こんにちは
膝に水はたまっておりませんが
腹に脂肪はたまっている
江戸川区在中
鍼灸師の宮永です![]()
今回は
「膝の水」
についてお伝えして
いきたいと思います
皆様は膝の水が
何かご存知でしょうか?
膝の水って
言われるくらいだから
私達が飲む
あの「水」!?が
たまってるのかな?って
思いがちですよね💦
ですが
膝の水とは言われていても
ただの水分ではなく
「関節液」
の事を言います![]()
関節液とは
関節を滑らかに動かす為にある
潤滑油のような
働きをするもののことです
なので
膝に水がたまる
=関節液が増える
という事になります
関節液は本来勝手に
量が調節されており
基本的には
少なすぎず、多すぎず
丁度いい量に保たれています![]()
このバランスが崩れるのは
関節内の組織(半月板、軟骨)などを痛めたり
外部からの強い衝撃により
膝の組織が傷つくことによる
「炎症」
が原因で多くなります
では、多すぎると
何故いけないのか?
本来、関節液には
・衝撃をやわらげる
・関節の動きを滑らかにする
働きがあります
しかし、多くなりすぎると逆に
・関節の中を圧迫する
・関節の動きを悪くする(関節が腫れるから)
ことになり本来の
働きをしなくなります![]()
すると、より炎症が起こりやすくなる
=関節液が増え続ける
=膝の腫れが収まらない
となります
ちなみに
膝の水を注射で抜くと
癖になると言われる事がありますが
これは大きな間違いで![]()
膝の水を抜いて
また、たまるのは
関節液を増やす原因(炎症など)を
改善していないから
再びたまってしまうのです
むしろ膝の水を抜く
利点があります![]()
それは
炎症を起こしてる
原因を特定する事ができるかもしれない
という事です
問題がある場合
関節液の色が変化します
・赤色(褐色)→半月板、靭帯損傷、骨折などの外傷が原因
赤色とは血液が混じってる証拠になります
・白濁 →関節リウマチ、痛風など
・黄色く透明→変形性膝関節症
あとは抜いた直後は膝の腫れが
収まるので、動きやすくなり
痛みも軽減されるはずです
デメリットとしては
関節内に注射針を刺すことによる
関節に菌が入りさらに
炎症を起こす可能性もあります(高くはないですが)
次に炎症が起こる前触れになる
初期症状ですが
1、膝に痛みがある
2、歩きにくい
3、膝が重くダルい感じがある
4、膝の曲げ伸ばしがしずらい
5、膝に腫れや熱っぽい感じがある
これらの症状が出ている場合は
注意が必要です![]()
膝の痛みを強くせず
炎症が起こらないように
するには
1、我慢しすぎない
かばうことにより、膝だけではなく腰痛や他の部位を
痛めるリスクがあり、かばった動作が身体に定着し痛
めやすい身体になります
2、痛いのにムリに動かす(運動する)
痛い動作(運動など)をすることによって、炎症がさら
に起こり悪化します
3、過剰に冷やす
炎症直後(ぶつけた直後など)は別だか
冷やしすぎると血流が悪くなり、膝への栄養が阻害さ
れ治りが悪くなったりします
次に加齢と共に増加してくる
変形性膝関節症の症状について
初期(軟骨がすり減り始める)
→歩き始め、立ち上がりで膝が痛い
長時間歩くと痛み、休むと収まる
進行期(軟骨のすり減り進行、半月板変形、滑膜の炎症)
→正座やあぐらが辛い、階段の上り下りが辛い
膝に水がたまる
末期(骨自体が損傷し膝が変形)
→強い痛みで歩行が難しい、
O脚、X脚に変形し足が伸びなくなる
では病院に行くと
どのような治療があるか!?
非観血療法(手術以外)の場合
1、内服薬(炎症と痛みを抑える)
飲み薬
2、外用薬(炎症と痛みを抑える)
塗り薬、湿布薬
3、注射(鎮痛、抗炎症、軟骨の保護)
大きく分けると二種類あり
・ステロイド→鎮痛、抗炎症
ただし、繰り返すと副作用のリスクがあり
常用できません
・ヒアルロン酸→軟骨の保護
定期的な使用で変形性膝関節の痛みを緩和してくれます
4、マッサージや鍼治療など
膝の腫れがある場合など、循環を促し腫れを早くなく
す効果があります
しかし、これらでもダメな場合
観血療法(手術)になります
人工関節にする手術の場合(違う方法もあります)
メリット
膝の骨が変形していた場合、痛みはかなり
改善され体重が乗せられなかった方は通常に
歩行が可能になるはずです
デメリット
10~20年で人工関節の交換が必要
リハビリ時間がかかる
最大屈曲が不可能になる(正座はできません)
やはりどちらにしてもいい面と
悪い面がございます
では何が一番いいの?
となりますが
一番はやっぱり
運動(筋力強化)になります
筋肉をつける事により
関節(骨)にかかる負担を減らす事ができます![]()
医学的にも証明されている実験があり
イランとオーストラリアの大学での研究で
変形性膝関節症の人に運動療法を行い
1ヶ月、3ヶ月、12ヶ月後の
痛みを数値化した結果
痛みの数値に有意な改善がみられ
ADL(日常生活動作)歩行、階段昇降の運動機能の改善が
確認されたとのことです
さらに、重度(変形性膝関節症でグレード3~4いわゆる末期の方達)の状態でも運動療法が効果的だったとの事です
運動はやり方を間違えたり、無理をしてしまうと逆に悪化する可能性もありますが、正しく行えれば痛みを弱くしたり生活を充実させる事ができるのです
今の時期、熱中症にも気を付けながら
適度に、痛みのない程度に
継続する事が一番大事なので
ご自身のペースで運動をしてみるのは
如何でしょうか!?
