おはようございます😊
何だかはっきりしないお天気です
今日は愛犬とのんびり過ごします
それではつづきをどうぞ
終わりへのカウントダウン⑰
お店を出た二人は駅へと向かう。
あなたの手がわたしの腰を包む。
結局、ビールとハイボールを二杯ずつ飲んだあなた。
回した手が愛なのか酔いなのか分からない。
分からないけれど、そのことがわたしをほんの少しだけ救ってくれた。
駅の改札に着くとあなたはいつものようにわたしを引き寄せると、軽く唇を寄せて来る。
「圭さん…。」
思わずあなたの名前を呼ぶわたし。
満たされなかった欲望とどうしようもない切なさが交差する。
「またね。気を付けて。」
笑みを滲ませあなたが言う。
何となく、もう逢えない気がした。
後ろ髪を引かれながら改札を抜けるわたし。
恐る恐る振り返ると、いつものようにそこにあなたはいてくれた。