おはようございます😊

気持ちのいい朝です

今日も筋トレ頑張ります💪🏻


それではつづきをどうぞ





       終わりへのカウントダウン㉝




「どうしたの?責め立てられて嫌になっちゃった?」



「…。」



「口から出さないと。」



「…。」



「口から出さないと小説家になれないよ。」



「…とにかく好きなんだからしょうがない。」



それがわたしの全てだ。



「えっ、いきなり強引に来たね。」



「だって、好きなんだからしょうがない。

そう想っちゃうんだからしょうがない。」



苦笑しながらあなたは、


「まぁそれは有り難い話だけど…。

これは妄想入っちゃうけど、俺のところにもし来てくれたとしてもひと月くらいで家に帰っちゃうって思うんだ。」



「わたしが?何で?」



「だって、俺の本当の姿なんてまだ20%くらいだよ。

もっともっと悪いところがあるから直ぐ嫌になって帰っちゃうよ。」



「だって帰るところなんてないじゃん。」



「…。それと家族だからって…。」



「だからそれは…。」



「そう言うのは嫌だ。」



「大丈夫だって。わたしを信じて。」



「いや、そんなことはない。」



「そんなことあるよ。」



「そんな単純なことじゃない。」



「単純だよ。複雑からぐるっと回って単純になるんだよ。」



少しだけ笑顔の戻ったあなたは、テーブルの上のお豆腐を見て、


「次に塩か、いやお醤油にしちゃうか?」



と、さっきの説明を無視しようとする。



「あー駄目じゃん。言われた通りにしないと。」



とややふざけて言うと、


「だけど思うに、ここのお店の人、料理のことよく分かってないよ。

この料理はこう食べて欲しいとか…だって、さっきの牛すじの煮込みだってまだスープが残っているのに「下げていいですか」って聞いたでしょう?

面倒くさいから「いい」って答えたけど、普通、煮込みなんだからスープを味わうんじゃないの?」



わたしも「あー下げるんだ」って思ったよ。



「そうでしょう。分かってないよ。」



「愛がないねぇ。」



「違うよビジネスだよ。」



「愛だよ愛。お店と料理に対する愛たよ。」



「ビジネスと目的意識。」



「愛を以って生きて行きましょう。」



「何?」



「大丈夫、大丈夫。任せておいて。

棄てたりしないから。」



「いや、信用出来ない。」



「こんなに圭さんを好きなわたしを疑うの?」



「いや、普通だと思うよ。多分、俺でなくてもそう思うよ。俺は騙されない。」




「…。」