妊娠中、糖尿病と肝内胆汁うっ滞症と一緒に生きている話

今日は、少し重たい話を書こうと思います。
読む人によっては、暗いなと感じるかもしれません。

でも今の私は、
「前向きに頑張っています!」
と胸を張って言える状態ではなくて。

それでも毎日を必死に生きていて、
同じように悩んでいる誰かが、
もしこの文章を読んで
「私だけじゃないんだ」と思ってくれたら、
それだけで書く意味があると思いました。

妊娠糖尿病と診断されてから、生活は一変した

妊娠糖尿病と診断されてから、
私の毎日は「管理」に支配されるようになりました。

1日6分割食
インスリン注射を1日3回
血糖値測定を1日4回

血糖値測定は、指先に針を刺して血を出します。
毎回、少しだけチクッと痛い。

最初は「そのくらい大したことない」と思っていました。
でもそれが、毎日、毎日、何週間も続くと、
気持ちがすり減っていくのを感じます。

食事のたびに
「これで血糖上がらないかな」
「量、多かったかな」
「今動いたほうがいい?」
と、頭の中は常に数字でいっぱい。

妊娠中って、
もっと「赤ちゃんの服どうしよう」とか
「ベビーグッズ何買おう」とか
そんなことを考える時間があると思っていました。

でも現実は、
食事、注射、測定、数値
その繰り返し。

「食べたいものを我慢する」ことより、
常に自分が管理対象になっている感覚が、
想像以上にしんどかったです。

さらに追い打ちをかけた、妊娠性肝内胆汁うっ滞症

そんな中で、もう一つ診断されたのが
妊娠性肝内胆汁うっ滞症(ICP)でした。


この病気を一言で言うなら、
とにかく、痒い😭
それも、ただの痒さじゃありません。

夜になると特にひどくて、
手のひら、足の裏、腕、脚、背中、
身体のあちこちがムズムズして、
どうしても眠れなくなります。

かくと悪化するから、我慢する。
でも我慢しても痒い。
冷やしても、温めても、体勢を変えても、
完全にはおさまらない。

眠れない夜が続くと、
体だけじゃなく、心も削られていきます。

「また今日もか」
「いつまで続くんだろう」
「これ、本当に終わるの?」

ひどい日は、
何もしていないのに涙が出てきて、
心が折れそうになります。

数値が示す現実と、通院の日々

肝臓の数値、ASTは500超え。
週2回病院に通って注射を打ち、
週1回は血液検査。

最近は、黄疸も出てきてしまいました。

鏡を見て
「あ、白目が少し黄色い」
と気づいたとき、
正直、怖くなりました。

治療は
ウルソ
キョウミノ注射
痒み止め
塗り薬

それでも、
劇的によくなるわけではありません。

「少しマシかな」
「今日はまだ耐えられるかも」
そんな日を積み重ねながら、
なんとか日常生活を送っています。

あと1ヶ月。
ただそれだけを目標に、
毎日指折り数えて過ごしています。

セミオープンシステムを使って思ったこと

今回はセミオープンシステムを利用しました。

かかりつけと大きな病院を行き来する形で、
最初は「これで十分だろう」と思っていました。

でも今になって思うのは、
最初から大きな病院に行けばよかったということ。

遠いし、待ち時間も長い。
正直、めんどくさい。

でも、
妊娠糖尿病やICPのように
専門的な管理が必要な病気は、
早く専門医にかかることが本当に大事だと感じました。

もし次があるなら、
私は迷わず最初から
設備も経験もある病院を選ぶと思います。

まだ生まれていないのに、2人目のことを考えてしまう

間もなく39歳になる私。

まだ赤ちゃんは生まれていないのに、
頭の片隅では、もう2人目のことを考えています。

39歳までなら体外受精は6回。
40歳以降は3回。

数字で区切られる現実。

そしてまた、
この妊娠糖尿病と
妊娠性肝内胆汁うっ滞症を
もう一度経験するのかと思うと、
正直、怖くなります。

仕事をしながら、
つわりに耐えて、
注射をして、
血糖を測って、
痒みに耐えて。

本当に、できる?

「頑張ればできるよ」
そんな言葉を
素直に受け取れない自分がいます。

旦那は気楽でいいな、と思ってしまう日もある

旦那は悪くない。
協力してくれているのも分かっています。

それでも、
やっぱり気楽でいいなと思ってしまう瞬間があります。

今のタイミングで
友達を2泊家に泊めることになって、
少しモヤモヤしました。

1LDKの家。逃げ場がない空間。
「疲れてるから嫌」と言えばいいのかもしれない。
でもそれを言う気力すら、残っていない日もあります。

しんどい気持ちを説明するのも、
だんだん疲れてしまって。


今日は色々書いてしまいました、ごめんなさい😭