ワイングラス

ワイングラス

オペラもシャンソンもポップスも、ジャンルを問わず心に響いた音楽をワイン片手に綴っていきたい。

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奥田晶子さんのブログによれば、来春の1月30日(金)に新宿ミノトール2で東京ライブが決定したそうである。ピアノ伴奏はクラシック畑出身のイケメン木須さん。目下準備を進めているとのこと。
シャンソンは、私は秋に聴くことが多いけれど、新春の気分も冷めやらぬ清々しい空気の中で聴くシャンソンもまた一味違ったものに聴けるのではと今から楽しみにしている。

詳細は奥田さんのホームページで。
http://homepage2.nifty.com/akiko_okuda/







昨夜、江古田のライブハウスでの奥田晶子のシャンソンを聴きに行った。青山の草月ホールでのコンサートからで私のファン歴は長い。パートナーと友人をお誘いしてステージの前に近いお席を確保してとりあえず軽いお酒で喉を潤す。シャンソンと言えばどちらかというと人生経験豊富なご年配がファンに多いようですが、晶子さんのコンサートには、お若い方も多くしかもインテリ風の方が多い。昨夜も右後ろでカメラを設置して、写真や動画などの撮影が行われるようで、記録されたものが形となって、ファンに届くのではないかと期待を抱かせる。
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ステージに現れた晶子さんは、黒地に赤の薔薇の模様のドレスをまとい、いつものことながら客席を華やかにさせる。笑顔も素敵でトークが始まるとみな彼女の世界に引き込まれていく。プログラムを見ると「王様の牢屋」が第二部で歌われる。草月ホールで聴いていっぺんに好きになった曲だ。前回のコンサートでリクエストしたのを覚えていて下さったのかしら、嬉しくなった。
彼女は作詞作曲をする。第一部には、友人のファンの方がご病気で、その彼女への歌「最愛の友へ」それから「お母さん」「南フランスへ」、社会派の歌もお好きで「涙」世界のどこかで 今も戦いが 深い傷を残して・・・、またカンツォ―ネも歌う。
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「想いでのマリッツア」を歌います。第一部のピアノ伴奏が始まる・・・
セーヌに佇んで ひとり目を閉じる そのせせらぎに 故郷を想う・・・「魅惑のワルツ」・・・・「百万本のバラ」と続き「悲しみのベニス」この曲もメロディーが素敵だ。
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第二部は、「想いでのサントロぺ」「逢いびき」「リヨン駅」今日もまた パリは雨ね この雨には泣かされるわ 今日限りで パリの街も しばらくはお別れよ 降り注ぐ太陽に 身を焦がしに 出かけるの 大好きな イタリアへ カリブ島やヴェニスへ・・・眼もくらむ海の青さ 吸い込まれる空の青さ・・・ 「ヒロシマ」「人々が言うように」「どんなふうに」「行かないで」「王様の牢屋」「黒いワシ」。第二部の彼女は黒いドレスに身を包み、時には羽根のショールを身体に巻き付け、美しい歌声で時には激しく時には話すように歌う。シャンソンの歌詞には、強烈なものもあってドキッとするけれど、パリの街並みや人々が歌声に重なると不思議に魅力的に聴こえる。
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最後に、せつないくらいに女の心を歌った「王様の牢屋」の歌詞を一部記しておきたい。草月ホールでのコンサートでブラボーブラボーと拍手が鳴りやまなかった曲である。彼女はこの曲を瞳に涙を滲ませながら情感豊かに歌った。

閉じ込められた 閉じ込められた
王様の牢屋の奥に Ah・・・
私は閉じ込められた Ah・・・
誰よりも 美しくなりたくて
光り輝くダイヤを 盗んだからなの
私の愛しい あの人のために

暗い牢屋の中で 私は貴方からの手紙を
くり返し くり返し 読んでいる
あの頃 貴方は 本当に私を愛してくれた
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$ワイングラス まだファンのみしか観ることの出来ないDVDですが、しかもはじめてのDVDで、とても貴重な一枚になりそうな予感がします。
収録曲は、18歳の彼、魅惑のワルツ、愛のくらし、ふるさとの山、考える暇もなく時は過ぎてゆく、悲しみのベニス、バンクーバー、哀しみのソレアード、マイ・ウエイ、水に流して、逢いびき、ドミノ、リリー・マルレーン、朝の食事、枯葉、行かないで、恋人たちの死、時の流れに、群衆、黒いワシ、ボンボヤ―ジュ、雪が降る。
昨年11月、ライブハウス南青山マンダラで行われたコンサートを収録したもので、彼女の繊細でしかもドラマティックな表現がとても魅力的。