先日、リビングで長男と話していると、「受験で合格するためには何が必要か?」という話になりました。


 浪人中の長男は、学校や予備校で習ったことやこれまでの受験を踏まえて、私も、遠い昔に大学院まで受験した経験や国家試験を受験した経験を踏まえて、お互いに意見を述べたところ、次のような感じになりました。


①どんなに偏差値が高くても、受験に絶対はない。

 普段の勉強は合格の確率を上げるためのものと心得えよ。


②正しい努力(勉強)をしなければ合格の確率は上がらない。

 そのためにも、正しい勉強方法を早く見つけなければいけない。


③暗記だけでは合格できない。

 普段から、自分の頭で考える勉強を心がけよ。


④受験は全科目の総得点で決まる。  

 1科目の出来不出来で一喜一憂せず、終わった科目のことは忘れて、次の科目に臨むこと。


⑤自信がなくても「絶対、○○大に合格する。」と普段から口に出して言う。

 

なんか、受験の心得五箇条みたいな感じになってしまいました(笑)が、特に印象に残っている会話は、②と③です。


「正しい勉強方法って言うけど、それを見つけるのが大変なんだよね。今通ってる予備校でもはっきり教えてくれないし。」


「そうだよね~。人それぞれ違うしね。」


「多分、開成とか行ってるやつは、それを見つけるのがうまいんだよ。」


「そうなんだろな。。。」


「あと、自分の頭で考えるっていうのは大事だよね。✕✕✕✕程度(大学名が入りますが割愛します。)の私文※なら暗記だけで通用するかもしれないけど、理系は、絶対、暗記だけじゃ通用しないよ。」


※長男は、私立大学の文系のことを「私文」と言っていました。


「俺が、何度も落ちた○○試験(某国家試験)もそうだったよ。暗記メインの勉強をして2回目受けたら、落ちたけど良い成績だったんだよ。それで、暗記だけで通用すると思い込んじゃった。それから後は、受けるたびに成績が下がる一方。。。考える勉強にシフトするのに6年もかかった。。。」


「そうなんだ。。。」


「当時の学校の試験や受験も良くなったと思うよ。暗記重視の詰め込み型の勉強でなんとかなっちゃったから。」


「その傾向は、今でもあまり変わってないかもね。。。」


「今でも思い出すことがあるよ。最後に○○試験を受けたときの問題は、今まで誰も見たことも考えたこともない問題だった。きっと、暗記だけの勉強をしていたら解けなかった。。。ある意味、暗記だけの勉強って楽なんだよ。ただ覚えればいいんだから。でも、考える力がないと実務では通用しないんだよね。」


「もちろん、暗記も必要だよね。英語なんか、はっきり言って暗記科目だし。」


「そりゃそうだよね~。最低限の知識がないと考えることもできないしね。」


こんな話を長男としていたら、私も何かに挑戦したくなりました。


また、簿記1級でも目指そうかしら。。。(相当ハードルが高いですが。笑)