮った割にはガラスの汚れが目立たずに・・・・・。(焦)
信号が青に変わり、あぁぁ、出なきゃ出なきゃ・・・・。 あれ? 恋人達は?(と言っても、後で写真を確認したらイイ感じで写りこんでたんですが・・・・)と、思ったら、二人仲良く並んで、夕焼けに染まる茜雲を眺めてました。
いつまでもお幸せにねぇ。

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明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

と言うことで、ここ数年恒例のようになっている元日レイトショー映画鑑賞に行きました。・・・・と言っても、昨年は行けなかったんですが、2007は『硫黄島からの手紙』、2006は『あらしのよるに』その前は『ラストサムライ』だったかな? 場所はマイカル茅ヶ崎。我家のお年始が終了してから夜に出かけます。今年はなんだかぱーっとしませんでしたね。『どれにするぅ~?』てな感じで、話題性、ストーリー性どちらをとるにしてもあまり選択はなく、キアヌかデカプリオで選んで『ワールド・オブ・ライズ』(原題:Body of Lies)にいたしました。個人的には『レッド・クリフ』がお正月っぽくっていいかな、と思ったんですが、(金城さんも素敵だし)、レイトショーではやってませんでした。心情的には絶対にキアヌなんですが、“なぜお正月にSFのリメイク?”と思うと、ま、最近は社会派で自分の居場所を見つけたバカプリオことデカプリオでしょうか。(『ブラッド・ダイアモンド』相当良かったみたいですね。友人が絶賛してました。)昔は彼のことバカプリオと呼んでましたが、ちょっと歳がいってきて、どうやら自分の個性と実年齢が合ってきたかのように感じます。ラッソーことラッセル・クロウもあまり好きではないのですが、リドリー・スコットに体重を30kg(?)増やして来い、と言われだぶだぶのぶよぶよになってましたが、役者魂は感じました。なぜこの時期にこの話題、と言う感じもしましたが、それ程2008年の世の中の動きが速かったのかな、と言うことの顕れのような気もします。世の中の関心はアルカイダよりもサブプライムやビッグスリーの存亡に移ってしまってたんですよね。あとは、リドリー・スコットがグーグルアースっぽいのを駆使して何か撮ってみたかったとか、そんな感じに思えました。印象に残った場面は、デカプリオが捕えられてアジトに連れ去られるのを衛星でラッソーが監視しているのですが、砂漠の真ん中に4駆が数台走って来てデカプリオの回りをぐるぐると回ると砂煙が立ちのぼり、様子が判らなくなって、やがて4駆が放射状に走り去って行ってしまうのですが、ラッソーの部下が『どの車を追跡するのか指示をっ!』と叫ぶのですがラッソーは判断および決断が出来ず、『許せ・・・・。』と言って追尾を諦めてしまいます。ハイテクがローテクに負けた瞬間、が印象的でした。アメリカの誇る全知全能のテクノロジーがイスラムの人間臭い姑息な知恵に手も足も出なかったわけです。そんな雰囲気がストーリー全体を支配していて、それがリドリー・スコットのアメリカに対する皮肉だったような気がします。tortureのシーンもかなりあって、お正月から何だかぐあぁ~っと疲れてしまいました。(そして、昔『ファイト・クラブ』を観に行って“何だこれっ!ケンカのシーンばっかりじゃんっ!”と言ってぷりぷり怒っていた友人の事を思い出しました。) あ、何だか、新春第一発目がこんなんなっちゃいましたが・・・・、今年もレビューをこつこつとあげていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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先日、“来年もどうぞよろしく願いいたします。”と締め括り、今年もブログは終わりだと思っていたが、こんな衝撃が残されていたとは・・・・・。
年が明けるまであと1日と迫ったこの日、上海から帰国していた友人と会いに出かける予定があった。この日まで毎日のように家の大掃除。何となく気持ちがそわそわしていたのだが、余裕を持って支度をしているはずだった。ふと鏡を見ると、眉毛が心なしかもっさーとしているような気がして、『ちょっとだけ手入れしていくか・・・・』と眉毛シェーバーを取り出した。歯のところは顔剃り用の大きな歯が付いていたんだけど、ちょっとやるだけだからいいや、とそのまま眉毛の手入れにかかった。そして、それが最大の失敗でした。『ここをちょっと削りたい・・・・』とお目当ての所に歯を当てようとするが、なかなか上手くいかない。『あれっ?』『あれれ?』『お、結構難しいな・・・・』とやってるうちに、ちょりちょりちょりちょり~っと、歯が何かを捉えた音がする。でも? 眉毛の状況を見てもあまり変化が無く、『あれーーー?』と言いつつ再び歯を当てると、またしても、ちょりちょりちょりちょり~っと。今度はなかなか上手くいったので、満足してシェーバーをしまい、洗面台に向かう。何だか、右目(手入れしようとしてたのは右眉ですが)がちくちくする。マブタを切っちゃったかなぁ・・・・と思いつつ、洗面台の大きな鏡で傷を確認しようと寄って見たら、ら、ら、なんとっ! 右目のまつげが、大切なまつげが、1cmの幅くらい、ちょりちょりに刈り落とされていたのであった! ぎょぉぉぉ~っ!
触ってみると、お手入れ跡のヒゲを触った後のような、ちくちくした感じが・・・・・。マツゲの断面が鋭利な角度で刈り落とされている・・・・・。(あ、因みに私はヒゲは生えてません。一般論です。)マジですかぁ? 下マブタのマツゲより短いんですけど・・・・・。そしてしかも、私は一重マブタで、マツゲが一旦下に向かって生えているので、下マブタにマツゲの毛先がちくちくと刺さるのである。
伸びるの~ぉ?これ。え~?このまま?さっきも言いましたが、私は一重マブタなので、マツゲの3分の1くらいがマブタの下に隠れてしまっている。そして、量は少ないのだが、長さは人並みにあった。しかしっ!今はちろちろである・・・・・・。

