長男が通っていた中学では、中学生でも成績があまりに悪いと留年する制度がありました。


初めてそれを知ったときは、義務教育なのに少々驚きました。。。


また、試験中にカンニングしたことがバレると無期停学という、厳しいペナルティーを科されました。


長男が中3のときの話ですが、留年したため同級生になった男子生徒がいました。


仮に張くんとします。


張くんは中国籍ですが、日本語はもちろん何不自由なく話せます。


ところが成績は極端に悪く、そのため留年してしまい、本来一学年上なのに長男と同級生になりました。


以下、一昨日の夕飯のときに話題に上がった、張くんにまつわる長男との会話です。


「張くんと話したことあるの?」


「もちろんあるよ。」


「やっぱり、張くんには敬語を使ったの?」


「いや、普通にタメ口だけど、逆に敬語は失礼じゃない?でも、クラスメイトからは、先輩、先輩って呼ばれて愛されてたよ。」


「まあ、そうだよね。俺も大学時代の同期には、相手が浪人しててもタメ口だったな。。。今、張くんはどうしてるの?」


「親が超金持ちだから、○○大の医学部(偏差値が低いけど、ものすごく学費が高い医学部)受けたけど落ちたから浪人してる。」


「そうなんだ~。」


「先輩、中3のときにカンニングしたんだけどさ、カンニングペーパーが間違ってたから、赤点になったんだよ(笑)」


「どこまでバカなんだよ(笑)」


「それで、先輩がカンニングしたことを先生にチクッた奴がいたんだけど、先輩の成績が悪すぎたから、カンニングしたことがバレずにすんだんだって(笑)」


「それはラッキーだったな〜バレたら停学だもんな(笑)」


「学年1位だった○○君が、試験中に良く先輩と目が合うって言ってたよ(笑)」


「へー、○○君の答案をカンニングしようとしてたのかな?○○君は、先輩のことを訴えたの?」


「いや、彼はそんな奴じゃないよ。それに、目が合っただけでカンニングした証拠もないからね。。。だいたいカンニングって、人の答案見たからバレるなんてほとんどないよ。」


すると、私たちの話を聞いていた中2の次男が、口を挟んできました。


「うちのクラスにも、カンニングがバレて停学になった奴いるよ。」


私「へー何のテストで?」


「英語の小テスト。」


私「なんで、そんなテストで?どうせなら、中間とか期末でやれば良かったのに。」


「その小テスト、赤点だと追試があるんだよ。」


私「あ~なるほど。。。でもなんでカンニングなんてするのかな?それで成績が良くても嬉しくないだろうに。。。」


長男「親のプレッシャーがすごいんじゃないの。」


私「なるほどね。。。」


いずれにしても、カンニングの代償はかなり重いようです。。。