おはようございます😊

朝からいいお天気です

しばらくは夏日が続くようですね


それではつづきをどうぞ



         終わりへのカウントダウン⑥




考えればそうだ。



もう随分前からあなたはわたしの声にただ応えていただけなんだから。




嬉しいはずのあなたとの会話を続ければ続けるほど、わたしの心は空虚になって行く。




あなたのくれる言葉がわたしの心を素通りして行く。





その日の夕方、


「圭さん必死に我慢中。」



返信は午後八時、


「何を?」


「逢いたい気持ち。」


「そう言うことか。確かに先の目標がないもんね。」



「でも今日、恵方巻き食べてちゃんと祈ったからいいんもん。」


「そっかぁ、今日はそう言う日だね。」


「うん。無言で祈ったよ。

恵方巻き始めて十年以上経つけど初めて子ども以外のこと祈っちゃたよ。」


「今日は節分だね。何か、子どもが小さい頃、家族和気あいあいで豆まきして、俺があんまり大きな声出すから皆が恥ずかしがって…あの頃が懐かしい。

それに比べて今のこの孤独感…。」


「圭さんにはわたしがいるじゃん。」



「何か俺のことで祈ってくれたのかな?ちなみに十年以上やって効き目はあったの?」


「いつだって、願いは叶ってるよ。

ちゃんと圭さんとのこと祈ったから大丈夫。」


「じゃあ、その力に任せよう。」