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わかります?

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わかるかな?

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こんな感じで・・・・・。
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チクチクするし~っ!
ちょっとなら、と思って、あの時シェーバーの歯を小さい方に変えなかった事をいまさら悔やんでも・・・・・。来るべき2009年の人生の教訓を得た出来事でした。“物事には丁寧な気持ちであたろう・・・・。”

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今日は寒いですねぇ~。今年一番の寒波だそうです。ニューヨークにお住まいのT川嬢からクリスマスカード&年賀状が届きました。今日あたりはニューヨークも寒いだろうなぁ・・・・。北海道は猛吹雪だってニュースで言ってたもん。そう、大都会なのに意外と北にあるんですよね、ニューヨークって。って、“北に都会はないのか?”。変な思い込みがありましたが。
今年いただいたカードは、『和』ですね。今までのT川嬢のイメージだと、色使いはボルドーやダークグリーン、光沢を放った布のような質感でしたが、今回はとてもEarthな感じです。心境に変化でもあった?T川嬢に初めて会ったのは、前の勤務先の現場で始めてご一緒したのがきっかけでしたが、何だかんだ話ているうちに、彼女がアーティスト目指して勉強中(当時)という事を知り、作品を観せてもらったりして色々お話させていただきました。一緒に働いている期間は短かったけど、私が退職してからその道の業界で仕事が出来ないかしら?なんてことを考え、色々模索していた時も相談にのってもらったりしました。今は、NYの村上隆のオフィスで働きながら制作活動(ドローイング)をしてます。(なーんて、こんな事まで言っちゃってよいのかしら?) 当時、学校を卒業するにあたって、どんな材料でどんな作風でこれから描いていくか、そろそろ決めていかなければいけない、と言ってましたが、内容はどんな分野のことであれ、ひとつに絞って行くのは悩むよねぇ。『よかったら、観てくださ~い。』と言って作品を綴ったスケッチブックを持って来てくれて、『さなぁえさんは、どれが一番印象に残りました?感想聞かせてください~。』なんて言っていて、今になってみれば、その時の彼女の気持ちがよくわかります。これは、私の心境の変化です。
思えば、私がこの8月末まで在籍していた会社および関係の方々、これまでのバックグラウンドを聞いてみたり、簡単な言葉で言うと趣味趣向やライフスタイルなどを聞いてみると、なかなか面白い人々がいっぱい働いてました。ただ、皆さん、本業が忙しすぎて、そんなイイ感じのところを垣間見せる人が少なかったんだけど。そんな中でも、じんわりっと滲み出している方々にシンパシーを感じ、お付き合いが続いている訳です。皆様、2008年はどうもありがとうございました。2009年もどうぞよろしくお願いいたします。

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呑み会が開催されたのが偶然クリスマスだったのか、クリスマス会が偶然呑み会になったのか。この日私は新宿南口にいました。幹事はE吉氏。1軒目から直でカラオケ屋さんと言うのは斬新な感だったけど、氏はよくやるらしい。私がカラオケに行くのはいつも、帰宅不能になった時ばかり。奇しくも数日前、Angela宅で“唄わnight”大会のハナシをしていただけに、なんてタイムリーな企画、ではあったです。参加者はその他には、IGちゃん、ジヤコ。S平は諸般の事情により参加ならず・・・・・でした。世の中はクリスマス。私たちも勿論、クリスマス。最初のうちは、クリスマスソングを中心にやっていたんだけど、何をきっかけか路線が狂い、『めっちゃ暗い唄』『ボロカスに捨てられた唄』などを好んで選ぶようになってしまい、み、みなさん、どうしましたかぁ~? そんなノリに便乗して、ワタクシは、♪大阪しぐれ♪を熱唱させていただきました。隣から『そ、そんなレパートリーがあったとは・・・・・。』と呟くAngelaの唖然、とした顔が印象的でしたけど・・・・・。そう?♪にくみぃ~、きれぇなぁいぃ、わたしがぁ、わるぅぅいぃ♪(憎みきれない私が悪い)ってフレーズ、けっこう刺さるんですけど・・・・・。
プレゼント交換なども交えつつ、会はオーラスへ。私が見事Getしたのは、トナカイのお帽子で、なかなか似合うと評判でした・・・・。あはっ!レジのお兄さんもおんなじのかぶってましたぁ。
意外にクリスマスムード満載のクリスマスで、楽しかったで~す!なかなか良い企画だったかも。

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因みに、私は、フォトフレームにこちらの写真をお入れして、プレゼント交換に出品いたしました!

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先日、茅ヶ崎の父から電話が入った。『お~い、さなえの車、バッテリー上がっちゃったぞーっ!』がび~ん、である。そう言われてみれば、ここのところあんまり乗ってなかった気がする。昔の車に比べてかなり性能があがってると思っていたけど、やっぱりかまってあげないと調子が悪くなるのか・・・・・。父:『ディラーに出すのかぁ~?』私:『いや、ちょっと、今は・・・・。』まだ大丈夫なバッテリーの交換でもされたら、たまったもんではない。大体、隣に車のエンジンには詳しい人(兄)がいるのに、ちょっと見てくれたらいいもんだにぃ・・・・、とは思ったが、まぁ、今自動車産業も大変だから妹の車なんかに構ってるお世話をかけるのも申し訳ない。この日、地元の友達と藤沢で会う約束をしていて、そのまま帰るつもりだったけど、茅ヶ崎の家に寄って自分で何とかしようと思っていた。並んで停めてある兄の車とジャンプケーブルでつないで、ブリブリッとやってくれるよう、自分で交渉しようと思ったのだ。
でも、昔に比べて車の性能は格段にあがったなぁ~、と言うのは本音である。『暖気運転』なんてもう既に死語だし、(今、もうやらなくてもよくなったの、知ってますか?)、エンジンを止める時に何故かぶおぉ~んと1回空ぶかしをするとよい、と言う言い伝え(真偽のほどは判りませんが。)を実践してました。今やトラブルがあっても機械部分ではなくて、コンピューターの不具合が殆どなので、素人じゃ直せない。昔ナッソーに住んでいた頃、あそこも茅ヶ崎よりも潮風が物凄いところなので、ちょっと手入れをしないとバッテリーの極のところにacidが白く積もり積もって・・・・。(そう言えば、みんなacidって呼んでたけど、よく考えてみたら、あれは“塩”だよねぇ・・・・。違うのかな。) 現地の人はエンジンがかからなくなると、ボンネットを開けてバッテリーにコーラをかけてその白く堆積したものを溶かすんです。私も自分でやってました。他のエンジントラブルも自分でボンネットを開けてフライパンをひっくり返したみたいな部分(何て名前(箇所)だったかな?)もよく自分でいじってました。ま、幸いな事に学生時代から車には乗ってたので、いじくっちゃいけないところは把握してて、エンストした直後にラジエーターキャップを開けるような真似はしなかったけど・・・・。
夜、実家に寄ると、車はすでに兄が直しておいてくれた、と言うことでした。さっすがぁ。ありがとうございます。これで、だましだまし、しばらくはイケるでしょう。お正月がのり切れます。るんっ!

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昨日紹介出来なかったので、突然ですが・・・・。発表会のあと先生に教えてもらった韓国料理屋 ハンテジャに行ってきました。有楽町の高架下。中はまるで韓国の屋台に来たような感じ。

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サムギョプサルが美味しかったっす。店の人がそれぞれのテーブルを巡回してるんだけど、私たちのテーブルで、何故か肉の両端にあったジャガイモを一個だけ肉の上にぽんっと置いていった。な、何故だろう・・・・。気になるぅ~。

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食べ頃の頃を見たり、サムギョプサルのお世話は、お店の人がしてくれます。焼き具合をみてお店の人がやって来てこうしてハサミで切ってくれます。こうして見ると、超高速なハサミ裁きのようです。(笑) シザーハンズ・・・・、思い出す。

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今日は2回目の発表会。計5回、5週にわたっての街撮りの写真講座も今日で終了である。そもそも、私が突然これを受講することを決めたのは、10月の末に行われた、写真家 畠山直哉さんの集中講座に参加したのがきっかけでした。ちょくちょく話に出ているMADの集中コースです。失礼ながら、集中講座の受講理由は、評論家ではなく作家が『写真を始めから考える』と題して語る講座の内容に惹かれてのことで、畠山さんの作品自体はそれをきっかけに初めて知りました。そして、何だか、無性に触発されてしまって、『自分でしっかりと撮ってみたい!』と自分のカメラである、CANONの実践講座に参加した、と言うのがそのストーリーでした。参加動機はそれぞれの皆さんでしたが、何故か写実性よりも雰囲気を追及する手の参加者が多く、『いつもの講座とちょっと雰囲気が違う・・・・』と先生も言ってましたねぇ。面白いことがあって、参加者の一人、N川さんのお嬢さんがとある美術館のキュレーターをしていて、MADのゲスト講師で、私もその回を受講していたなんて事が発覚して、まんざら全く見当違いのところをぐるぐるしてる訳ではないんだなぁ、なんて思ってその偶然に奇妙な縁なんてを感じたりしました。

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今回の一番のお気に入りは、これです。『冬』らしい写真が撮れました。ちょっと“ Life in a Northern Town ”なんて流れていそうじゃないですか?(The Dream Academy 1985) 前回メインでアップした雪の結晶のオーナメントの写真ですが、これも勿論発表しました。すると・・・・・。『あー、いいですね。しかしっ! ここっ!』と言って、レンズに付いたゴミを指摘されました。(言われるまで全然気が付かなかった本人です。あはは。) 流石です。結局2回とも悪い例を皆様に提供してしまいました。
講習は今日で終わりですが、判った事もタクサンありました。で、これからも引き続き、スケッチをするようにコンデジ写真は続けつつ、一眼もちょいちょい今までより積極的に続けていきたいな、なーんてことを考えてます。

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この日、『ファンドレイジング&チャリティーオークション』と銘打って、本格的なライブ・オークションを見る機会を得て、見学して参りました。もちろん、札入れなんては出来ないんだけど、買うつもりでなくても前日に行われた作品説明会も行ってみると、作品ひとつひとつの制作に関する意図、動機、背景、環境などを聞くことが出来て、そうした制作秘話(?)なんても判りつつ観ると、作品もいっそう深いところまで感じることが出来ました。とは言え、(これは、当たり前と言ってしまえば当たり前なんですが)、当日は会場の一般撮影は禁止だし、主催と関わりのあるアーティスト達が趣旨に賛同して提供した作品ばかりで、クローズドなものなので、個別に好きだった作品とか、印象に残った作品とかをご紹介出来ないのが残念なんですが、『うわ~っ』っと感じる作品や、正直『こ、これは?』と思う作品など様々でしたが、会場の本格的な雰囲気にわくわくしたりもしました。(と言っても、本当のオークションは見たことがないので、比較対象はないんですけどね。)
オークションと言うと、情景として自分の体験の中で一番近いのは、マグロとかの競りでしょうか。(すみません。主催の方がもし読んだら、ぶっ叩かれそうです。) 勿論、落札額が巨額な絵画作品などがあった場合は、オークション会場がちらっとニュースに載ったこともあるので、競りをオーガナイズする人が作品を前に、ハンマーを叩いているような場面は見たことがあります。でも意外だったのは、レイズしていく単位が決められていたりすることや、ビッダー(入札者)の人から金額を提示していくのではなく、オークション側が金額を提示して、それに応じるビッダーがパドルを上げてその意思を示して行くことでした。ポディアムでオークションをリードしていた方は、金額を提示させながら、時折ジョークを飛ばし、やんわりとした何とも言えない和やかな雰囲気の場作りが上手かったですねぇ。さすが、プロ。
何をどれだけ言ってよくて、何がオフレコなのかいまひとつ判らないので、このあたりにしておきますが、作品そのものが気に入って落としていく人、すでに名前がある人の作品をコレクションのひとつとして落としていく人、これから名前が出るであろう作家の作品を(なかば?)投機目的で落としていく人、色々いらしたような気がします。目的は何にしても、(今回は基本、チャリティーなのですが)、少なくとも、その作品が好きであるとか、心にひっかかるところがある事が作品購入のきっかけであれば良いな、とは思いました。私の一番気になっていた写真作品は、他の作品にくらべ予定落札価格もかなり高かったですが、その上限をも上回って落札されました。実物を間近で見ましたが、撮影したときの抑えた息遣いからにじむ暖かさと、窓の外のシーンと冷えた感じが伝わってくるような、美しい東京の写真でした。

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METライブビューイングを見に行ってきました。ベルリオーズ『ファウストの劫罰』です。ライブビューイングとは、生のオペラの公演ではなくて、言わずと知れたニューヨークのメトロポリタンオペラ歌劇場で公演された演目を映像収録して劇場のスクリーンで上映するのですが、新たな取り組みとして始まってます。『ファウストの劫罰』。よく悪魔に魂を売った男の代名詞にされる“ファウスト”と悪魔の契約を持ちかけた“メフィストフェレス”の事は知っているけど、詳細なストーリーはいまひとつ知らず。今回はメカトロニクスのテクノロジーを駆使した新演出と言うことで、演出を手がけたのは、シルクドソレイユの『カー』の映像演出をした芸術監督だそうです。
そんな訳で、映像演出は物凄い綺麗でした。綺麗と言う言葉は、あまりにも単純表現過ぎるような気がしますが、“綺麗”と言う言葉が持っているシンプルなイメージの“綺麗”です。そう、綺麗なんです。プロジェクションの映像が映し出す、透けたようなその質感が、現実と幻想の境目のような世界をつくりだしていました。上下左右前後が自由自在に変化してステージ自体がぼーっと宙に浮いてゆっくりと自転(回転)しているかのような錯覚を覚えます。ものすごく、惹きこまれました。見る人が見るとテクノロジー的にもかなり魅せられるところがあるらしく、そのあたりは幕間の舞台裏レポートで紹介されていました。バーチャルとリアルの世界を行ったり来たり。美しい映像そのものと、それが作り出す世界観に魅せられて来ました。しかし、リアルの世界と言えば、このダイナミックな映像演出をもっと堪能するには、もう少しカメラを引いてステージ全体を見せてくれてもよかったのでは?なんて思いました。とは言え、これはこの『ファウストの劫罰』での演出だけのハナシで、ライブビューイング全体では、歌唱力・演技力のある役者さんをクローズアップにすると迫力満点だそうです。そう言う意味では、正直私は熱心なオペラファンなのではなく、どちらかと言うと、ステージとしての映像に関心があったので、今回も『オペラを観に行った。』と言う感覚ではなかったのだと思います。(舞台裏レポートの中でインタビューに答えていた、『私も2幕から登場するのよ~。』と言っていたいかにも声量のありそうなガッチリした女性歌手が、恋に堕ちた美しい娘 マルグリートとは思いもよりませんでした!よく考えてみたら、それしかあり得ないんですけどね・・・・・。映像演出があまりにも瀟洒で綺麗だったので、そのコントラストが・・・・・。)

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ライブビューイング、来シーズンも日本に来るみたいですので、オペラ・ファンの方、必見ではないでしょうか。

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